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作家・伊集院静さんが逝去 訃報に「頼もしい兄貴でした」

By - grape編集部  公開:  更新:

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伊集院静さんの写真

作家の伊集院静さんが、2023年11月24日に逝去しました。73歳でした。

直木賞や司馬遼太郎賞など、数々の文学賞を受賞したほか、小説家としての長年の功績が認められ『紫綬褒章(しじゅほうしょう)』も受賞しています。

妻であり、篠ひろ子の名で俳優として活動した西山博子さんは、次のように追悼のコメントを寄せました。

いつもお世話になっております皆様へ

突然のご報告となりますが、11月24日伊集院 静は永い旅に出てしまいました。 かねてより肝内胆管がんの治療をしておりましたが、 残念ながら回復に至りま せんでした。

自由気ままに生きた人生でした。人が好きで、きっと皆様に会いたかったはずですが、 強がりを言って誰にも会わずに逝ってしまった主人のわがままをどうかお許しください。最期まで自分の生き方を貫き通した人生でした。

私たちに寄り添って2人だけの時間を作って下さった皆様、そして応援してくださったファンの皆様に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。西山 博子 令和5年11月24日

サンケイスポーツ ーより引用

伊集院さんは作詞家としても活躍し、歌手である近藤真彦さんの『ギンギラギンにさりげなく』や『愚か者』など、多くのミュージシャンの楽曲に携わっています。

ライブの後に訃報を聞いたという近藤さんは、悲しみつつ感謝の言葉を寄せました。

「私の人生の節目節目に必ずいてくれた頼もしい兄貴でした」とし、「『ギンギラギンにさりげなく』では新人賞をいただきました。

また『愚か者』でレコード大賞をいただいた年には、母親を亡くし一番勇気づけてくれたことを思い出します」と自身の大ヒット両曲を作詞した伊集院さんに感謝した。

サンケイスポーツ ーより引用

伊集院さんの作品を愛していた多くの人たちも、哀悼の言葉を贈っています。

・伊集院先生、たくさんの素敵な歌詞をありがとうございます。

・伊集院さんから『歌詞の美学』を学びました。お悔やみ申し上げます。

・先生の作品が大好きでした。まだまだ、小説やエッセイを執筆いただきたかったです。

・悲しくて仕方がありません。多彩な方でした。

数々の珠玉の作品を遺した伊集院さん。

作品を通して、これからも人々の中で生き続けることでしょう。

伊集院さんのご冥福をお祈りいたします。


[文・構成/grape編集部]

出典
サンケイスポーツサンケイスポーツ

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