安蘭けいの歌に絶賛の声多数 東京とソウルで開催したチャリティーコンサートとは? By - grape編集部 公開:2019-11-07 更新:2019-11-15 ドラマ安蘭けい Share Post LINE はてな コメント かつては宝塚歌劇団星組トップスターとして活躍し、退団後も多くのミュージカルや舞台作品に出演する安蘭けい(あらんけい)さん。 高い歌唱力と演技力で、多くのファンを魅了し続けています。 そんな安蘭けいさんが主催したチャリティーコンサートや出演舞台、公式SNSについてなど、さまざまな情報をご紹介します。 安蘭けいがチャリティーコンサート『A Piece Of Courage』を開催 2019年にチャリティーコンサート『A Piece Of Courage』を開催した安蘭けいさん。5月に東京、6月にソウルで公演を行いました。 東京公演ではゲストとして日本版ミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役などで知られる韓国のミュージカル俳優、ヤン・ジュンモさん、宝塚歌劇団星組の元トップ娘役の遠野あすか(とおのあすか)さんが登場しています。 安蘭けいさんは在日韓国人3世。在日韓国人としては初めての宝塚歌劇団トップスターとして活躍した経歴の持ち主です。 宝塚星組でもソウル公演を行い、退団後には蜷川幸雄(にながわゆきお)さん演出の『アントニーとクレオパトラ』のソウル公演に出演するなど、日韓の文化交流に取り組んできました。 チャリティーコンサート『A Piece Of Courage』も、韓国をはじめとしたアジア地域との文化交流や若い奨学生の支援を目的に企画されたもの。 収益金はアジア各国からの語学留学生を経済的に支援するNPO法人『LSHアジア奨学会』(2001年に線路に転落した日本人を救おうとして亡くなった韓国人留学生、イ・スヒョンさんの遺志を継いで設立)に贈られました。 安蘭けいの歌のうまさは? 幅広い音域と高い表現力で、歌唱力に定評がある安蘭けいさん。歴代トップスターの中でも高い歌唱力の持ち主だと話題になっています。 1991年に宝塚音楽学校を首席で卒業すると、1995年には『JFK』の新人公演で初主演。 2000年にそれまで配属されていた雪組から星組に組替え後も、2003年の日生劇場公演『雨に唄えば』では主演を務めたほか、『王家に捧ぐ歌』ではヒロインのアイーダで女役に挑戦するなど、高い実力と表現力の幅を見せつけました。 安蘭けいさんの歌声の魅力は、音域の広さとビブラートの美しさ。『王家に捧ぐ歌』では、主に歌唱力にすぐれた娘役が務める『エトワール』も担当しています。 男役から女役まで高いクオリティでこなすその歌唱力は、折り紙つき。相手役だった遠野あすかさんとのハーモニーも大変美しく、聴き応えのあるものでした。 安蘭けいが舞台『スカーレット・ピンパーネル』に出演 ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル(THE SCARLET PIMPERNEL)』は、安蘭けいさんの代表作の1つ。1997年にブロードウェイで初演された、大ヒット作品です。 フランス革命時代を舞台に、罪のない人を救うヒーローとして暗躍する夫とその妻や周囲の人々の疑心や愛憎劇が描かれている『スカーレット・ピンパーネル』。安蘭けいさんは宝塚時代に、日本初演の舞台で主役のパーシーを演じました。 また、2016年にはガブリエル・バリーさんが演出を手がけた新バージョンが世界で初めて上演され、2017年には再演もされています。 安蘭けいさんもヒロインのマルグリット・サン・ジュスト役で出演しており、同一作品で男女両方の役を経験することになりました。 『ぴあ関西版WEB』のインタビューによると、本作では、演出のガブリエル・バリーさんの配慮によって、宝塚版でパーシー役を演じた安蘭けいさんのファンのために、急遽マルグリットに歌と立ち回りのシーンが増やされることに。 宝塚版でパーシーが歌った『ひとかけらの勇気』をマルグリットバージョンで歌い、ファンを喜ばせました。 安蘭けいさんは、マルグリット役であらためて『スカーレット・ピンパーネル』に出演し、宝塚版は宝塚歌劇に合わせて脚色が練り込まれていることに気付いたのだそうです。 宝塚歌劇ならではのエンターテインメント性に富んだ世界観があったのだといいます。 安蘭けいはツイッター・ブログ・インスタグラムを更新! 