吉岡秀隆の現在は? 『八つ墓村』や『男はつらいよ』に出演
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吉岡秀隆(よしおかひでたか)さんは、子役出身の俳優です。
思春期には山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズでバイクに乗る青年を演じたり、連続TVドラマに主演をしてヒットを飛ばしたりと、順調に大人の俳優として成長。
現在もTVに映画にと、俳優として幅広く活躍しています。そんな吉岡秀隆さんの出演作について詳しくご紹介します。
吉岡秀隆は『北の国から』で一気に知名度が上がった!
吉岡秀隆さんは、幼少のころから劇団に入団し、子役としてTVで活躍していました。
小学生の時に、田中邦衛さん主演の連続TVドラマ『北の国から』(フジテレビ系)に出演したことで、存在を知られ、お茶の間の人気者になりました。『北の国から』は、1981年に放送された、全24話の連続TVドラマです。
吉岡秀隆さんは、田中邦衛(たなかくにえ)さんの息子・黒板純役を務めました。純の妹・蛍役には、オーディションで脚本家・倉本聰(くらもとそう)さんに見初められた中嶋朋子(なかじまともこ)さんが選ばれました。
中嶋朋子さんも吉岡秀隆さんとともに『北の国から』をきっかけに、俳優として大成することになります。
『北の国から』のストーリーは、小さな兄妹が、電気もガスもない父親のふるさと、北海道・富良野で、周りの人に見守られながら、父親と親子の絆を深めていくという内容です。
北海道・富良野の大自然を舞台に展開する、熱い親子のドラマに、多くの視聴者が心を打たれました。また、北海道・富良野の美しい景色も話題になり、ドラマの人気はグッと高まったのです。
以降『北の国から』は何年かおきに、シリーズとしてスペシャルドラマが制作されるようになります。『北の国から』は、最後に放送された『2002遺言(前後編)』まで、22年間も続く人気シリーズとなりました。
『北の国から』というドラマを通し、視聴者は出演者とともに、吉岡秀隆さんと中嶋朋子さんが、実際に成長していく姿を見守りました。
吉岡秀隆さんは『北の国から』では多くの俳優と共演しています。
母親役のいしだあゆみさん、おば役の竹下景子さん。ほかにも岩城滉一(いわきこういち)さん、原田美枝子さん、地井武男さん、大滝秀治さんなど、名優と呼ばれている顔ぶれがズラリと並びます。
『北の国から』で純を演じるという環境の中で、確かな演技力を身につけていった吉岡秀隆さん。子役で終わらず成長を続ける吉岡秀隆さんの快進撃は、この後も続いていきます。
吉岡秀隆は人気ドラマ『Dr.コトー診療所』で主演
吉岡秀隆さんは、2003年、漫画原作の連続ドラマ『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)に出演。主人公の医師・五島健助(ごとうけんすけ)役を演じました。
『Dr.コトー診療所』は、離島にやってきた医師・五島が、診療を通して島の人々と交流し、彼らの信頼を得ていく、というストーリー。
五島を献身的に支える看護師・星野彩佳役には柴咲コウさん。ほかにも筧利夫(かけいとしお)さん、泉谷しげるさんなど、にぎやかなキャストがそろい、南国ムードたっぷりの離島を舞台に、命の尊さを説く、人情味あふれるドラマが展開しました。
『Dr.コトー診療所』も『北の国から』に続いて、シリーズ化されたドラマです。
2003年に全11回の放送を終えた後、2004年には、総集編とスペシャルドラマが放送されます。そして2006年には、新たに続編の連続ドラマ『Dr.コトー診療所2006』(フジテレビ系)の放送がスタート。
『Dr.コトー診療所2006』では、島に赴任してくる看護師・仲依ミナ役として蒼井優さんが新たにキャストに加わって、より華やかな出演陣となりました。
沖縄の本島、そして与那国島でロケが行われ、美しい風景とともに『Dr.コトー診療所2006』というドラマは、多くの人の胸に刻まれています。
吉岡秀隆が『八つ墓村』で再び金田一耕助を演じる
吉岡秀隆さんは、2018年に横溝正史氏原作のドラマ『悪魔が来りて笛を吹く』(NHK・BSプレミアム)で、探偵・金田一耕助役を熱演。
そして、2019年10月にはドラマ『八つ墓村』(NHK・BSプレミアム)で、再び、金田一耕助役を演じることになりました。
『八つ墓村』は、とある旧家・多治見家に起こる連続殺人事件を描く、ホラー・ミステリー。「次々と人が亡くなるのは、戦国時代に村人に殺された落武者のたたりではないか?」とウワサされる多治見家の、悲劇と因習の物語です。
おどろおどろしい空気に満ち、怪しい鍾乳洞で演じられる名シーンも登場します。
見どころいっぱいの『八つ墓村』は、横溝正史氏の小説の中でも、ドラマや映画で9回も映像化されている人気作。
1977年には渥美清さんが金田一耕助役を演じて、映画化されています。この映画『八つ墓村』には吉岡秀隆さんも出演。実は吉岡秀隆さんが映画デビューを飾った作品だったのです。吉岡秀隆さんにとって『八つ墓村』は、運命的な作品といえます。
吉岡秀隆はCMにも多数出演!
吉岡秀隆さんは、CMにも多数出演しています。出演してきたのは、『サントリー』のお酒・モルツビール・缶コーヒー。そしてドラッグストアの『サンドラッグ』や『ヤマサ醤油』の昆布つゆのCMなどです。
昆布つゆのCMでは、俳優の麻生久美子さんと共演しています。吉岡秀隆さんと麻生久美子さんは仲睦まじい夫婦という設定。
コミカルなほのぼのしたやりとりを演じ、短い尺の中でも、じんわり癒されるCMとして好評でした。
吉岡秀隆の現在は? 『男はつらいよ』にも出演
『北の国から』黒板純役で、名子役として有名になり、ドラマ視聴者に成長を見守られて来た吉岡秀隆さん。
主演ドラマは次々とシリーズ化され、映画やドラマの出演も続き、いまや年齢も40代後半に。大人となった現在も、順風満帆の俳優人生を歩んでいます。
2019年秋には出演ドラマ『八つ墓村』(NHK)が放送された吉岡秀隆さん。山田洋次監督の映画『男はつらいよ おかえり寅さん』も12月に公開されます。
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』予告映像
これからも注目を集める存在として、さまざまな役柄に取り組んでくれるでしょう。吉岡秀隆さんは、いつまでも活躍してほしい俳優ですね。
吉岡秀隆 プロフィール
生年月日:1970年8月12日
出身地:埼玉県
血液型:A型
身長:172cm
所属事務所:オフィスバウ
子役として活動中、1981年、ドラマ『北の国から』に出演。一気に知名度を上げる。人気シリーズとなった『北の国から』では22年間、同じ役を演じ続けた。『Dr.コトー診療所』をはじめ、TVや映画で俳優として出演を続け、現在も第一線で活躍している。
WOWOWドラマ『トクソウ』完成披露試写会(左から)河合勇人監督、吉岡秀隆、三浦友和、真飛聖 2014年
[文・構成/grape編集部]