あおい輝彦は元ジャニーズだった！ 『水戸黄門』の助さんなどで活躍 By - grape編集部 公開：2019-08-16 更新：2023-09-11 あおい輝彦ドラマ Share Post LINE はてな コメント 二枚目俳優として、さまざまなドラマや映画に出演してきた、あおい輝彦（てるひこ）さん。 『水戸黄門』の助さんや『あしたのジョー』の矢吹丈など、心に残る役柄が多く、たくさんのファンから支持されています。一方で、歌手としても活動し、数々の名曲を発表してきました。 ここでは、そんなあおい輝彦さんの過去の活動や出演作品、楽曲などをご紹介します。 あおい輝彦は俳優・歌手として多方面で活躍 あおい輝彦さんは、俳優として多くのTVドラマや映画に出演するかたわら、歌手活動やアニメの吹き替えなど、マルチに活躍するタレントです。 代表的な出演作品は、TVドラマ『冬の旅』（TBS系）や『赤ひげ』（NHK）、映画『犬神家の一族』など。『犬神家の一族』では、白いマスクを被った異様ないでたちで、青沼静馬と犬神佐清の２役を演じ、作品は大ヒットしました。 あおい輝彦は人気シリーズ『水戸黄門』に１２年間出演 あおい輝彦さんは、１９８８年から２０００年（第１８部～２８部）の１２年間、時代劇シリーズ『水戸黄門』（TBS系）に出演。『助さん』こと佐々木助三郎を演じていました。そのため、「あおい輝彦さんといえば助さん」という印象を持つ人も多いでしょう。 ドラマ水戸黄門は『黄門様』こと水戸光國公が、助さん格さんをお共に、身分を隠して世直し旅をする、人気シリーズ。あおい輝彦さん扮する助さんは、杉良太郎さん、里見浩太朗さんに続く三代目です。 助さんは、女好きなものの、剣術の腕は超一流というキャラクター。あおい版助さんは、格さん役の伊吹吾郎さんと息の合った立ち回りが魅力的で、多くのファンに支持されました。 ２０１１年に放送された『水戸黄門最終回スペシャル』には、あおい輝彦さんを始め、過去のレギュラー陣がゲスト出演。あおい輝彦さんは謎の侍役として、助さん時代と変わらない、カッコいい立ち回りを見せました。 シリーズ最終回に際してあおい輝彦さんは、格さん役の伊吹吾郎さんと室温の調節でケンカしていたことを明かし、１２年間関わったスタッフや共演者を「同じ団地に住む住人のよう」だったと語りました。 あおい輝彦さんが、いかに助さんという役柄に愛着を持って演じていたかが、よく分かりますね。 あおい輝彦はジャニーズ事務所・初代グループのメンバーだった！ ジャニーズ事務所といえば、多くの男性アイドルを抱える大手芸能事務所。このジャニーズ事務所の出発点となったグループが、あおい輝彦さんが所属していた『ジャニーズ』です。 真家ひろみさん、飯野おさみさん、あおい輝彦さん、中谷良さんの４人が選ばれ、１９６２年にジャニーズを結成。 『若い涙』でデビューし、１９６５年には『NHK紅白歌合戦』に出演を果たします。その後『涙くんさよなら』などの楽曲を発表。１９６７年に解散しました。 あおい輝彦は『あしたのジョー』の矢吹丈役の声優も あおい輝彦さんは、１９７０年から放送されたアニメ『あしたのジョー』（フジテレビ系）、１９８０年『あしたのジョー２』（日本テレビ系）で、主人公・矢吹丈の声優を務めていました。 『あしたのジョー』は、東京のドヤ街に流れてきた少年・矢吹丈（ジョー）が元ボクサー・丹下段平の目にとまったことから、紆余曲折を経てボクサーとしての才能を開花させていく物語。ボクシングアニメの金字塔として、いまでもたくさんの人から愛される作品です。ホセ・メンドーサと戦い抜いたジョーが白く燃え尽きるラストシーンは、作品のファンでなくとも知っているほど有名です。 作中では、暴力や流血といったハードな展開が頻繁に登場。あおい輝彦さんのすごみのある演技は、いまでもアニメファンから絶賛されています。 ２０１６年には、『あしたのジョー』を原案とする新作アニメ『メガロボクス』（TBS系）のブルーレイディスクボックスのCMで、ナレーションを担当。