安蘭けいさんの公式SNSは、ツイッター、ブログ、インスタグラムが開設されています。 ツイッターは、オフィシャルファンクラブ『Aran』のスタッフによる更新。公演・出演情報や安蘭けいさんが取り上げられているメディアの情報などがツイートされています。 【旅企画】安蘭けいと行く魅惑のLA!名作ゆかりの地めぐり~ミュージカル『サンセット大通り』再演記念~ 2020年1月10日(金)出発 5日間羽田空港/関西国際空港 出発https://t.co/i8IfaiLEO6 pic.twitter.com/OD50ZjGI8M— 安蘭けい公式FC Aran (@keiaran_fc) October 30, 2019 ブログ『TOKO BLOG』はオフィシャルファンクラブ『Aran』ホームページのコンテンツの1つ。ファンクラブ会員限定で記事を読むことができます。 インスタグラムは、安蘭けいさん本人のコメントつきでの更新。小まめに更新されており、公演や稽古のオフショットやプライベートショットをたっぷりと見ることができるので、素顔の安蘭けいさんを知りたい人は、要チェックです。 この投稿をInstagramで見る 安蘭けい(@toko_aran)がシェアした投稿 – 2019年10月月19日午前6時15分PDT 安蘭けいの現在・これから 安蘭けいさんは、2019年9~10月公演の舞台『HAMLET -ハムレット-』に出演。同年11~12月の舞台『inseparable 変半身(かわりみ)』、2020年3月公演のミュージカル『サンセット大通り』への出演も控えています。 また、宝塚退団10周年記念ディナーショー『Again』を、2019年10月、11月に開催。同年11月7日開催の『越路吹雪40回忌公演 Apres Toi~アプレ・トワ』にも出演します。 これからも、安蘭けいさんの活躍に期待しましょう。 安蘭けい プロフィール 生年月日:1970年10月9日 出身地:滋賀県 血液型:AB 身長:167cm 所属事務所:ホリプロ 1991年、宝塚歌劇団に首席入団(第77期生)。1992年に雪組に配属、2000年に星組に組替えとなる。2004年『第25回松尾芸能賞』新人賞受賞。2006年、星組男役トップスター就任。2009年、宝塚歌劇団を退団。以後、『The Musical AIDA』『スカーレット・ピンパーネル』などのミュージカル、舞台作品への出演や、コンサート活動を中心に、意欲的に活動中。著書に『Aran』がある。芸名は『アリラン伝説』の主人公・アラン、故郷・慶尚南道の慶が由来。愛称は瞳子(とうこ)。 [文・構成/grape編集部] 出典 ホリプロ/@keiaran_fc/toko_aran/ぴあ関西版WEB Share Post LINE はてな コメント
かつては宝塚歌劇団星組トップスターとして活躍し、退団後も多くのミュージカルや舞台作品に出演する安蘭けい(あらんけい)さん。
高い歌唱力と演技力で、多くのファンを魅了し続けています。
そんな安蘭けいさんが主催したチャリティーコンサートや出演舞台、公式SNSについてなど、さまざまな情報をご紹介します。
安蘭けいがチャリティーコンサート『A Piece Of Courage』を開催
2019年にチャリティーコンサート『A Piece Of Courage』を開催した安蘭けいさん。5月に東京、6月にソウルで公演を行いました。
東京公演ではゲストとして日本版ミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役などで知られる韓国のミュージカル俳優、ヤン・ジュンモさん、宝塚歌劇団星組の元トップ娘役の遠野あすか(とおのあすか)さんが登場しています。
安蘭けいさんは在日韓国人3世。在日韓国人としては初めての宝塚歌劇団トップスターとして活躍した経歴の持ち主です。
宝塚星組でもソウル公演を行い、退団後には蜷川幸雄(にながわゆきお)さん演出の『アントニーとクレオパトラ』のソウル公演に出演するなど、日韓の文化交流に取り組んできました。
チャリティーコンサート『A Piece Of Courage』も、韓国をはじめとしたアジア地域との文化交流や若い奨学生の支援を目的に企画されたもの。
収益金はアジア各国からの語学留学生を経済的に支援するNPO法人『LSHアジア奨学会』(2001年に線路に転落した日本人を救おうとして亡くなった韓国人留学生、イ・スヒョンさんの遺志を継いで設立)に贈られました。
安蘭けいの歌のうまさは?
