梶芽衣子の真実とは? 『アウトデラックス』で明かされた性格
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俳優そして歌手として活躍している梶芽衣子(かじめいこ)さん。美しい容姿とずば抜けた演技力で、男女問わず多くの人から支持されています。
そんな梶芽衣子さんの経歴や鬼平犯科帳の配役、こだわりの歯ブラシといったさまざまな情報をご紹介します!
梶芽衣子は『歯ブラシ11本』持っている
梶芽衣子さんは、2015年6月25日放送されたトークバラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演しました。
MCのマツコ・デラックスさんは梶芽衣子さんの大ファンです。梶芽衣子さんの演じた『女囚さそり』と同じ髪型をしていました。
梶芽衣子さんは結婚しない理由として、「マイルールが多すぎる」と発言。
梶芽衣子さんは、ほかに歯間ブラシを太さで使い分け、合わせると11本で「20分間は歯を磨く」といいます。これにはマツコ・デラックスさんも「やだもー。『さそり』じゃないー」と返しました。梶芽衣子さんは笑って次のようにいいました。
※写真はイメージ
梶芽衣子の経歴 『女囚さそり』や『鬼平犯科帳』
梶芽衣子さんは東京都の神田に生まれました。3人兄弟の長女で、妹は歌手の太田とも子さんです。父親は和食の調理人で、アメリカで料理番組を持つ国際派でした。
モデル活動から始まり、映画デビューは17歳でした。日活で制作された1965年の『青春前期 青い果実』です。
梶芽衣子さんはファッションにこだわりがあり、当時は珍しかったジーンズを好んで履いていました。
ジーンズについて、日活の所長から「もっと俳優らしい格好をしたまえ」と怒られるも、「ギャラが少なくて服が買えないし、清潔を心がけている」と答えて押し通しています。
梶芽衣子さんは『ダメージジーンズ』という言葉がない時代でも、色あせたジーンズをはくために自動車のタイヤでジーンズを引いて、好みの色にしてから着こなしました。
梶芽衣子 1972年
衣装に対するこだわりは、映画『女囚さそり』シリーズで輝くことになります。梶芽衣子さんは主人公の服装を自身でコーディネートしました。
トレンチコートを着たクールビューティーな主人公は大人気となり、梶芽衣子さんを人気スターにしました。『女囚さそり』シリーズの主題歌は名曲『怨み節』として知られています。
人気と共に多忙となり、私生活では婚約者と別れました。結婚して子供が欲しかった梶芽衣子さんですが、以降は仕事に打ち込むようになりました。
梶芽衣子さんは、35歳で転機を迎えます。3か月のニューヨーク留学を行いました。帰国後の梶芽衣子さんは「できる役はなんでもやろう」と考え、いままで受けなかった役も引き受けていきます。
1982年のドラマ『泣き顔ふくれ顔』(フジテレビ系)では、町のベーカリーに住みこみで働くといういままでとは違った性格の役を演じました。
28年の間『36歳のまま』
梶芽衣子さんのもう一つの当たり役といえばドラマ『鬼平犯科帳』シリーズ(フジテレビ系)の密偵・おまさ役です。
梶芽衣子さんは新聞で「中村吉右衛門さんが『鬼平犯科帳』の主演となる」というニュースを読み「なんでもいいから出させてください」と自分から願い出ました。
幸運にも、密偵・おまさはシリーズの第5話からの出演のため、まだキャスティングが決まる前でした。梶芽衣子さんは、『36歳』という設定のおまさ役を28年間務めています。
梶芽衣子はツイッターも始めライブも開催
アルバム『あいつの好きそなブルース』を2011年に発売。31年ぶりとなるアルバムでした。ライブも行い、ツイッターを始めるなど精力的に活動しています。
2018年には、梶芽衣子さんは『VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2018』に選ばれました。自身の公式ツイッターでも告知を行っています。
梶芽衣子がタランティーノに…
映画監督クエンティン・タランティーノが2003年に公開した映画『キル・ビル』は、世界的な大ヒットを記録しました。
タランティーノ監督は学生時代から梶芽衣子さんのファンです。『キル・ビル』にも梶芽衣子さんの歌う『修羅の花』が使われました。
『キル・ビル』の宣伝で来日したタランティーノ監督は梶芽衣子さんと対面を果たします。梶芽衣子さんはタランティーノ監督との出会いについて、2018年3月10日放送のトーク番組『サワコの朝』(TBS系)で話しました。
タランティーノ監督は梶芽衣子さんを一目見るなり「映画を見たか」と話しかけてきました。「怖いなこの人」と思った梶芽衣子さんはタランティーノ監督へ椅子を勧めたといいます。
MCの阿川佐和子さんも「それは握手じゃないですよ。握ってるっていう」と指摘し、2人で笑っていました。タランティーノ監督は梶芽衣子さんの映画は全て見ていて、ファンと会うようなものだったといいます。
梶芽衣子の現在・これから
梶芽衣子さんは、2019年4月に始まったドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)で、主人公の母・久栄を演じています。
同作は人気コミックのドラマ化作品で、ゲイカップルの日常と食生活を描き好評となりました。
梶芽衣子さんは、すぐれた感覚とずば抜けた演技力で、俳優として高い業績を築きました。梶芽衣子さんの名前は海外でも知られ、マーティン・スコセッシ監督といった有名監督からのオファーも多いといいます。
「日本語でしか芝居をしたくない」といいきり、自分の考えを大事にする梶芽衣子さん。ツイッターも始め、これからもたゆまぬ努力と美貌で素晴らしい作品を作り続けていくことでしょう。梶芽衣子さんに注目が集まっています!
梶芽衣子 プロフィール
本名:太田雅子
生年月日:1947年3月24日
出身地:東京都千代田区神田
血液型:AB型
身長:163㎝
1965年に映画『青春前期 青い果実』でデビュー。映画『のら猫ロック』で人気に火が付き、『女囚さそり』シリーズでブレイクする。これまでにないクールかつダークなイメージのヒロインで代表作となった。『女囚さそり』の主題歌『怨み節』もヒットしている。映画『修羅雪姫』や『曽根崎心中』でも知られる。後年はドラマ『鬼平犯科帳』のおまさ役が有名。2018年には著書『真実』を出版。アルバム『追憶』をリリースしライブ活動を行っている。70代とは思えぬエネルギッシュさで活躍中。
[文・構成/grape編集部]