丹下段平の名セリフ「立て！立つんだ！ジョー！」を披露し、話題となりました。 あおい輝彦が歌う昭和のヒット曲 あおい輝彦さんは、歌手としても数々のヒット曲を発表しています。ソロデビュー後初めてのヒット曲となり、４１万枚を売り上げた『二人の世界』のほか、『あなただけを』『Hi-Hi-Hi（ハイハイハイ）』『センチメンタルカーニバル』などが代表的な楽曲。 また、ドラマ『３人家族』（TBS系）の主題歌で、あおい輝彦さんと瀬間千恵さんがデュエットした『二人だけ』も、ファンの間で支持されている１曲。しかし、楽曲のみのリリースはされていないようです。 ２０１６年には『GOLDEN☆BEST あおい輝彦 RCAイヤーズ』（ソニーミュージック）が発売されました。1stアルバム『二人の世界／あおい輝彦の青春』と2ndアルバム『恋人たちの海』がカップリングされていて、『あの素晴しい愛をもう一度』や『知床旅情』などの名曲が収められています。 あおい輝彦の現在・これから 近年のあおい輝彦さんは、舞台やコンサートといった活動が中心で、TVや映画での露出は少なくなっています。新潟県吉川町で、日本酒造りの趣味を楽しんだりしているようです。 芸能生活５０年を超え、６０周年も間近となったあおい輝彦さん。次はどのような姿をファンに見せてくれるか楽しみに待ちたいですね。今後のあおい輝彦さんの活躍に期待しましょう！ あおい輝彦 プロフィール 生年月日：１９４８年１月１０日 出身地：東京都 血液型：A型 身長：１７０㎝ 所属事務所：しまだプロ １９６２年、ジャニーズ事務所初のグループ『ジャニーズ』のメンバーとしてデビュー。熱狂的な人気を獲得する。１９６７年にグループを解散。以後、俳優、歌手として活動。代表作にTVドラマ『冬の旅』『赤ひげ』『水戸黄門シリーズ』、映画『犬神家の一族』、アニメ『あしたのジョー』、楽曲『二人の世界』、『Hi-Hi-Hi』などがある。 [文・構成／grape編集部] 出典 しまだプロダクション／サンケイスポーツ Share Post LINE はてな コメント
二枚目俳優として、さまざまなドラマや映画に出演してきた、あおい輝彦（てるひこ）さん。
『水戸黄門』の助さんや『あしたのジョー』の矢吹丈など、心に残る役柄が多く、たくさんのファンから支持されています。一方で、歌手としても活動し、数々の名曲を発表してきました。
ここでは、そんなあおい輝彦さんの過去の活動や出演作品、楽曲などをご紹介します。
あおい輝彦は俳優・歌手として多方面で活躍
あおい輝彦さんは、俳優として多くのTVドラマや映画に出演するかたわら、歌手活動やアニメの吹き替えなど、マルチに活躍するタレントです。
代表的な出演作品は、TVドラマ『冬の旅』（TBS系）や『赤ひげ』（NHK）、映画『犬神家の一族』など。『犬神家の一族』では、白いマスクを被った異様ないでたちで、青沼静馬と犬神佐清の２役を演じ、作品は大ヒットしました。
あおい輝彦は人気シリーズ『水戸黄門』に１２年間出演
あおい輝彦さんは、１９８８年から２０００年（第１８部～２８部）の１２年間、時代劇シリーズ『水戸黄門』（TBS系）に出演。『助さん』こと佐々木助三郎を演じていました。そのため、「あおい輝彦さんといえば助さん」という印象を持つ人も多いでしょう。
ドラマ水戸黄門は『黄門様』こと水戸光國公が、助さん格さんをお共に、身分を隠して世直し旅をする、人気シリーズ。あおい輝彦さん扮する助さんは、杉良太郎さん、里見浩太朗さんに続く三代目です。
助さんは、女好きなものの、剣術の腕は超一流というキャラクター。あおい版助さんは、格さん役の伊吹吾郎さんと息の合った立ち回りが魅力的で、多くのファンに支持されました。
２０１１年に放送された『水戸黄門最終回スペシャル』には、あおい輝彦さんを始め、過去のレギュラー陣がゲスト出演。あおい輝彦さんは謎の侍役として、助さん時代と変わらない、カッコいい立ち回りを見せました。
