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【訃報】『末期がんでも元気です』ひるなまさん逝去 「お疲れ様でした」「たくさん食べて」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2022年12月16日、漫画家の、ひるなまさんが亡くなったことが分かりました。

元々、ボーイズラブ(通称:BL)漫画を描いていた、ひるなまさん。

しかし2019年秋に、38歳という若さで自身がステージ4の大腸がんと診断されたことから、エッセイ漫画『末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』の執筆を開始します。

つらい闘病生活を送りながらもポジティブに病気と向き合う姿や、経験者だからこそ描けるエピソードが人気を博し、同作品はまたたく間にTwitterなどで話題に。

また、Twitterアカウントでも闘病について発信するなど、がんで苦しむ人やその家族を勇気付けてきました。

逝去をTwitterで報告したのは、『末期ガンでも元気です』の作中にも登場する、ひるなまさんを支え続けてきた夫。

投稿によると、ひるなまさんは2022年12月12日、眠るように息を引き取ったといいます。

『ポジティブ闘病記』を称する通り、ギャグを交えつつ描かれたリアルな闘病生活は、がんの恐ろしさを啓蒙しました。

がんは、一般的に日本人の2人に1人が生涯で罹患するものであり、『国民病』とも呼ばれている病気。だからこそ、ひるなまさんは作中で「若くても、ちゃんと検査を受けてほしい」と呼びかけたのです。

Twitterアカウントでは、入退院や手術を繰り返し、「好きな食べ物を口にしたい」といっていた、ひるなまさん。

逝去が明かされると、多くの人から「本当にお疲れ様でした」といたわる声や、「雲の上で、好きなものをたくさん食べてください」という声が寄せられました。

ひるなまさんの作品は、多くの人の人生に影響を与えたことでしょう。ご冥福をお祈りいたします。


[文・構成/grape編集部]

出典
@hilnama_PG12【ポジティブ闘病記 第1話】38歳エロ漫画家、末期の大腸ガンになる。CV道井 悠【ボイスコミック】

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