人生は自分が選択してきた物語 辿ってみると、辛かったことにも意味が見えてくる

By - 吉元由美  公開:  更新:

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本を読む人の写真

吉元由美

作詞家、作家。作詞家として1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛けた。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。 grapeでコラム『ひと・もの・こと』を連載。 …続きを読む

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。

人生を変えたsomething

今、ここにこうしているまでに、私たちは実に多くの枝分かれした道を歩んできました。

人生は選択の連続、朝、コーヒーにするか紅茶にするか、これもまた一つの選択。

誰と結婚するか、どこの会社に入るかも一つの選択。

そんな幾多の選択の結果、私たちはここにいる。そんな枝分かれ道のどこかで、「人生を変えた出会い」があると思います。

紅茶の写真

それは人かもしれないし、一枚の絵、一冊の本、音楽、芝居、旅かもしれません。

また、ある夜に見た『夢』かもしれない。

その何か、somethingを辿ってみることで、選択の連続だったこれまでの歩みを振り返ることができます。

時々、そんな振り返りをしてみることで、これからの選択、歩みをイメージするきっかけになるのではないか。

ここで大切なのは、物語を辿るように思い出してみること。

人生は、自分という物語を綴ることです。

その時々の場面を映像で思い出してみるのもいいし、言葉、フレーズで思い出してみる。

生きるということは、自分を創造すること。

それは、この日常をどう過ごすかということにつながります。

そのような視点に立つと、より自分を高めるためには何を選べばいいのかが見えてきます。

悩む女性の写真

例えば、私の場合、二つのsomethingによって人生が変わりました。

一つは大学を卒業し広告代理店に入社し、そこでの出会いによって作詞家という道が開けました。

そしてもう一つのsomethingは、ロサンゼルスの『Bodhi Tree Bookstore』で買った『Dream Book』という夢の辞典です。

『夢』を勉強したいと思い、ずっと夢のシンボル辞典を探していたのですが、これはというものに出会えずにいました。

この辞典との出会いが、日本でドリーム・セラピーの師と出会うきっかけになり、夢のメッセージを行動に移すというチャレンジをしてきたことで、家庭を持つに至りました。

仕事とプライベートと、二つのsomethingが今の私を創造したのです。

本と手の写真

この振り返りを大切に思えるのは、そこに感謝が生まれることです。

自分ひとりで生きているわけではない。

出会いも、助けてもらったことも、かけてもらった言葉も、何もかもが道を作るきっかけになっている。

辛かったことも、実はレッスンになっていることがあるのです。

一見マイナスに見えること、ネガティブなことがあっても、それすらsomethingにできる逞しさを持ちたいですね。

これから人生を変える何かと出会った時に、最善の選択ができるように。

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※記事中の写真はすべてイメージ


[文/吉元由美 構成/grape編集部]

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