「知らなかった」「ずっと飲んでたのに」 三ツ矢サイダーの『味』はこうして決まっていた
公開: 更新:

デジタル・コンテンツ・パブリッシング
株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。
『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。
ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。

『思い』『環境』『食事』の3つが遺伝子のスイッチを切り替える 日常生活でオンとオフを楽しんでみる吉元由美の『ひと・もの・こと』 作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。 たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会っ...

26年モデルが安くなってる! 初めてでも簡単に使いこなせる『コールマン』の商品がこちら大型連休を控えると、「今年はどうやって過ごそうかな」とワクワクするでしょう。 親戚と集まってワイワイ食卓を囲んだり、せっかくの機会だからと旅行で贅沢をしたり、大自然を満喫したりと、予定を立てるだけで気分が上がりますよね。...
- 出典
- アサヒ飲料株式会社

大人から子供まで幅広い世代に愛される『三ツ矢サイダー』は、約140年もの歴史がある炭酸飲料です。
オレンジやレモンなど、時期限定のさまざまなフレーバーも人気ですよね。
こうしたオリジナル以外のフレーバーはどのようにして決めているのでしょうか。
飲料メーカーである、アサヒ飲料株式会社の林佳央さんに、『三ツ矢サイダー』のフレーバーについてお話しを伺いました。
これまでに200以上のフレーバーを発売
――2023年現在までに、どのくらいの数のフレーバーが出ている?
復刻版などもあるので詳しい数はお伝えできませんが、『三ツ矢サイダー』ができてから今まで200以上のフレーバーを発売しております。
――オリジナル以外で初めて登場したフレーバーは?
1908年に発売された『三ツ矢ヲレンジ』が初めてのフレーバーとなります。
――新しいフレーバーは年に何商品出ている?
その年にもよりますが、毎年10~20のフレーバーを発売しております。
――フレーバーは誰がどのようにして決めている?
消費者ニーズ、その時期のトレンド、季節性、過去商品の実績などを踏まえて、三ツ矢サイダー担当グループで話し合い、決めております。
――フレーバーを作る上で大事なポイントや、難しい、面白いと思うことは?
すでに市場にはたくさんのフレーバー付きの炭酸があるので、フレーバーの付加価値を、お客さまにどのように訴求するかが大切なポイントだと思っています。
お客さまがどんな気持ちの時に『三ツ矢サイダー』を手に取りたいか、また飲んだ後にどのような気持ちになりたいかなど、具体的なシチュエーションを意識しています。これが難しい点であり、面白い点だと思います。
「ハンパない」と話題になった『特濃ピーチスカッシュ』
――担当者お気に入りのフレーバー、現在展開されている商品のおすすめは?
私のおすすめは、特定保健用食品の『三ツ矢サイダーW』です。
とうもろこし由来の食物繊維(難消化性デキストリン)の働きにより、「食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする」「食後の血糖値の上昇をおだやかにする」という、『三ツ矢サイダー』では唯一の機能を持っています。
カロリーゼロ、糖類ゼロなので、スッキリとした甘さと『三ツ矢サイダー』ならではの強めの炭酸が味わえますよ。
――これまでに発売した中で、特に反響が大きかったフレーバーは?
2023年1月に『特濃シリーズ』から発売した『三ツ矢特濃ピーチスカッシュ』ですね。
2021年から発売している『特濃シリーズ』は、果実をまるごと搾った果汁を使用した果汁炭酸飲料です。このピーチフレーバーは「桃をかじっているみたい」「桃感ハンパない」など、SNS上で大きな反響がありました。
――残念ながら実現しなかったフレーバーはある?
キウイフルーツ果汁を使った商品です。近年では、キウイ自体の人気がじわじわ上がってきているので、いつか実現したいと思っています。
100年以上も前から新フレーバーの展開を行っていたこと、試行錯誤しながら年間10~20もの新フレーバーを発売していたことに、驚いた人も多いのではないでしょうか。
これからどんな新しいフレーバーが出てくるのか、今後も『三ツ矢サイダー』から目が離せませんね!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]