「この子は幸せになるべきだ」肉球がないハンデを持つハスキーを引き取った飼い主
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2日連続のプールで疲れ切った母親 冷蔵庫に残されたメッセージに「背筋も凍る」2日連続でプールに遊びに行っていた、3児の母親であるトリッシュ(@torish935)さんは、翌日の朝、疲労で『全身バッキバキ』な状況だったといいます。きっと「今日はゆっくり休みたい」と考えたことでしょう。しかし、この後トリッシュさんには試練が…。

カートにのせられ不服そうな犬 その後、店員に褒められると?「表情が違いすぎて笑った」ペットは人間と会話ができない代わりに、表情や体の動きで気持ちを伝えてくれます。2025年7月、そのことがよく分かるエピソードを、Xで公開したのは、愛犬のむさしくんと暮らす、飼い主(@musashi241005)さんです。
タイに住むシベリアンハスキーの女の子、マヤには生まれつき肉球がありません。お尻のあたりや、腰にも問題があり、うまく立つことができないハンディキャップを持っています。
立ち上がれるとしても、ほんのちょっとの時間だけ…。
マヤは子犬の頃、動物保護シェルターに保護されていました。引き取り手を待っていましたが、健康に問題がある犬はやはり、なかなか里親が見つかりません。
愛してくれる家族のもとで、幸せに暮らす…すべての犬たちにとって当たり前であるべきなのに、マヤにとっては実現が難しいことでした。
愛してくれる家族に出会う
そんなマヤを引き取ったのは、キットさんという男性です。動物保護シェルターのFacebookでマヤが紹介されているのを見た時、こう感じたのだそうです。
「この子に幸せに生きるチャンスを与えるべきだ」
可愛い子犬を飼いたいと思っていたキットさん。健康な犬を飼う、という選択肢もあったはずです。ですがキットさんはマヤに心奪われてしまったのです。
ハンディキャップを持つ犬との暮らしは、キットさんが想像していたよりも困難なことでした。犬にとって、走り回れない、ましてや歩くこともできない…それはとてもつらい事実です。
ですが、キットさんの愛情、そしてマヤの持ち前の明るい性格はそのハンディキャップをものともしない、幸せな毎日をつかみ取ります!
車いすがあれば走れる!
専用の車いすを付けてもらったマヤは、3歳になった今、元気いっぱい!
公園でも、海でも…あちこちで遊べるようになりました。
とってもやんちゃでキュート。まるで笑っているような表情が、どんなにマヤが幸せに暮らしているかを物語っています。
もしかしたら、引き取り手がないまま寂しく一生を終えていたかもしれないマヤ…。キットさんとの出会いは、マヤ自身にも周囲の人々にも大きな幸福をもたらしました。
今は家族も増えました! カワイイ弟分マモンと♪
この表情はたまらない! マヤの魅力にとりつかれてしまうファンが増えているのもわかります。