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『シーナ&ロケッツ』鮎川誠さん、すい臓がんにより亡くなる

By - grape編集部  公開:  更新:

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2023年1月30日、ロックバンド『シーナ&ロケッツ』のメンバーである鮎川誠さんが、同月29日にすい臓がんにより亡くなったことが分かりました。74歳でした。

ウェブサイトに掲載されたコメントでは、2022年5月に、鮎川さんがすい臓がんを宣告されていたことや、音楽活動にかけてきた情熱が、つづられていました。

昨年5月、膵臓癌が発覚。医者から余命5ヶ月程という宣告を受けました。

ですが、みんなに心配をかけたくないという強い希望から一切病気を公表せず、ライブの合間に治療を続けながら全国ツアーを続行しました。

「自分が死ぬまでの間に1本でも多くシーナ&ロケッツのライブをやりたい」と1本1本のライブに全身全霊を注ぎながら行なってきました。

鮎川誠「ロック葬」 ーより引用

鮎川さんと鮎川さんの妻であるシーナさんが中心となって1978年に結成された『シーナ&ロケッツ』。

『YOU MAY DREAM』などのヒット曲で知られ、日本を代表するロックバンドとして長年多くのファンに愛されてきました。

2015年に妻のシーナさんが亡くなった後も、音楽活動を続けてきた鮎川さんの訃報に、ファンはもちろん、音楽業界からも悲しみの声があがっています。

・ショックで言葉が出ない。どうか安らかにお休みください…。

・彼ほどロックの精神を信じ、貫いた人を、ほかに知らない。

・天国でシーナさんと素敵な再会を果たしたことでしょう。

長年、音楽業界の第一線で活躍し、最期の瞬間までロックに身を捧げた鮎川さんの姿は、まさに本物のロックンローラー。ご冥福をお祈りいたします。


[文・構成/grape編集部]

出典
鮎川誠「ロック葬」

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