シリーズ最終回に際してあおい輝彦さんは、格さん役の伊吹吾郎さんと室温の調節でケンカしていたことを明かし、１２年間関わったスタッフや共演者を「同じ団地に住む住人のよう」だったと語りました。
あおい輝彦さんが、いかに助さんという役柄に愛着を持って演じていたかが、よく分かりますね。
あおい輝彦はジャニーズ事務所・初代グループのメンバーだった！
ジャニーズ事務所といえば、多くの男性アイドルを抱える大手芸能事務所。このジャニーズ事務所の出発点となったグループが、あおい輝彦さんが所属していた『ジャニーズ』です。
真家ひろみさん、飯野おさみさん、あおい輝彦さん、中谷良さんの４人が選ばれ、１９６２年にジャニーズを結成。
『若い涙』でデビューし、１９６５年には『NHK紅白歌合戦』に出演を果たします。その後『涙くんさよなら』などの楽曲を発表。１９６７年に解散しました。
あおい輝彦は『あしたのジョー』の矢吹丈役の声優も
あおい輝彦さんは、１９７０年から放送されたアニメ『あしたのジョー』（フジテレビ系）、１９８０年『あしたのジョー２』（日本テレビ系）で、主人公・矢吹丈の声優を務めていました。
『あしたのジョー』は、東京のドヤ街に流れてきた少年・矢吹丈（ジョー）が元ボクサー・丹下段平の目にとまったことから、紆余曲折を経てボクサーとしての才能を開花させていく物語。ボクシングアニメの金字塔として、いまでもたくさんの人から愛される作品です。ホセ・メンドーサと戦い抜いたジョーが白く燃え尽きるラストシーンは、作品のファンでなくとも知っているほど有名です。
作中では、暴力や流血といったハードな展開が頻繁に登場。あおい輝彦さんのすごみのある演技は、いまでもアニメファンから絶賛されています。
２０１６年には、『あしたのジョー』を原案とする新作アニメ『メガロボクス』（TBS系）のブルーレイディスクボックスのCMで、ナレーションを担当。丹下段平の名セリフ「立て！立つんだ！ジョー！」を披露し、話題となりました。
あおい輝彦が歌う昭和のヒット曲
あおい輝彦さんは、歌手としても数々のヒット曲を発表しています。ソロデビュー後初めてのヒット曲となり、４１万枚を売り上げた『二人の世界』のほか、『あなただけを』『Hi-Hi-Hi（ハイハイハイ）』『センチメンタルカーニバル』などが代表的な楽曲。
また、ドラマ『３人家族』（TBS系）の主題歌で、あおい輝彦さんと瀬間千恵さんがデュエットした『二人だけ』も、ファンの間で支持されている１曲。しかし、楽曲のみのリリースはされていないようです。
２０１６年には『GOLDEN☆BEST あおい輝彦 RCAイヤーズ』（ソニーミュージック）が発売されました。1stアルバム『二人の世界／あおい輝彦の青春』と2ndアルバム『恋人たちの海』がカップリングされていて、『あの素晴しい愛をもう一度』や『知床旅情』などの名曲が収められています。
あおい輝彦の現在・これから
近年のあおい輝彦さんは、舞台やコンサートといった活動が中心で、TVや映画での露出は少なくなっています。新潟県吉川町で、日本酒造りの趣味を楽しんだりしているようです。
芸能生活５０年を超え、６０周年も間近となったあおい輝彦さん。次はどのような姿をファンに見せてくれるか楽しみに待ちたいですね。今後のあおい輝彦さんの活躍に期待しましょう！
あおい輝彦 プロフィール
生年月日：１９４８年１月１０日
出身地：東京都
血液型：A型
身長：１７０㎝
所属事務所：しまだプロ
１９６２年、ジャニーズ事務所初のグループ『ジャニーズ』のメンバーとしてデビュー。熱狂的な人気を獲得する。１９６７年にグループを解散。以後、俳優、歌手として活動。代表作にTVドラマ『冬の旅』『赤ひげ』『水戸黄門シリーズ』、映画『犬神家の一族』、アニメ『あしたのジョー』、楽曲『二人の世界』、『Hi-Hi-Hi』などがある。
[文・構成／grape編集部]