「片づけなさい」はNG! 子供が自分で片づけられる方法とは
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撮影:Classy Life

「こんな子、見たことない!」 生まれた瞬間、誰もが驚いた赤ちゃんの『姿』とは?生まれて3日で、髪の毛がふさふさだった赤ちゃん。成長すると、さらにアニメキャラクターのような髪型に!

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grape [グレイプ] lifehack
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年末年始は、クリスマスや親族の集まりなどがあり、子供のオモチャが増える時期でもありますね。
親としては、子供が自分で片づけられないと「これ以上オモチャを増やしたくない」「増えたオモチャをどうやって収納したらいいのだろう」と、困ることも多いのではないでしょうか。
撮影:Classy Life
子供が自分で片づけられるようになる!オモチャ収納の仕組みとは
今回は元保育士の片づけアドバイザーが、子供が自分で片づけられるようになる収納の仕組みと、子供への言葉の掛け方をお伝えします。
1.子供の体格に合わせた収納
子供が立っている状態で出し入れしやすい高さが、もっとも片づけやすい位置と言えます。
具体的にいうと、乳幼児なら目線の高さから床までの範囲、小学生以上なら目線の高さから膝ぐらいまでの高さの範囲。
この範囲がもっとも片づけやすい範囲となるので、この範囲によく遊ぶオモチャを収納するのがおすすめです。
撮影:Classy Life
子供が背伸びしないと届かない、しゃがまないと片づけられないようなところは、自ら片づけるには難しい場所。そのような場所には収納しないことをおすすめします。
2.アクション数が少ない収納
アクション数というのは、モノの出し入れをする時に扉を開けたり、引き出しを引いたりする動作の数のことを言います。
このアクション数が多いと、子供は片づけなくなってしまうのです。
以下は扉つきの収納スペース。中には収納棚を置き、さらに棚の中には引き出しを作った状態です。
アクション数が多くなってしまったNG例(撮影:Classy Life)
上記の収納例だと、扉を開けて引き出しを引き、その中からボックスを取り出して蓋を開ける…という作業が発生。
このように、モノを出すまでの動作が多いと、大人でも面倒で嫌になってしまいますよね。
小さい子供だったらなおさら片づけが難しくなります。
できるだけアクション数が少ない収納にすると、子供でも片づけやすくなるのです。
以下のような動作の少ない収納にしてあげると、小さいお子さんでも簡単にできて、自分で片づけてくれるようになりますよ。
・ボックスに入れるだけ。
・引き出しに入れるだけ。
・棚の上に置くだけ。
撮影:Classy Life
3.適正量を見極める
オモチャの適正量とはどれくらいか分かりますか。
もしも「何がどれだけあるのか分からない」「収納に収まらずにあふれているオモチャがある」という状態であれば、適正量を超えているかもしれません。
撮影:Classy Life
オモチャの適正量とは、管理できる量です。
つまり、どこに何がどれだけあるのかをちゃんと把握し、収納内に収まっていて管理できているのであれば、適正量を守れていると言えます。
もし「適正量を超えている」と感じたのであれば、オモチャの整理に取り組みましょう。
・もう遊んでいないオモチャはないか。
・壊れているオモチャはないか。
・子供の年齢と合っていないオモチャはないか。
上記のポイントなどを確認し、それらは取り除きましょう。そうすると、オモチャ収納がすっきりし、子供が片づけやすい収納になるはずです。
取り除き方は、捨てるだけでなく『譲る』『リサイクルに出す』『間引いて2軍を違う場所にしまう』などさまざまな方法があります。
4.子供が自分で片づけ始める魔法の言葉
子供にただただ「片づけなさい」と言ってはいませんか。「片づけなさい」と言うだけでは、子供は自分で片づけるようにはなりません。
撮影:Classy Life
就学前の子供でしたら、習慣化することが大切です。それには、毎日同じタイミングで「一緒に片づけよう」と誘いましょう。
夕食の前でもいいですし、寝る前でもいいので、とにかく毎日同じ時間に声を掛けることが習慣化へとつながります。
そして、小学生以上の子供でしたら、「片づけなさい」という命令口調ではなく、「片づけてくれるとママは嬉しい」というお願い口調や、ママを主語にした言い方で伝えましょう。
ママが喜ぶと子供も嬉しいので、「片づけてくれてありがとう」「部屋がきれいになってママは嬉しい」というような言葉を掛けると、喜んで片づけるようになります。
片づけという行為を子供にとって、嫌なもの、面倒なものというイメージにさせない意識をして言葉を掛けるといいですよ。
撮影:Classy Life
年末年始はオモチャが増えがちですが、そんな時にも「このオモチャを買ったらどこに片づけられるかな」と、収納のことも子供と一緒に考えるといいでしょう。
そうすると「新しいオモチャを迎えるには、今あるオモチャを減らさないといけない」という意識が芽生えるので、むやみにオモチャが増えることもなくなるはずですよ。
[文・構成/Classy Life(さくらばもとこ)]