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【全文レポート】坂口健太郎「もうどうしようもなくて…」 撮影中、汗が止まらなくて?

By - 芳雪  公開:  更新:

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『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

2025年10月16日、東京都千代田区にある映画館『丸の内ピカデリー』で映画『盤上の向日葵』のジャパンプレミアが開催。

レッドカーペットセレモニーとともに、舞台挨拶が行われ、多くのファンに見守られながら日本で初上映されました。

主演の坂口健太郎さんをはじめとした、出演者の渡辺謙さん、佐々木蔵之介さん、土屋太鳳さん、高杉真宙さん、音尾琢真さん、小日向文世さん、そして熊澤尚人監督の計8人が登壇しました。

本記事では、ジャパンプレミアの様子を、たっぷりの写真とともにほぼ全文レポートします!

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

『盤上の向日葵』レッドカーペットセレモニー

レッドカーペットセレモニーでは、1人ずつエスカレーターから登場。

坂口さんの姿が見えると、外で待っていたファンから大きな歓声が上がりました。

出演者全員がそろったところで、キラキラと輝く金テープが発射。

出演者たちは、空を舞う金テープを見上げながら笑顔を見せていました。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口さんは、ジャパンプレミア開催の喜びをこのように話します。

華やかな雰囲気で行えることはすごく光栄だなと思います。内容はすごくしんどいシーンや、キツいシーンもあるのですが、今回の作品の中で登場人物たちが生き抜いた、生き様がみなさんの心に残ったら嬉しいです。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

渡辺さんは「久々に血生臭いアツい映画になっております。ぜひお楽しみください」と、期待が高まるコメントをしていました。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口健太郎ら計8名が舞台挨拶に登場

同作は、作家の柚月裕子さんによる同名小説を映画化。昭和から平成へと続く激動の時代を生きる、1人の青年の光と闇をドラマチックに映し出していく物語です。

謎に包まれた天才棋士・上条桂介を演じたのは、坂口さん。これまでのイメージを覆す渾身の演技を披露しています。

渡辺さんは、将棋指しとしては超一流ではあるものの、人間として最低な伝説の賭け将棋の真剣師、東明重慶を演じました。

事件の真相を追い、桂介の過去を解き明かす刑事を佐々木さんと高杉さんが、桂介の恩師を小日向さん、桂介の父親を音尾さん、桂介の婚約者を土屋さんが演じています。

出演者の挨拶全文

舞台挨拶は、劇場に集まったファンが作品を観る前に行われました。

第30回釜山国際映画祭『オープンシネマ部門』に出品された同作は、坂口さん、渡辺さん、熊澤監督が出席し、屋外大スクリーンで約4,500人の観客とともにワールドプレミア上映を見届けたといいます。

日本では、今回の上映が初解禁。ネタバレ厳禁の中、出演者たちが1人ずつ心境や見どころを語ることになりました。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口:上条桂介役を演じさせていただきました坂口です。

日本の方々に見ていただくのは、今日が初めてになるので、ちょっと緊張しているというか…ふわふわした感じもありますが、今作は登場人物たちの生き様を、丁寧に切り取った作品だと思ってます。

短い時間ですが、今日はよろしくお願いします。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

渡辺:こんばんは。ようこそお越しくださいました。

久々に、いい加減でめちゃくちゃな男をやらせていただきました。

多分あまり好きにはなれない役かと思いますが、かわいがっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

佐々木:本日はお越しいただきましてありがとうございます。

暑い夏、みんなで汗をかいて撮りました。今日、こんな風にみなさんに見ていただくのがすごく嬉しいです。

楽しんでいってください。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

土屋:宮田奈津子を演じました土屋太鳳です。

切なくて静かな時間を奈津子とともに生きていましたので、このような華やかな場に参加できて、奈津子も私もワクワクしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

高杉:佐野直也を演じました高杉真宙です。

映画を観ていて、すごく汗と土の香りを実感できる作品となっております。

蔵之介さんと一緒に足で稼ぎました。ぜひ楽しんで観てください。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

音尾:上條庸一役の音尾琢真です。

先ほど、裏で出演者のみなさんや監督が、「あのシーンがどうだった」「このシーンがどうだった」と話をしていたんですが、実は私、まだこの作品を観られていません。

私は、この大きなスクリーンでこれから観るみなさんが、うらやましいです。

私も公開になりましたら、いの一番に大きなスクリーンに観に行きたいと思います。

今日はよろしくお願いいたします。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

小日向:小日向でございます。

この作品の最初に顔合わせ、本読みがあったんですけれども、そこでみなさんとお会いして以来、今日会うことができて、本当に嬉しい限りです。

最近日本映画がすごい活気づいていて、「日本映画っていいな」って思います。

だから、そういう作品に出られるのが、とても光栄です。

素敵な作品になっていますので、今日はゆっくり楽しんでいってください。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

熊澤:監督の熊澤です。今日はわざわざみなさん完成披露に来ていただきまして、本当にありがとうございます。

今キャストのみなさんからコメントもありましたけれども、本当に素晴らしい俳優陣のもうすごい努力で助けていただいて、いい映画ができ上がりました。

なので、今日は本当にみなさん、トークだけでなく、本編も当然楽しんでいただきたいんですけれども、もし観て気に入っていただけたら、ぜひお友達に「観たほうがいいよ」とお伝えいただければと思います。

