「めんどうだなって」西川貴教が本音をぽろり それでも筋トレをやめない理由 By - grape編集部 公開:2018-09-11 更新:2018-10-01 ニッポン放送ミュージカル西川貴教 Share Post LINE はてな 2018年12月17日から公演がスタートする、ブロードウェイミュージカル『サムシング・ロッテン!』でシェイクスピア役を演じる西川貴教さん。 前半のインタビューでは、舞台『サムシング・ロッテン!』での役どころや作品の魅力について熱く語っていただきました。 「とにかく歌いあげてほしいと」西川貴教が明かす『サムシング・ロッテン!』出演秘話 インタビューの後半では、西川貴教さんがミュージカルに挑戦し続ける理由や、ネット上で話題になっている筋トレについて質問をぶつけ、圧巻のパフォーマンスを生み出す原動力について探ってみました。 ミュージカルにあえてチャンレジする理由 ―西川さんがあえて負担が多いミュージカルを選んで、チャレンジし続けるモチベーションは何かあるのでしょうか。なぜこの道をあえていくのかと。 自分が現状に満足したくないというのもあるし、ギャラをいただいて勉強させてもらっている、奨学金みたいなものなので。だからこそ、求められているものを返せないとだめなんです。 それによって自分も成長することができるし。今の自分に満足していないからだと思うんですよね。 ―カッコいいですね。いい意味で欲深いというか。 ライブしかやらない、年の半分はLAに住んでて、みたいな生活にも憧れはあるんです。それも全然いいなと思う。だけど僕はそれだとあんまり満足できないんですよね。 だから色んなことやらせていただいて、いまも今年は舞台やって、イベントのオーガナイズやって、秋から始まる作品のアフレコやりながら、次の作品も、その間に曲をリリースして…。 大変だけど、いろいろな経験をしたからこそ見えてくる景色もある。倍の経験値とすべらない話はたくさんあります!(笑) よく定型文みたいな質問で「影響を受けたり、ご自身のアイドルだった人はいませんか」とか言われるんですけど、僕はいないんですよ。誰にも心酔しなかった。 この人のこの曲いいな、このライブいいなとかはあったけど、この人の全部が最高みたいなものってほとんどないです。それが影響しているのかもしれないですね。 だからなんでもやってみたい。その分払う代償もありますけど。この歳で恥もかきますし。 ―舞台に立っていると、お客さんによってその日の雰囲気って違うものですか。 全然違う!毎日違うし、昼夜でも違うし、地方はもっと違う。以前出演した舞台の地方公演で、広島とか新潟とかあまり行ったことのない場所でもやらせていただきましたけど、 もうお客さんが固い!カッチカチ。お客さんもあまり舞台になれていないのもありますからね。 やってやろうなんて思ったらあっという間に滑りますよ。ツルッツル。あっという間に表面張力ゼロ!(笑) ―長年ステージをやってきたからこそ、わかることもあると。 だからこそ、最終稽古場でやったことをやり続けることの大事さ。決まったことをひたすらやりたい。ライブはMCも動きも決めないでどんって始めたいけど。 舞台は演出家のいうことを100%演じ切りたいんですよね。 筋トレはパフォーマンス精度を上げるため ―ハードな筋トレによる身体づくりが話題になっていますね。やっぱり筋トレを始めて舞台に影響してきたことはありますか。 もともとは必要に駆られてライブのパフォーマンスの精度をあげるために始めたというか。ライブに来ているファンの方は知っていて、身体をつくってることは不思議じゃなかった。それがたまたまあまり見聞きしてなかった人が何それってなって、今に至っている感じなので。 けっこう、僕の周りだとヒップホップだろうがロックだろうが、当たり前にやってる。僕みたいのがやっているから、後輩もみんなやらなきゃみたいになっているのかもしれないですね。(笑) 楽はしたいですよ。僕の場合、本当に必要のためにやっているので、朝起きてめんどくさいな、行きたくないなと思うけど、行っているうちにこうなっちゃった。 でもフェスや限られた30~40分のステージの中で、当日出演している人達の中で一番印象に残らないとだめなんですよ。 帰りのバスや電車で歩いている中で会話して、一番名前が挙がらないとだめ。そういうときにへばってたらだめ。だからやっぱり続けていると成果がでるので、それが原動力になってますよね。 新しい分野にも臆せず、ストイックに挑戦をし続ける西川貴教さん。2018年9月22日~24日の3連休には、自身が発起人となりスタートした、西日本最大級の野外ロック・フェスティバル『イナズマロックフェス』が開催されました。 琵琶湖の保全を目的に2009年から毎年開催されている『イナズマロックフェス』は今年で開催10年。 『UVERworld』『欅坂46』『超特急』『ENDRECHERI(堂本剛)』『LUNA SEA』など豪華アーティストが多数登場し、人気お笑い芸人や新人アーティストのライブも行われ、大いに盛り上がりました。 『イナズマロックフェス』 いつでもパワフルで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる西川貴教さん。その裏にはファンや観客を喜ばせたいという想いに支えられた、努力の積み重ねがあったんですね。 これからもどんな活躍を見せてくれるのか、ますます目が離せません! 『サムシング・ロッテン!』 【東京公演】 日程:2018年12月17日(月)~12月30日(日)全19公演 ※12月24日(月・祝)ニッポン放送スペシャルデー(ニッポン放送スペシャルデー チケット受付はこちら) ※12月20日(木)・25日(火)は休演 会場:東京国際フォーラム ホールC(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5-1) 【大阪公演】 日程:2019年1月11日(金)~1月14日(月・祝)全6公演 会場:オリックス劇場(〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-14-15) チケット情報 2018年9月8日(土)一般券発売開始 『イナズマロックフェス』 日程:2018年9月22日(土)~9月24日(月) 会場:滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場 チケット:一般券発売中 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
