怖かったね… 高速道路で見つかった子猫 現在の姿に「かわいすぎて泣けてきた」
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クウェートに住むレイラ・デスーザさんが車を運転していた時のことです。
突然、彼女の車の目の前を、1匹の子猫が駆け抜けていきました。
そこは、たくさんの車が高速で行き交うハイウェイのど真ん中。
「誤って子猫を轢いてしまったかもしれない」と思った彼女は、すぐに車を停めて、子猫を探しました。
レイラさんは少し離れた場所で子猫を発見。しかし捕まえようとして近付くと、子猫は逃げ出してしまいます。
すぐそばでは次々と車が通り過ぎて行く状況。一刻も早く捕まえないと、子猫が轢かれてしまいそうです。
そうこうしているうちに、子猫はレイラさんの車の下に逃げ込みます。
10分近く探しましたが、子猫の姿は見えません。そのうち彼女は車を動かさなくてはならなくなりました。
レイラさんは仕方なく、ゆっくりと遅い速度で運転し、25分間かけて自宅に帰りました。
ハイウェイで見つけた子猫はどこへ?
自宅に着いたレイラさんは再び車の下をのぞいて、子猫を探します。
「どうかまだしがみついていて!」と願いながら、探し続けること2時間。
車の下から「ミャオ」という鳴き声が聞こえたのです!
まだ子猫が車のどこかにいることが分かった彼女は、ロードサービスに助けを求めて、ついに子猫を捕まえることができました。
見つかった子猫はひどく怯えていて、疲れ切っていました。危険な場所で車を避けながら必死で逃げていたのだから、無理もないでしょう。
実はレイラさんは動物保護活動をしているのですが、現状ほかの保護猫の世話で手一杯の状態でした。
レイラさんの車に飛び乗って来た子猫はヒッチハイクにちなんで『ヒッチ』と命名。別の仮里親に預けられました。
仮里親の女性から愛情をもらっているうちに、ヒッチは心を開き始めます。
そして今では、レイラさんが「こんなに鳴き声が大きな子猫は初めて」というほど、お喋りで甘えん坊な子猫になりました!
ヒッチの動画や写真には「見ていてヒヤヒヤしたよ」「あなたに見つけてもらえたこの子猫はラッキーだね」「元気な姿を見て、かわいすぎて泣けてきた」などの声が上がっています。
実はレイラさんはヒッチを保護した日、道を間違えて普段と違うハイウェイを通っていたのです。
もし彼女が道を間違えていなかったら、ヒッチとは出会っておらず、最悪の結果になっていたかもしれません。
なお、ヒッチにはすでに里親が決まったということです。
偶然にレイラさんに見つけてもらった幸運なヒッチですから、きっとこれからも素晴らしい家族と幸せに暮らせることでしょう…!
[文・構成/grape編集部]