別々に保護されたハスキーとチワワ お互いの心の傷を癒し合う姿に涙
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アメリカのロサンゼルスにある動物保護団体【ホープ・フォー・ポーズ】。この団体の男性とうれしそうに遊ぶ雌のハスキー、マイリー。白い毛がきれいなかわいいマイリーですが、実は10ヶ月前は今からは想像もつかない姿だったのです。
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起き上がれないほど弱っていたマイリー
動物保護団体の男性が見たのは、ゴミ捨て場に力なく横たわるマイリーでした。彼女の体はガリガリにやせ細り、 全身にひどい皮膚病を患い、起き上がる気力も体力もないほど弱っていたのです。
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保護された時のマイリーは抵抗することもなく、まるで助けを待っていたかのように素直でした。「やっと助かった…」そんな風に思っていたのでしょうか。
そして動物病院でしばらく治療を受けることになったマイリー。このとき彼女は、皮膚病の治療だけでなく、精神面での癒しも必要な状態でした。
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一方、こちらはチワワのフランキー。地下のトンネルの中で見つかった彼は非常に攻撃的で、保護団体の男性に敵意をむき出しにしていました。
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お互いの心の傷を癒しあった2匹の犬
全く違う状況で保護されたマイリーとフランキー。心の傷の治療が必要だった2匹は出会った瞬間に仲良くなり、お互いを癒す存在となったのです。フランキーはマイリーの傷を舐め、マイリーはフランキーを優しく守るように寄り添うようになりました。
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2匹が保護されるときの様子から現在の姿までを収めた映像がこちらです。約5分と少々長いですが、とても感動するストーリーですのでぜひご覧になってみてください。
マイリーは現在、優しい里親のもとで幸せに暮らしています。新しい家にはすでに4匹のハスキーがいるため、マイリーには兄弟もできました。
2匹がどうして野良犬になったのかはわかりません、保護されたときの心の傷を思うと、これまで辛い思いをしてきたのかもしれません。 世界にはまだまだたくさんの、助けを必要としている動物たちがいます。すべての動物たちが一日も早く優しい里親と出会い、幸せに生きていけるように願わずにいられません。