警察「前代未聞の光景」 湖で目にしたのが…「怖すぎる」 By - しぶちゃん 公開:2025-08-19 更新:2025-08-19 クマ夏富山注意喚起登山警察 Share Post LINE はてな コメント 連日、厳しい暑さが続く2025年8月現在。富山、新潟、岐阜、長野の4県にまたがって連なる山脈『北アルプス』では、心地いい登山シーズンを迎えています。 涼しい高地で、壮大な山々の絶景が楽しめるでしょう。 多くの登山者が非日常感を味わう中、同月14日、『北アルプスで一番美しい火山湖』と称される富山県立山町の、みくりが池で、異様な光景が目撃されたといいます。 その光景をとらえた写真を、富山県警察山岳警備隊のXアカウント(@toyama_sangaku)が「前代未聞の珍しい光景」といったコメントを添えて投稿しました。多くの人を震撼させた光景がというと…。 なんと、クマが湖を泳いでいたのです。 山道などを歩く印象が強いクマが悠々と泳ぐ姿に、驚く人も多いでしょう。 観光地として知られる『みくりが池』の周辺には、多くの人が利用する遊歩道があります。「もしその場で、泳ぐクマと目が合ったら…」と考えれば、ゾッとしますよね。 同警備隊の投稿には、多くの反響がありました。 ・マジか、怖すぎる。めちゃくちゃ人が多い場所なのに…。 ・ウソでしょ…。未確認生物の『ネッシー』みたい。 ・暑い中でクマも体を冷やしたくなったのかも…。 ・車並みの速度で走れて、木登りが得意。その上に泳げる。狙われたら終わりだ…。 クマが湖を泳いでいた状況について、富山県警に取材すると? grapeは、クマが湖を泳いでいた当時の状況や、登山時に注意すべきポイントなどについて、同隊が所属する同県警察山岳安全課に取材しました。 ――クマが湖を泳いでいた当時の状況を、詳しく教えてください。 時間は午後4時ごろ。通行人が湖を泳ぐクマを見つけ、写真を撮影しました。 種類はおそらく、ツキノワグマ。実は、この日の朝にも、近くで体長1.2mほどのクマの目撃情報がありました。 色や姿などから、おそらく同じ個体と見られます。 ――クマが湖を泳いでいた理由として、どのようなことが考えられるでしょうか。 理由は定かではありません。単なる移動なのか、エサを探し求めていたのか…。 この山周辺でクマが目撃されること自体は、珍しくありません。専門家の話では、クマにとって、泳ぐことは、歩くことと同じぐらい日常的な行為だそうです。 ――もし登山中にクマを見つけた場合、どのような対応を取ればいいでしょうか。 まずは近寄らないこと。そして、大きな音を出して威嚇をせずに、そっとその場を離れてください。 ――入山する際に注意すべきポイントは? クマよけの鈴や、クマが苦手なトウガラシの刺激臭を放つスプレーなどを携帯してほしいですね。 また、キャンプをする際には、匂いのする食料を外に置きっぱなしにしないように注意してください。クマを引き寄せる可能性があります。 同月現在、全国各地で人がクマに襲われる被害が相次いでいます。人慣れしているクマが増えている証左かもしれません。 自身の身を守るために、登山の際には、同隊が勧めるような備えを万全にしておきましょう。 ※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。 [文・構成・取材/grape編集部] 「このパスポートでは乗れません」 成田のチェックインカウンターで足止めされる理由が?飛行機に乗れない…だと!?内閣府が注意を呼びかけた『パスポートの有効期限』の罠とは。 「危うく騙されるところだった…」 国勢調査の案内が、なぜかメールで届いて?国勢調査を装った詐欺メールが蔓延中!「罰則対象になる」という文言や「特典付き」に騙されないで。総務省統計局が注意を呼び掛けています。 協力 @toyama_sangaku Share Post LINE はてな コメント
連日、厳しい暑さが続く2025年8月現在。富山、新潟、岐阜、長野の4県にまたがって連なる山脈『北アルプス』では、心地いい登山シーズンを迎えています。
涼しい高地で、壮大な山々の絶景が楽しめるでしょう。
多くの登山者が非日常感を味わう中、同月14日、『北アルプスで一番美しい火山湖』と称される富山県立山町の、みくりが池で、異様な光景が目撃されたといいます。
その光景をとらえた写真を、富山県警察山岳警備隊のXアカウント(@toyama_sangaku)が「前代未聞の珍しい光景」といったコメントを添えて投稿しました。
多くの人を震撼させた光景がというと…。
なんと、クマが湖を泳いでいたのです。
山道などを歩く印象が強いクマが悠々と泳ぐ姿に、驚く人も多いでしょう。
観光地として知られる『みくりが池』の周辺には、多くの人が利用する遊歩道があります。「もしその場で、泳ぐクマと目が合ったら…」と考えれば、ゾッとしますよね。
同警備隊の投稿には、多くの反響がありました。
・マジか、怖すぎる。めちゃくちゃ人が多い場所なのに…。
・ウソでしょ…。未確認生物の『ネッシー』みたい。
・暑い中でクマも体を冷やしたくなったのかも…。
・車並みの速度で走れて、木登りが得意。その上に泳げる。狙われたら終わりだ…。
クマが湖を泳いでいた状況について、富山県警に取材すると?
grapeは、クマが湖を泳いでいた当時の状況や、登山時に注意すべきポイントなどについて、同隊が所属する同県警察山岳安全課に取材しました。
――クマが湖を泳いでいた当時の状況を、詳しく教えてください。
時間は午後4時ごろ。通行人が湖を泳ぐクマを見つけ、写真を撮影しました。
種類はおそらく、ツキノワグマ。実は、この日の朝にも、近くで体長1.2mほどのクマの目撃情報がありました。
色や姿などから、おそらく同じ個体と見られます。
――クマが湖を泳いでいた理由として、どのようなことが考えられるでしょうか。
理由は定かではありません。単なる移動なのか、エサを探し求めていたのか…。
この山周辺でクマが目撃されること自体は、珍しくありません。専門家の話では、クマにとって、泳ぐことは、歩くことと同じぐらい日常的な行為だそうです。
――もし登山中にクマを見つけた場合、どのような対応を取ればいいでしょうか。
まずは近寄らないこと。そして、大きな音を出して威嚇をせずに、そっとその場を離れてください。
――入山する際に注意すべきポイントは?
クマよけの鈴や、クマが苦手なトウガラシの刺激臭を放つスプレーなどを携帯してほしいですね。
また、キャンプをする際には、匂いのする食料を外に置きっぱなしにしないように注意してください。クマを引き寄せる可能性があります。
同月現在、全国各地で人がクマに襲われる被害が相次いでいます。人慣れしているクマが増えている証左かもしれません。
自身の身を守るために、登山の際には、同隊が勧めるような備えを万全にしておきましょう。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]