2018年12月17日から公演がスタートする、ブロードウェイミュージカル『サムシング・ロッテン!』でシェイクスピア役を演じる西川貴教さん。
前半のインタビューでは、舞台『サムシング・ロッテン!』での役どころや作品の魅力について熱く語っていただきました。
「とにかく歌いあげてほしいと」西川貴教が明かす『サムシング・ロッテン!』出演秘話
インタビューの後半では、西川貴教さんがミュージカルに挑戦し続ける理由や、ネット上で話題になっている筋トレについて質問をぶつけ、圧巻のパフォーマンスを生み出す原動力について探ってみました。
ミュージカルにあえてチャンレジする理由
―西川さんがあえて負担が多いミュージカルを選んで、チャレンジし続けるモチベーションは何かあるのでしょうか。なぜこの道をあえていくのかと。
自分が現状に満足したくないというのもあるし、ギャラをいただいて勉強させてもらっている、奨学金みたいなものなので。だからこそ、求められているものを返せないとだめなんです。
それによって自分も成長することができるし。今の自分に満足していないからだと思うんですよね。
―カッコいいですね。いい意味で欲深いというか。
ライブしかやらない、年の半分はLAに住んでて、みたいな生活にも憧れはあるんです。それも全然いいなと思う。だけど僕はそれだとあんまり満足できないんですよね。
だから色んなことやらせていただいて、いまも今年は舞台やって、イベントのオーガナイズやって、秋から始まる作品のアフレコやりながら、次の作品も、その間に曲をリリースして…。
大変だけど、いろいろな経験をしたからこそ見えてくる景色もある。倍の経験値とすべらない話はたくさんあります!(笑)
よく定型文みたいな質問で「影響を受けたり、ご自身のアイドルだった人はいませんか」とか言われるんですけど、僕はいないんですよ。誰にも心酔しなかった。
この人のこの曲いいな、このライブいいなとかはあったけど、この人の全部が最高みたいなものってほとんどないです。それが影響しているのかもしれないですね。
だからなんでもやってみたい。その分払う代償もありますけど。この歳で恥もかきますし。
―舞台に立っていると、お客さんによってその日の雰囲気って違うものですか。
全然違う!毎日違うし、昼夜でも違うし、地方はもっと違う。以前出演した舞台の地方公演で、広島とか新潟とかあまり行ったことのない場所でもやらせていただきましたけど、 もうお客さんが固い!カッチカチ。お客さんもあまり舞台になれていないのもありますからね。
やってやろうなんて思ったらあっという間に滑りますよ。ツルッツル。あっという間に表面張力ゼロ!(笑)
―長年ステージをやってきたからこそ、わかることもあると。
だからこそ、最終稽古場でやったことをやり続けることの大事さ。決まったことをひたすらやりたい。ライブはMCも動きも決めないでどんって始めたいけど。
舞台は演出家のいうことを100%演じ切りたいんですよね。
筋トレはパフォーマンス精度を上げるため
―ハードな筋トレによる身体づくりが話題になっていますね。やっぱり筋トレを始めて舞台に影響してきたことはありますか。
もともとは必要に駆られてライブのパフォーマンスの精度をあげるために始めたというか。ライブに来ているファンの方は知っていて、身体をつくってることは不思議じゃなかった。それがたまたまあまり見聞きしてなかった人が何それってなって、今に至っている感じなので。
けっこう、僕の周りだとヒップホップだろうがロックだろうが、当たり前にやってる。僕みたいのがやっているから、後輩もみんなやらなきゃみたいになっているのかもしれないですね。(笑)
楽はしたいですよ。僕の場合、本当に必要のためにやっているので、朝起きてめんどくさいな、行きたくないなと思うけど、行っているうちにこうなっちゃった。
でもフェスや限られた30~40分のステージの中で、当日出演している人達の中で一番印象に残らないとだめなんですよ。 帰りのバスや電車で歩いている中で会話して、一番名前が挙がらないとだめ。そういうときにへばってたらだめ。だからやっぱり続けていると成果がでるので、それが原動力になってますよね。
新しい分野にも臆せず、ストイックに挑戦をし続ける西川貴教さん。2018年9月22日~24日の3連休には、自身が発起人となりスタートした、西日本最大級の野外ロック・フェスティバル『イナズマロックフェス』が開催されました。
琵琶湖の保全を目的に2009年から毎年開催されている『イナズマロックフェス』は今年で開催10年。
『UVERworld』『欅坂46』『超特急』『ENDRECHERI(堂本剛)』『LUNA SEA』など豪華アーティストが多数登場し、人気お笑い芸人や新人アーティストのライブも行われ、大いに盛り上がりました。
『イナズマロックフェス』
いつでもパワフルで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる西川貴教さん。その裏にはファンや観客を喜ばせたいという想いに支えられた、努力の積み重ねがあったんですね。
これからもどんな活躍を見せてくれるのか、ますます目が離せません!
『サムシング・ロッテン!』
【東京公演】
日程:2018年12月17日(月)~12月30日(日)全19公演
※12月24日(月・祝)ニッポン放送スペシャルデー
(ニッポン放送スペシャルデー チケット受付はこちら)
※12月20日(木)・25日(火)は休演
会場:東京国際フォーラム ホールC
(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5-1)
【大阪公演】
日程:2019年1月11日(金)~1月14日(月・祝)全6公演
会場:オリックス劇場
(〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-14-15)
チケット情報
2018年9月8日(土)一般券発売開始
『イナズマロックフェス』
日程:2018年9月22日(土)~9月24日(月)
会場:滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場
チケット:一般券発売中
[文・構成/grape編集部]