幅広い音域と高い表現力で、歌唱力に定評がある安蘭けいさん。歴代トップスターの中でも高い歌唱力の持ち主だと話題になっています。
1991年に宝塚音楽学校を首席で卒業すると、1995年には『JFK』の新人公演で初主演。
2000年にそれまで配属されていた雪組から星組に組替え後も、2003年の日生劇場公演『雨に唄えば』では主演を務めたほか、『王家に捧ぐ歌』ではヒロインのアイーダで女役に挑戦するなど、高い実力と表現力の幅を見せつけました。
安蘭けいさんの歌声の魅力は、音域の広さとビブラートの美しさ。『王家に捧ぐ歌』では、主に歌唱力にすぐれた娘役が務める『エトワール』も担当しています。
男役から女役まで高いクオリティでこなすその歌唱力は、折り紙つき。相手役だった遠野あすかさんとのハーモニーも大変美しく、聴き応えのあるものでした。
安蘭けいが舞台『スカーレット・ピンパーネル』に出演
ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル(THE SCARLET PIMPERNEL)』は、安蘭けいさんの代表作の1つ。1997年にブロードウェイで初演された、大ヒット作品です。
フランス革命時代を舞台に、罪のない人を救うヒーローとして暗躍する夫とその妻や周囲の人々の疑心や愛憎劇が描かれている『スカーレット・ピンパーネル』。安蘭けいさんは宝塚時代に、日本初演の舞台で主役のパーシーを演じました。
また、2016年にはガブリエル・バリーさんが演出を手がけた新バージョンが世界で初めて上演され、2017年には再演もされています。
安蘭けいさんもヒロインのマルグリット・サン・ジュスト役で出演しており、同一作品で男女両方の役を経験することになりました。
『ぴあ関西版WEB』のインタビューによると、本作では、演出のガブリエル・バリーさんの配慮によって、宝塚版でパーシー役を演じた安蘭けいさんのファンのために、急遽マルグリットに歌と立ち回りのシーンが増やされることに。
宝塚版でパーシーが歌った『ひとかけらの勇気』をマルグリットバージョンで歌い、ファンを喜ばせました。
安蘭けいさんは、マルグリット役であらためて『スカーレット・ピンパーネル』に出演し、宝塚版は宝塚歌劇に合わせて脚色が練り込まれていることに気付いたのだそうです。
宝塚歌劇ならではのエンターテインメント性に富んだ世界観があったのだといいます。
安蘭けいはツイッター・ブログ・インスタグラムを更新!
安蘭けいさんの公式SNSは、ツイッター、ブログ、インスタグラムが開設されています。
ツイッターは、オフィシャルファンクラブ『Aran』のスタッフによる更新。公演・出演情報や安蘭けいさんが取り上げられているメディアの情報などがツイートされています。
ブログ『TOKO BLOG』はオフィシャルファンクラブ『Aran』ホームページのコンテンツの1つ。ファンクラブ会員限定で記事を読むことができます。
インスタグラムは、安蘭けいさん本人のコメントつきでの更新。小まめに更新されており、公演や稽古のオフショットやプライベートショットをたっぷりと見ることができるので、素顔の安蘭けいさんを知りたい人は、要チェックです。
安蘭けいの現在・これから
安蘭けいさんは、2019年9~10月公演の舞台『HAMLET -ハムレット-』に出演。同年11~12月の舞台『inseparable 変半身(かわりみ)』、2020年3月公演のミュージカル『サンセット大通り』への出演も控えています。
また、宝塚退団10周年記念ディナーショー『Again』を、2019年10月、11月に開催。同年11月7日開催の『越路吹雪40回忌公演 Apres Toi~アプレ・トワ』にも出演します。
これからも、安蘭けいさんの活躍に期待しましょう。
安蘭けい プロフィール
生年月日:1970年10月9日
出身地:滋賀県
血液型:AB
身長:167cm
所属事務所:ホリプロ
1991年、宝塚歌劇団に首席入団(第77期生)。1992年に雪組に配属、2000年に星組に組替えとなる。2004年『第25回松尾芸能賞』新人賞受賞。2006年、星組男役トップスター就任。2009年、宝塚歌劇団を退団。以後、『The Musical AIDA』『スカーレット・ピンパーネル』などのミュージカル、舞台作品への出演や、コンサート活動を中心に、意欲的に活動中。著書に『Aran』がある。芸名は『アリラン伝説』の主人公・アラン、故郷・慶尚南道の慶が由来。愛称は瞳子(とうこ)。
[文・構成/grape編集部]