篠原ともえが作った、着物が…? 「感動した」「すごくかっこいい!」 By - grape編集部 公開:2022-05-21 更新:2022-05-21 篠原ともえ Share Post LINE はてな コメント 個性的な髪型やファッションで1990年代に『シノラーブーム』を巻き起こした、篠原ともえさん。 歌手やタレント、俳優として人気を博した篠原さんは、2022年5月現在、デザイナーやアーティストとしても活躍しています。 篠原ともえ、国際的な広告デザイン賞で2冠達成! 篠原さんがデザインとディレクションを手掛けた革製の着物が、第101回ニューヨークADC賞『The ADC Annual Awards』で2つの賞を受賞しました! ニューヨークADC賞とは、1921年に広告美術団体『Art Directors Club』によって設立された、世界でもっとも歴史のある広告デザインの国際賞です。 篠原ともえがデザイン・ディレクションを手掛けた、革のきもの作品「THE LEATHER SCRAP KIMONO」が、第101回ニューヨークADC賞「The ADC Annual Awards」にて、シルバーキューブ(銀賞)とブロンズキューブ(銅賞)の2冠を達成しました。 TOMOE SHINOHARA ーより引用 篠原さんが手掛けた作品は、企業ブランディングやグラフィックデザインに焦点を当てた『ブランド・コミュニケーション部門』で銀賞、『ファッションデザイン部門』で銅賞を獲得しました。 篠原さんが賞を受賞した作品がこちらです。 この作品は、日本の皮革産業と職人技術の認知向上を目的に制作された革製の着物。 篠原さんと埼玉県草加市の職人が協力して、美しい革製の着物を作り上げました。 本来、廃棄せざるを得ない革の端を用いた同作品。 端材特有の曲線を、動物たちの住む山の稜線に見立て、水墨画のような風景を表現したそうです。 2つの賞を受賞したことについて、篠原さんは自身のInstagramでこのように語っています。 日本の皮革産業の技術力と、受け継がれてきた職人技を世界の舞台で披露し、高い評価をいただくことは本当に光栄です。 かけがえのない伝統の橋渡しをすることも、私たちデザイナーの責務だと感じています。 tomoe_shinohara ーより引用 篠原さんは、同作品を制作するにあたって、すでに定年退職していた職人にも協力を仰いだのだとか。 結果、その職人の技が優れたものだと再確認され、工場にて技術を継承する流れが生まれたそうです。 同企画があったことで、失われていた技術が受け継がれたのは、素敵なことですね。 篠原さんの取り組みに、さまざまな声が上がっています。 ・これ、着物なんだ!めちゃくちゃかっこいい!企画内容や制作過程のどれも素敵で、感動しました。 ・すごい!2冠達成、おめでとうございます。作品もだけど、篠原さんの考えや熱意がすごく素敵。 ・篠原さんが、今こういうことをしていると知ってびっくりした。素晴らしい取り組みだと思う。 ・昔から自分がやりたいことをつらぬいていた篠原さんだからこそ、できたことなんだろうな。同世代としてとても嬉しいです! 国際的な賞を2つも獲得した同作品は、企画の狙い通り、日本の皮革産業と職人技術の認知向上を達成したといえるでしょう。 篠原さんの、今後の活躍からも目が離せませんね! [文・構成/grape編集部] 出典 TOMOE SHINOHARA/THE LEATHER SCRAP KIMONO −篠原ともえが創る革きもの−/tomoe_shinohara Share Post LINE はてな コメント
個性的な髪型やファッションで1990年代に『シノラーブーム』を巻き起こした、篠原ともえさん。
歌手やタレント、俳優として人気を博した篠原さんは、2022年5月現在、デザイナーやアーティストとしても活躍しています。
篠原ともえ、国際的な広告デザイン賞で2冠達成!
篠原さんがデザインとディレクションを手掛けた革製の着物が、第101回ニューヨークADC賞『The ADC Annual Awards』で2つの賞を受賞しました!
ニューヨークADC賞とは、1921年に広告美術団体『Art Directors Club』によって設立された、世界でもっとも歴史のある広告デザインの国際賞です。
篠原さんが手掛けた作品は、企業ブランディングやグラフィックデザインに焦点を当てた『ブランド・コミュニケーション部門』で銀賞、『ファッションデザイン部門』で銅賞を獲得しました。
篠原さんが賞を受賞した作品がこちらです。
この作品は、日本の皮革産業と職人技術の認知向上を目的に制作された革製の着物。
篠原さんと埼玉県草加市の職人が協力して、美しい革製の着物を作り上げました。
本来、廃棄せざるを得ない革の端を用いた同作品。
端材特有の曲線を、動物たちの住む山の稜線に見立て、水墨画のような風景を表現したそうです。
2つの賞を受賞したことについて、篠原さんは自身のInstagramでこのように語っています。
篠原さんは、同作品を制作するにあたって、すでに定年退職していた職人にも協力を仰いだのだとか。
結果、その職人の技が優れたものだと再確認され、工場にて技術を継承する流れが生まれたそうです。
同企画があったことで、失われていた技術が受け継がれたのは、素敵なことですね。
篠原さんの取り組みに、さまざまな声が上がっています。
・これ、着物なんだ!めちゃくちゃかっこいい!企画内容や制作過程のどれも素敵で、感動しました。
・すごい!2冠達成、おめでとうございます。作品もだけど、篠原さんの考えや熱意がすごく素敵。
・篠原さんが、今こういうことをしていると知ってびっくりした。素晴らしい取り組みだと思う。
・昔から自分がやりたいことをつらぬいていた篠原さんだからこそ、できたことなんだろうな。同世代としてとても嬉しいです!
国際的な賞を2つも獲得した同作品は、企画の狙い通り、日本の皮革産業と職人技術の認知向上を達成したといえるでしょう。
篠原さんの、今後の活躍からも目が離せませんね!
[文・構成/grape編集部]