どうぞ今日は楽しんでください。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

中には、まだ完成作を観られていないという出演者もいながらも、撮影時の思い出を振り返っていきます。

上条圭介役を演じた坂口さんの迫真の演技は、「これまで見たことのないような坂口さんだった」という感想も上がるほど。

演じてみた感想を聞かれた坂口さんが、芝居の中で大事にしていたことを明かしました。

壮絶な生い立ちがあり、作品の中でも悲しかったり苦しかったりする出来事が降りかかってくるんですけど、桂介が能動的に何か自分からアクションを起こすというよりは、巻き込まれていく人間だったんですね。

だから自分の中では、見たり聞いたり、その瞬間のその空間の中で、役として生きるということをすごく大事にしながら、桂介の役を演じました。

今までも、重みを背負った役を演じてきた坂口さん。司会者から「今回はどれぐらい重かったんですか」と聞かれると…。

坂口:音尾さんとのシーンなんて…。
音尾:まだ観ていないですけど、話は知ってますし。撮った内容も覚えています(笑)。
坂口:空っぽになるという感覚はありましたね。僕もお芝居をしてて、肩に「もういいんじゃない」って、手を置いてあげたくなるような。桂介のいろんな話とかをぶつけられたり、巻き込まれたりしていくのが、きつかった。でも将棋というものをもって、将棋に救われてもいたし、将棋に地獄に落とされた瞬間もあっただろうし。だから結構、感情は毎日ぐるぐるしてましたね。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口さん自身も、演じる役を助けてあげたいと思うほどだったといいます。

渡辺さんは、自身の役のキャラクター性をこのように考えていたそうです。

一貫性ないこと、この上ないので、出てくるシーンで「こいつ、本当のことを言ってんのかな」みたいな。僕の役のことは、信用しなくていいです。

ただ、彼には「ついてかなきゃいけないのかな」って思わせるような何かがあるので。

一番向こうにいる人(音尾さん)が、一番嫌なやつです。

渡辺さんが演じる東明より『嫌なやつ』といわれた、音尾さんはニヤリ顔。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

しかし、東明も『嫌なやつ』には変わりはないようで…。

僕はニ番目ぐらいに嫌な役なので、本当に「桂介、大丈夫か」って思いながら僕は演っていましたね。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

渡辺さんから『嫌な性格の役争い』で順番づけがされるほど、個性豊かなキャラクターがそろっている『盤上の向日葵』。

司会者から「役のやりがいもあるのでは」と言われると…。

やりがいっていうか、楽しかった。

本当に一貫性がないので、「前はこう言ってたけど、今はこうだよね」とか、「さっきまでこう言ってたけど、え?!」みたいなことがいっぱいあったので。

坂口さんは、渡辺さんと今回が初共演でした。心境を聞かれると、似ている部分が多いといいます。

似ている部分が多いんですよ。すごくオープンマインドで、本当に現場が好きだし、作品が好きだし、スタッフのことも好きだから、現場に行くのが楽しい。

だから、僕も一緒に現場に行きたくなるんですよ。そういう感覚を持った、すごい変な俳優。

そんな渡辺さんの話を横で聞いていた坂口さんは、とても嬉しそうな顔をしていました。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口:いや、これは嬉しい。
渡辺:汗かいてない!?

嬉しくて体温が上がったのか、汗が噴き出す坂口さん。渡辺さんは、会う前とのイメージが違ったといいます。

謙さんのことで言うと、お会いして改めて、すごく軽やかな方なんだなと思いました。

本読みの時にお会いする前までは、「ケンワタナベだ!」っていう認識もあったから。

でも、実際お会いしてみて、すごく飄々とされてる瞬間もあるし、かといって、ちゃんとそこにどっしりといてくれる感覚も持っているのを、一緒にお芝居をさせていただいて感じました。

だから、そういう意味では、今まで思ってたことを、すごくいい意味で、「あ、謙さんってこんな方なんだ」って、改めて思い直させてくれた瞬間はありましたね。

そんな坂口さんの言葉を聞いて、渡辺さんは「かといって、映画のような人ではないので!」と役柄のイメージとは異なることを強調し、笑いを誘っていました。

嫌な役しか出てない?個性が強いキャラクターにツッコミ

佐々木さんは、高杉さんとともに刑事役を演じました。佐々木さんも、自身の役に思うことがあったようで…。

監督から「昭和の刑事なんだ」と、本当に泥臭くて、足で稼ぐんだと言われました。

ひまわりが咲く季節ですよ、暑いです。十分暑いんですけど、「汗をもっとかいてくれ」とか「ジャケットを肩にかけて、汗かいて」とか監督に言われて。

セットが暑いのに締め切って、スモーク焚いて、換気扇のようなところに明かりが見えるような…そんな昭和の刑事です。

そして、言葉が汚くて、今だったらハラスメント講座しないと1発アウトみたいな。僕も「嫌な役やな」と思いながら…。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

