闘病しながらの出産…清水アナが綴る「112日間のママ」に込められた想い
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読売テレビ「かんさい情報ネットten.」のメインキャスターとして活躍している、清水健アナウンサーが出版した「112日間のママ」が在庫切れになるなど、大きな話題になっています。
ママでいられたのは112日間…
清水さんは、2013年に同番組のスタイリストをしていた奈緒さんと結婚。2014年には、奈緒さんが妊娠したものの、すぐに乳がんが見つかります。
闘病生活の末、長男を出産しますが…その112日後に奈緒さんは亡くなってしまいます。
三人で幸せな日々を過ごしていくはずだった家族。
清水さんと奈緒さんのほんわかとしたやり取りからは、なんだか二人の笑い声が聞こえてきそうです。
「112日間のママ」では、奈緒さんとの結婚から妊娠、出産、そして闘病生活から最後の日まで…。悲しみと強い悔恨が、切々とつづられています。
リアルな心情が胸に迫り、「涙で読むことを中断した」「妻としっかりと向き合おうと思った」というコメントも寄せられているようです。
大切な人を想える時間に
清水さんが本を書かれたきっかけは、放送作家の山田美保子さんの言葉がきっかけでした。
清水さん自身も、同じような境遇の方に「少しでも頑張ろうという気持ちになってもらいたい」という気持ちがあったようです。
そういった気持ちからか、本の売り上げの収益は難病対策などに取り組む施設・団体に寄付する予定だそうです。
少しずつ前向きに
奈緒さんが亡くなられてから、多くの方に温かい言葉を貰い、励まされてきた清水さん。数え切れないほどの「ありがとう」が投稿されていました。
そして、清水さんのTwitterでは、少しずつ前向きに進んでいくご自身と成長していく息子さんの写真をアップ。
清水さんにとっても、息子さんにとっても大きな存在だった奈緒さん。心の傷はすぐには癒えませんが、これからも息子さんと一緒に、少しずつ前向きに進んでいってほしいですね。