服部樹咲はバレエがきっかけで日本アカデミー賞のシンデレラに！　まだ中学生の期待の新人

２０２０年に公開された映画『ミッドナイトスワン』で、演技初挑戦ながら確かな存在感を発揮した、注目の若手女優・服部樹咲（はっとり・みさき）さん。

服部樹咲さんのプロフィールやバレエの経歴、芸能界デビューを果たすきっかけとなった映像作品にまつわるエピソードなどをご紹介します。

服部樹咲はバレエ上級者　プロフィール・バレエの経歴

服部樹咲さんは、愛知県出身で生年月日は２００６年７月４日。２０２１年３月現在は１４歳の中学２年生です。

所属している芸能事務所は、戸田恵梨香（とだ・えりか）さんや有村架純（ありむら・かすみ）さんなど、話題の女優たちが多く在籍している『フラーム』。

服部樹咲さんは、母の勧めで４歳の頃からバレエを習い始めました。レッスンはほぼ毎日２〜３時間ほど行っているそうです。

その実力は確かで、『第７６回NAMUEバレエコンクール名古屋』で第１位、２０１７～２０１８年に開催された『ユースアメリカグランプリ』日本ファイナル進出、『NBAジュニアバレエコンクール東京２０１８』では優勝を飾るなど、プロバレエダンサーを目指せるほどの腕前。

バレエを通して何度も大きな舞台に挑戦し培った表現力や度胸は、これからも女優として芝居を続けていく上で服部樹咲さんの強い武器となるでしょう。

服部樹咲はバレエダンサーを夢見る少女役で注目　演じた役は「まさに運命！」

２０２０年９月２５日に公開された映画『ミッドナイトスワン』で、鮮烈な女優デビューを果たした服部樹咲さん。

服部樹咲出演映画　『ミッドナイトスワン』

同作で服部樹咲さんが演じた桜田一果役は、オーディションに参加した約２００名の中から勝ち取りました。

『バレエ経験がある中学１年生』という設定の役だと知り、服部樹咲さんは「私にぴったり。まさに運命！」と感じて応募したのだそう。

以前から女優への憧れもあったようで、普段からテレビドラマを視聴しては「私ならこう演じる」と考えることがあったといいます。

これまで演技経験がまったくなかったという服部樹咲さんは、バレエの腕前が他の参加者と比べて、群を抜いて上手だったという理由で抜擢されたのだとか。

そんな服部樹咲さんの才能を見いだした同作の映画監督・内田英治さんは、「あの年齢で、あれだけの存在感なら１０年後が楽しみ」と称賛。

また、主演を務めた俳優・草彅剛（くさなぎ・つよし）さんは、育児放棄された桜田一果を引き取るトランスジェンダーという難しい役を熱演し、「役になりきることができたのは服部樹咲さんの表現力のおかげ」と感謝しました。

同作をきっかけに服部樹咲さんは『第６３回ブルーリボン賞』新人賞にノミネートされ、各方面から熱い視線が送られる存在に。

さらに、２０２１年３月１９日に開催される『第４４回日本アカデミー賞』授賞式では、優秀作品賞に同作がノミネート。新人俳優賞に服部樹咲さんが選出されました。

その評判の高さは、ネット上の声からもうかがえます。

注目の若手女優となった服部樹咲さんですが、その活躍に対する周囲からの反応は薄いといい、「意外なほど何も変わりません」と笑顔で明かしたそうです。

服部樹咲はバレエと女優業を両立する予定

服部樹咲さんは、２０２１年４月から中学３年生になります。

まだ女優業を開始して間もないですが、すでに同年の抱負として「どの作品でも、自分のオーラや強い意志を感じてもらえる女優さんになりたいです」と語っているほど、やる気に満ちあふれているようです。今後は女優業を優先しながら、バレエも続けていくとのこと。

２０２１年３月現在、出演予定の作品についてはまだ発表されていません。

高校受験に向けて、勉学にも真剣に取り組まなければいけない時期になるので、バランスも考えていることでしょう。

映画監督も絶賛するほどの存在感を放つ服部樹咲さんが、これからどう女優として成長していくのかに注目です！

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[文・構成／grape編集部]