堀部圭亮は昔お笑いコンビで活躍していた!『K2』解散後俳優として才能を発揮する
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堀部圭亮(ほりべけいすけ)さんといえば、ドラマや舞台で活躍する俳優です。
しかし、1986年に中学の同級生である須間一弥(すまかずや)さんとお笑いコンビ『パワーズ』を結成し活躍していたことをご存じでしょうか。
『パワーズ』解散後は、1992年に勝俣州和(かつまたくにかず)さんと、お笑いコンビ『K2』を結成。
『笑っていいとも!』(フジテレビ系)などバラエティ番組に出演するかたわら1994年には、萩庭貞明(はぎにわさだあき)監督の『とられてたまるか⁉』で映画初出演を果たしています。
『K2』解散後は俳優として才能を発揮しているほか、放送作家や監督業にも進出し、その活躍からますます目が離せません。
これからの活躍が期待される堀部圭亮さんの、これまでの出演作品と、今後の活動をご紹介します。
堀部圭亮は数多くのドラマや映画・舞台で活躍する
堀部圭亮さんは、これまでに人気ドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系)をはじめ、数々のドラマに出演しています。
『科捜研の女』シーズン18の正月スペシャルでは、沢口靖子(さわぐちやすこ)さん演じる榊マリコと現場に同行する、爆発物処理班の黒部隆次役で出演。多くを語らず黙々と作業をする役柄で、その演技は目を引くものがあります。
出典:『科捜研の女・シーズン18』オフィシャルサイトよりスクリーンショット
深夜ドラマで話題となった『絶対正義』(フジテレビ系)では、主人公・高規範子の夫、啓介役として出演しています。
高規範子は、自分が絶対に『正義』だと思い込み、そこから外れた者をSNSなどで容赦なく叩き、周りを不幸にしていってしまうキャラクター。堀部圭亮さんは、そんな主人公の夫という、謎めいた役どころを演じています。
『絶対正義』オフィシャルサイトよりスクリーンショット
ほかに、悪役を演じる機会が多い堀部圭亮さん。人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シーズン6の第1話では、主人公の杉下右京と対峙する新宿南署の辰巳刑事役で出演しており、こちらも悪役です。
堀部圭亮さん演じる辰巳は、銃の押収ノルマ達成のため記録の捏造をしていたことがばれそうになったため、殺人を犯してしまうという役どころです。水谷豊(みずたにゆたか)さん演じる杉下右京にみごと見破られ、事件が解決に向かっていきます。
実直そうで実は…という役がポーカーフェイスにマッチしており、たとえ目立たない役でも「何かあるはず」と思わせてしまうほど存在感のある役者です。
ほかにも、ドラマ『チャンス』(NHK)、医療ミステリードラマ『チーム・バチスタ2 ジェネラル ・ルージュの凱旋』(フジテレビ系)、三谷幸喜(みたにこうき)監督の映画『ザ・マジックアワー』などで多彩な演技力を見せています。
舞台では、ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』や森慎太郎(もりしんたろう)さん演出の『ドライビング・ミス・デイジー』などに出演しており、今後の活躍に期待できそうです。
堀部圭亮は『天才てれびくんYOU』にも出演
堀部圭亮さんは、子供向けの番組『天才てれびくんYOU』(NHK)にも、守守団(もりもりだん)の立花団長の父、立花勇役で出演しています。
劇中で、堀部圭亮さん演じる立花勇は22年前に亡くなっている設定。そのため回想シーンでの登場であり、今後、死の真相が解き明かされるかもしれません。
『天才てれびくんYOU』オフィシャルサイトよりスクリーンショット
シリアスなドラマから子供向け番組までこなす、堀部圭亮さんの幅広い演技力に驚きを隠せませんね。
堀部圭亮は昔、お笑い芸人だった!放送作家としても活躍
堀部圭亮さんは、中学の同級生だった須間一弥さんと1986年にお笑いコンビ『パワーズ』を結成していました。
『火野玉男』の芸名で活動するかたわら、『竜泉』のペンネームで放送作家としてバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)などに参加するようになります。
『パワーズ』解散後は、勝俣州和さんと結成した『K2』で活躍し、バラエティで人気を博します。
そのかたわら、1994年には萩庭貞明監督の映画『とられてたまるか⁉』で映画初出演を果たしており、念願の俳優デビュー。
お笑い芸人から放送作家として活躍する、異色のキャラクターぶりを次々発揮していきます。
堀部圭亮は『K2』解散後、俳優だけでなく映画監督にも挑戦する
『K2』解散後、堀部圭亮さんは、俳優として着々と実績を積み上げていく中で、映画監督にも挑戦しています。テレビと映画の違いを、映画情報サイト『シネマジャーナル』で、こう語っています。
そんな堀部圭亮さんの映画監督デビュー作は、2009年の長編映画『悪夢のエレベーター』です。
エレベーターという密室状態の中、緊迫した駆け引きが繰り返されるサスペンス調のコメディで、出演者からも絶賛される作品になりました。
これまで、バラエティ番組の出演や構成作家、俳優として活躍しながらも、ずっと映画をやりたいといっていた堀部圭亮さんの、念願が叶った監督作品となったようです。
原作は、木下半太さんの人気小説である『悪夢』シリーズ第1弾の『悪夢のエレベーター』です。
堀部圭亮のインスタやツイッターは?
残念ながら、堀部圭亮さんはインスタグラムを開設していませんが、ツイッターでは、ドラマや映画の裏ばなしや、ちょっとした日常を垣間見ることができます。
役者ではない堀部圭亮さんの素顔が見られるツイッターでは、ロケ地でのエピソードなども知ることができます。
その上で、ドラマや映画を観るとまた違った感覚で楽しめますよ。
堀部圭亮の現在・これから
堀部圭亮さんは、お笑い芸人でデビューしてから放送作家、俳優、監督として着実に実績を積んでいます。
役者だからこそ見えていること、監督だから分かることが肥やしとなり、ますます個性豊かな俳優・監督として、作品を作りあげていってくれることでしょう。
今後の出演予定は、2019年11月22日から公開予定の、中村義洋監督の映画『決算!忠臣蔵』長次役で出演します。
2020年には、今泉力哉監督の映画『his』、若松節朗監督の映画『Fukushima 50』に出演予定。
俳優だけではなく、映画監督としてもこれからの活躍が楽しみです。
堀部圭亮 プロフィール
生年月日:1966年3月25日
出身地:東京都台東区
血液型:O型
身長:178㎝
所属事務所:鈍牛倶楽部
東京都台東区出身、松田優作(まつだゆうさく)に憧れ俳優を目指して高校を中退し、1986年、中学の同級生である須間一弥とお笑いコンビ『パワーズ』を結成して芸能界デビューを果たす。その後勝俣州和と『K2』を結成し活躍。お笑い活動の一方で放送作家という一面も持ち、『K2』解散後の現在は、テレビや映画、舞台の俳優業のほか映画監督をするなど幅広く活躍する、存在感のある役者である。
[文・構成/grape編集部]