ワークマンの靴は防寒性能抜群！？　冬場に履ける性能があるのかを試してみた

『ワークマンプラス』や『#ワークマン女子』など、カジュアル路線の服装が人気を博している『ワークマン』。安い上に丈夫で、機能的なファッションが多いと注目を集めています。

そんなワークマンで、冬の防寒用の靴として最適な一品が販売されていました。実際に履いてみて、防寒性能や滑りやすさ、デザインや防水性能などを調べてみます。

ワークマンの靴で防寒対策　冬に特化した『氷雪耐滑ケベックNEO』とは？

安全靴や撥水性能のあるシューズなど、さまざまなジャンルの靴を販売しているワークマン。見た目や性能で人気を博している商品が多くあります。

その中の１つが、雪の降った時などに威力を発揮する防寒靴『氷雪耐滑ケベックNEO（以下、ケベックネオ）』です。

見た目はダウンジャケットを靴にしたような感じで、とても温かそうに見えます。

しかも縫い目がないので、足首の上あたりまで防水性能があるのだそうです。雪の中を歩くなら、防水性能は必須といえるでしょう。

色はブラックとオリーブドラブの２色を展開。また、２０２１年版のケベックネオは、ワークマンオリジナルの『WMアイスソール』を使用し、ガラス繊維を配合することで氷雪耐滑性がアップしているのだとか。

これだけの機能を備えて、ケベックネオは税込み２９００円！かなり破格な値段ですが、機能のほうは本当に大丈夫なのでしょうか。

実際に履いてみて、その性能を確かめてみました。

ワークマンの靴で防寒対策はできるのか？　実際に履いてみた結果

ワークマンの防寒靴ケベックネオを履いてみて、率直に思ったことは全体的に柔らかく、暖かいことです。

ダウンジャケットを足に巻いている感覚で、とても軽い印象。また、通常の靴と違い、足首のあたりも支えられていないので、フニャフニャとした履き心地です。

雪の中を歩くなら、こういった靴のほうが歩きやすいのかもしれません。

硬いものなどを蹴ると間違いなく、足を痛めます。足を踏まれたら、ダイレクトに痛みが突き抜けるでしょう。

ただ、思ったよりもソールのクッションがきいており、履き心地は良好。靴自体が軽いので、それほど足も疲れませんでした。

さらに、ケベックネオには防風コーティングがされているため、冷たい風も入ってきません。歩いていると、かなり靴の中が暖かくなりました。

むしろ足が汗ばむくらいで、防菌防臭効果のあるインソールが入っているのは、地味にありがたいところです。

ちなみに、どれくらい防水性能があるのかを試すために、直接水をかけたところ、もの凄い勢いではじいていました。

これほど水をはじくなら、雪がしみてくることも心配しなくてよさそうです。

履き心地、防水性能、防寒性能を考えても２９００円は安いといえるでしょう。

とはいえ、弱点もいくつかあります。筆者が履いてみて、率直に感じた弱点がこちらです。

路面では意外と滑る

雪の上で試していないので氷雪耐滑性は分かりませんが、なめらかな路面が濡れているとツルっと滑ることが何度かありました。

しっかりと凹凸をつかんでくれそうなソールだったので意外です。もしかしたら、氷雪の上でこそ、その真価が発揮されるソールなのかもしれません。

雨の日のレインブーツとしては、心もとないでしょう。

接着面が見えてしまう

全体的に縫い目をなくし、防水性能をアップさせているケベックネオ。ただ、接着面はそれほどきれいではなく、ボンドの染み出しが目立つ部分があります。

近寄ってじっくり見ないと分からない部分ではありますが、やはり気になるところ。少し安っぽさを感じてしまうかもしれません。

ワークマンの『ケベックネオ』を履いた人たちの評価は？　「驚くくらい防水」

ちょっとした弱点もあるケベックネオですが、２９００円という価格を考えると筆者的には満足のいくものでした。

実際にケベックネオで冬の防寒対策をしていた人たちは、どのような評価を下しているのでしょうか。

ネットを検索してみると、このような声が上がっていました。

やはり、価格の安さと性能の高さに驚く人が多数。２９００円とは思えないポテンシャルがある一足のようです。

また、使用方法としては雪道を歩くだけでなく、釣りやアウトドアに使う人もいました。

さまざまな場面で役立つ、ケベックネオ。冬の防寒靴として一足でも持っていると重宝しますよ。

ほかにもワークマンには、さまざまな種類の靴があります。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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[文・構成／grape編集部]