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生理でつらい女性にどう声をかけるべき? 悩む男性へ、医師のアドバイスは…

By - grape編集部  公開:  更新:

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WHAオープニング

※写真はイメージ

多様な価値観が尊重されるようになり、人生の選択肢が増えている現代。

あえて結婚をしないなど、どんな人生を送りたいかは人それぞれでしょう。

自分らしい人生を送るためにも、心身の健康と向き合うことが大切です。

男性も女性も考えたい『SRHRとライフプラン』

女性の健康推進の必要性と課題について考える、ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会主催のイベント『わたしたちのヘルシー 〜⼼とからだの話をはじめよう in Mar.2025』が、2025年3月7日より配信。

『女性の健康週間(3月1~8日)』と『国際女性デー(3月8日)』に合わせて開催された、同イベントでは、女性の心と身体の健康に寄り添う医療ヘルスケアの専門家とゲストが、さまざまなテーマに関する悩みとその解消法について話し合いました!

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オープニングトークセッションでは『女性だけでなく男性も知っておきたい!SRHRとライフプランニング』をテーマに、『ウィメンズ・ヘルス・アクション』の共同代表を務める、産婦人科医の対馬ルリ子先生大須賀穣先生が登壇。

ゲストとして、フリーアナウンサー・タレントの阿部華也子さんが参加し、MCを島田彩夏アナウンサーが務めました。

Women’s Health Action オープニング

写真左から、対馬ルリ子医師、大須賀穣医師、阿部華也子さん、島田彩夏アナ

近年注目されている『SRHR』とは?

誰もが健やかに輝き続ける社会のために、日本を含めて世界ではさまざまな動きが起こっています。

その1つが、2023年の『G7広島サミット』で推進が約束された、性と生殖に関する健康と権利『SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)※1』です。

『SRHR』とは、誰もが年齢や性別に左右されずに適切な情報を得られ、自分の身体のことを自分自身で自由に決める権利のこと。一人ひとりのセクシュアリティやアイデンティティなどに関わる重要な考え方だといいます。

Women’s Health Action オープニング

「結婚をするのか、しないのか、子供を持つか持たないか…など、自分の将来のライフプランを、一人ひとりが人生の主人公として決めていく。それに対して専門家や国家がサポートしていくことが大切という考え方です」と説明した、対馬先生。

家族や社会の目を気にして、自分らしい生き方を諦めたり、1人で抱え込んだりしている人もいるかもしれません。

『自分の人生は自分で決めていい』という考え方のもと、家族やパートナーと一緒に将来のライフプランを検討していくことが大切といえそうです。

生理がつらくて困っている人がいたら、どう声をかけたらいいの?

特に月経(生理)や更年期の症状がある女性は、学業や仕事といった人生設計を考えた時に、身体の不調との付き合い方に悩むことがあるかもしれません。

こうした問題は人生の大事なライフイベントに関わってくるため、生理痛など※2の仕組みを理解して、婦人科に相談するなど、正しいケアを知ることが大切です。

対馬先生によると、2024年の1年間では生理に関する相談が数多く寄せられたとのこと。

最近では、女性だけでなく男性からの相談も増えているそうで「生理がつらくて困っている人に、どうやって声をかけていいかが分からない」という悩みを持つ人がいるといいます。

大須賀先生は「まずは寄り添う気持ちが何より大事です。男性と女性の身体はとにかく違います。分からないからこそ、優しく寄り添うことが大切だと思います」と話していました。

Women’s Health Action オープニング

阿部さんは「私もそうなんですけど『生理の期間を悟られることがなんとなく恥ずかしい』という気持ちがある人は、多いように感じます」とコメント。

「つらそうにしている人には身体が温まる飲み物を渡すなど、普通に優しく接してもらえたら嬉しいと思いますね」と、話していました。

Women’s Health Action オープニング

産婦人科医に多く寄せられる『ピルの相談』

また、対馬先生は「ピルに関する相談も非常に多い」と語ります。

ピル※3には、月経困難症などの治療に用いられるものと、予期せぬ妊娠を避けるための避妊を目的に用いられるものなど、さまざまな種類があります。

日本では「ピルはよく分からないから怖い」といったイメージを持っている人が未だに多く、留学などで海外に行った際に、周囲の人がピルを使っていて初めて知る人もいるのだとか。

