スリムなバービー人形がぽっちゃりに! 美しさの定義を今一度問いかける By - grape編集部 公開:2016-11-19 更新:2016-11-19 モデル Share Post LINE はてな コメント 出典:barbie 世界中で人気のある『バービー人形』には、世界で活躍している実際の女性をモデルにしてたコレクションがあります。 そこに2016年に新たに加わった人形がこちら。 Barbieさん(@barbie)が投稿した写真 – 2016 11月 14 4:39午後 PST モデルとなっているのは、ファッションモデルとして活躍しているアシュリー・グラハム。 A S H L E Y G R A H A Mさん(@theashleygraham)が投稿した写真 – 2016 10月 25 11:51午前 PDT 彼女がモデルとなった理由、そして彼女のコメントが話題を呼んでいます。 人気雑誌で初の表紙を飾る 彼女の名前が広く知られるようになったきっかけは、アメリカで最も有名なスポーツ週刊誌『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾ったことでした。 モデルにとって、同雑誌の表紙を飾ることは、最もセクシーで、人気があることの証明でもあり、とても名誉なことです。 ただし、彼女を有名にした理由は雑誌のネームバリューだけではなく、彼女の体型にありました。 Sports Illustrated Swimsuitさん(@si_swimsuit)が投稿した写真 – 2016 2月 13 9:43午後 PST モデルとしては肉付きの良い彼女は、『プラスサイズモデル』として初めて同雑誌の表紙を飾ったモデルなのです。 しかし、彼女は決して太っているわけではありません。 A S H L E Y G R A H A Mさん(@theashleygraham)が投稿した写真 – 2014 11月 4 6:20午前 PST 体を動かすことが好きな彼女はジムに通い、メリハリある体型を維持しています。 また、彼女が好む服装は、体のラインがよく見えるものが多く、自分の体型を隠そうとはしていません。 A S H L E Y G R A H A Mさん(@theashleygraham)が投稿した写真 – 2016 9月 28 12:24午後 PDT 彼女自身、この体型を「自分らしさ」と捉え、ポジティブに受け止めているのが伝わってきます。 モデル業界にとって貴重な存在 バービー人形をつくる『マテル社』は、彼女をモデルにした理由をこう語っています。 「ファッション業界で体型をポジティブに捉えるためにメッセージを広げ、自分を受け入れることの大切さや女性の社会進出に貢献をした」 『痩せていること』が当たり前だったモデル業界で、太めであってもモデルとして成功を収めている彼女の存在は、美しさの定義を良い意味で変えた貴重な存在です。 彼女の意見を反映した『リアル』な人形 スリムな体型が一般的なバービー人形ですが、彼女をモデルにしたものは違います。 彼女の意見を反映し「太ももの間に隙間がない」といった、より『リアル』なバービー人形なのです。 彼女も出来に満足しているようで… 「お腹も丸くて、腰回りも丸い。全部丸い!やったー!」 と大喜びしたのだそう。 A S H L E Y G R A H A Mさん(@theashleygraham)が投稿した写真 – 2016 11月 1 6:59午前 PDT また、彼女はこうも語っています。 美しさに対する考えを、みんなで変えていきましょう。そして、より寛容な世界にしていかなければなりません。 バービー人形がここまで進化したことに感激したと共に、活躍している女性を称えているのも嬉しい限りです。 人形という形で永遠に残り続けることができ、光栄です。 「痩せている体型のほうが美しい」そのイメージは、多くの人が抱えていると思います。 だからこそ、彼女は「美しさの基準は一つではない」そして「誰もが自分の体型を受け入れやすい社会をつくること」ということを伝えたいのではないでしょうか。 快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。 ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。 出典 theashleygraham/barbie Share Post LINE はてな コメント
世界中で人気のある『バービー人形』には、世界で活躍している実際の女性をモデルにしてたコレクションがあります。
そこに2016年に新たに加わった人形がこちら。
モデルとなっているのは、ファッションモデルとして活躍しているアシュリー・グラハム。
彼女がモデルとなった理由、そして彼女のコメントが話題を呼んでいます。
人気雑誌で初の表紙を飾る
彼女の名前が広く知られるようになったきっかけは、アメリカで最も有名なスポーツ週刊誌『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾ったことでした。
モデルにとって、同雑誌の表紙を飾ることは、最もセクシーで、人気があることの証明でもあり、とても名誉なことです。
ただし、彼女を有名にした理由は雑誌のネームバリューだけではなく、彼女の体型にありました。
モデルとしては肉付きの良い彼女は、『プラスサイズモデル』として初めて同雑誌の表紙を飾ったモデルなのです。
しかし、彼女は決して太っているわけではありません。
体を動かすことが好きな彼女はジムに通い、メリハリある体型を維持しています。
また、彼女が好む服装は、体のラインがよく見えるものが多く、自分の体型を隠そうとはしていません。
彼女自身、この体型を「自分らしさ」と捉え、ポジティブに受け止めているのが伝わってきます。
モデル業界にとって貴重な存在
バービー人形をつくる『マテル社』は、彼女をモデルにした理由をこう語っています。
「ファッション業界で体型をポジティブに捉えるためにメッセージを広げ、自分を受け入れることの大切さや女性の社会進出に貢献をした」
『痩せていること』が当たり前だったモデル業界で、太めであってもモデルとして成功を収めている彼女の存在は、美しさの定義を良い意味で変えた貴重な存在です。
彼女の意見を反映した『リアル』な人形
スリムな体型が一般的なバービー人形ですが、彼女をモデルにしたものは違います。
彼女の意見を反映し「太ももの間に隙間がない」といった、より『リアル』なバービー人形なのです。
彼女も出来に満足しているようで…
「お腹も丸くて、腰回りも丸い。全部丸い!やったー!」
と大喜びしたのだそう。
また、彼女はこうも語っています。
美しさに対する考えを、みんなで変えていきましょう。そして、より寛容な世界にしていかなければなりません。
バービー人形がここまで進化したことに感激したと共に、活躍している女性を称えているのも嬉しい限りです。
人形という形で永遠に残り続けることができ、光栄です。
「痩せている体型のほうが美しい」そのイメージは、多くの人が抱えていると思います。
だからこそ、彼女は「美しさの基準は一つではない」そして「誰もが自分の体型を受け入れやすい社会をつくること」ということを伝えたいのではないでしょうか。