こうした人たちに対し「ピルを飲んで月経痛を軽減したり、排卵を遅らせることは決して悪いことではないんですよ」と伝えた、対馬先生。

「分からないと自分で使ってみようという気持ちにならないと思います。ぜひ、知るところから、始めてほしいなと思います」と、話しました。

Women’s Health Action オープニング

婦人科に行く第一歩『ユースクリニック』

ピルを処方してもらうためには、婦人科を受診する必要があるため、特に若い世代の人にとっては金銭面などでハードルの高さを感じるかもしれません。

そういった若い人が受診しやすいように『ユースクリニック』という、25歳以下の人に向けた取り組みもあるのだとか。

産婦人科医や助産師などが活動しているもののほか、自治体主導のものもあり、全国各地に約60か所できているそうです。

Women’s Health Action オープニング

ユースクリニックの特徴は、予約をせずに利用でき、生理や身体の不調について、無料もしくは安価で相談を受けることができる点。

もともと海外で広がっている取り組みですが、日本女性財団でも、フェムシップドクターが各地でユースクリニックを設立していく取り組みを行っており、事例が増えてきています。

Women’s Health Action オープニング

左上:沖縄県「美ら海クリニック」産婦人科医 深津真弓先生
右上:愛知県名古屋市「街角保健室 ケアリングカフェ」産婦人科医 丹羽咲江先生
左下:愛知県名古屋市「#栄でチルする?」(名古屋市の事業)産婦人科医 伊藤可奈子先生
右下:東京都「まつしま病院 KuKuNa」(病院の事業)産婦人科医 星野裕子先生

ユースクリニックについて「聞いたことはあるけど実態までは知らなかった」という、阿部さん。

「女性の身体の問題は、自費診療なのか保険適用なのかを判断しにくい部分があって…。病院に行くのに一歩踏み出せない人にとって、相談しやすい環境が整ってきているのはいいことだなと思いました」と話していました。

Women’s Health Action オープニング

ユースクリニックなどをきっかけに、婦人科に行きやすくなる人もいるでしょう。

大須賀先生は「婦人科にかかる第一歩を後押しするのにすごく重要だと思います」と話し、それぞれの年代に合った悩みや、ライフプランに合わせたアドバイスをしてくれる『かかりつけ医』の大切さを伝えました。

Women’s Health Action オープニング

最後に、視聴者に向けて「『知る』ということは大事です。婦人科を受診しやすくなるように社会も変わってきているので、若い人もどんどん発言してほしいです」と伝えた、対馬先生。

一人ひとりが正しい知識を持ち、その気付きを周囲に広げていくことが、誰もが生き生きと輝ける社会への第一歩になるのではないでしょうか。

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Women’s Health Action オープニング

【セット内容】

・科研製薬株式会社 『汗と生活を考える情報マガジン「sweæt」』、『多汗症を知る冊子』
・ゼリア新薬工業株式会社 『知っておきたい鉄欠乏性貧血のこと』、『鉄欠乏性貧血_冊子_産婦人科編』
・日本ナットウキナーゼ協会 『JNKAマークを取得した確かな品質の商品を厳選してお届け』
・久光製薬株式会社 『マンガでわかる これってもしかして、更年期!?』
・富士製薬工業株式会社 『女性のための健康支援アプリ「LiLuLa(リルラ)」付箋・チラシ』、『カラダCAMPUS』、『ご存じですか?更年期との上手なつきあい方。』
・ロート製薬株式会社 『セルアライブ PQQ配合サプリメントN』

さらに、当選者の中から1名様に阿部華也子さんのサイン入りチェキをプレゼント!

Women’s Health Action オープニング

※チェキ画像は一部ぼかしが入っておりますが、実際のものにぼかしはありません

応募期間は2025年3月7日~4月30日です。

興味のある人は、ぜひ参加してみてください!

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※1 現代女性の健康問題 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※2 みんな悩んでる月経のトラブル | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
※3 生理痛(月経痛) | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修

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