渡辺さんに続き「嫌な役だった」という佐々木さんに、渡辺さんは「嫌な役しか出ない!」とツッコミ。

佐々木さんは、役に「もうちょっと優しい言葉をかけろよ」とか思いながら演じていたそうです。

そんな佐々木さんが演じる石破と捜査をする、佐野を演じた高杉さんは…。

僕の役は刑事であり、その上条を追っているっていう役ではあるんですけれど、その上条の気持ちというか、将棋に対する思いっていうのも分かる役だったので、すごくブレるという役ではありました。

蔵之介さんに怒られながら、やりました。蔵之介さんだと語弊がある!石破に怒られました。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

撮影現場では、2人でご飯を食べに行くことが多かったといいます。

高杉:諏訪湖のほうで1週間近く撮影あったじゃないですか。毎晩、食事に連れてってくれました。毎日一緒にご飯食べさせてもらって、めちゃくちゃ嬉しかったんですよ。
渡辺:鬱陶しくはなかった?
高杉:まったくない!最初、諏訪湖1日目に誘っていただいて、「あ、初日だし誘ってもらったのかな」と思ったら、その日のうちに「明日もここ行くけどどう?」って聞かれて「行きたいです!」って言って。こんなに連れていってもらえると思っていなくて、毎日が楽しかったです。
佐々木:結構行ったね。日本酒も飲んだし。劇中でも飲み食いしてるんですよ。それ以外でも飲み食いしていました。

司会者から「どんな話をしているんですか」と聞かれた佐々木さんは…。

…覚えてない。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

芝居についての話はしていないそうですが、きっと楽しい時間を過ごしたのでしょう。

土屋さんが演じる役は、映画オリジナルのキャラクター。ですが、物語の中では鍵を握る役です。

演じるにあたって気をつけていたことを聞かれ、監督と相談していたことを明かしました。

原作が素晴らしくて、映画化されるので、原作にない役柄というのはすごく難しかったなと思います。

そこにどう存在しているのかとか、奈津子としてどうこう呼吸をするのかみたいなことを大切にしながら、セリフが少なく、表情で語ることも多い役なので、監督に相談しながら撮影しました。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口さんとは初共演。坂口さんの芝居に心を打たれたといいます。

ひまわりが下を向くぐらい暑かったのに、健太郎さんはずっと元気にコミュニケーションなさっていて。

ただ、桂介さんの眼差しをやっぱり奈津子に向けられた時に、なんて言うんでしょう。すごく素敵なんですよね。吸い込まれるというか…。

なので、桂介の目を見ると、助けてあげたくなっちゃうし、今を幸せにしてあげたくなっちゃうなという気持ちになりながら、ご一緒させていただきました。

坂口さんは「桂介はいろんな選択をしていくんですけど、幸せな時間をちゃんともっと一緒にいればよかったのに」と自身の役に思いを馳せていたといいます。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口健太郎は映画を撮りたい?その真相とは

土屋さんは、坂口さんに「映画を撮りたいんですか」と聞いたことがあったといいます。

なんでも、坂口さんが監督たちが打ち合わせをする段取りに参加していたところを見ていたようです。その真相は…。

坂口:僕、打ち合わせを聞くのが好きなんですよ。だから近くで聞いていることがある。
土屋:段取りを聞いている俳優さん、初めて見ました!
坂口:謙さんも聞いていませんか。
渡辺:「どうすんのかな〜」みたいなのを聞いてました。
土屋:カット割りの打ち合わせを聞かれていて、「健太郎さん、監督になりたいのかな」って思いました。
坂口:「どんな感じで撮るのかな」って聞いていたのを驚かれました。
土屋:すごく驚きましたし、座長が元気でいてくださるのでとても助かるんですよね。スタッフさんに話しかけていらっしゃる姿を見て、「すごく頼もしいな。だから座長なんだ」って思いました。
坂口:カメラマンさんや、照明さんにはよくツッコまれていました。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

坂口健太郎、汗が止まらなくて…

音尾さんが演じるのは、酒とギャンブルに溺れる桂介の父親。

渡辺さんにも「一番嫌な役」と言われていましたが、演じた感想は…。

(まだ観てないけど)そんなにぼんやりしていないです。大丈夫です。

でも、本当に桂介のことが大好きすぎる父親なんですよ。とにかく好きで「桂介がいないと生きていけないよ」っていう人なんです。だから大変なんですよ。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

桂介を演じる坂口さんとぶつかり合うシーンの撮影について、司会者から「大変だったのでは」と聞かれた音尾さんは、あることを告白します。

もう真夏の炎天下の中、ぶつかり合いはしましたね。でも坂口くん、すごく普段優しい方で、そんな大変なぶつかり合ってるシーンなのに、「音尾さんケガしていませんか。大丈夫ですか」って気遣ってくれる。だから、大好きになっちゃって。

大好きになったという音尾さんに、坂口さんは謝りたいことがあるそうです。

本当にすごく音尾さんに申し訳なかったなって思うのがあって。僕が音尾さんの上にかぶさる形で、首をぐっと締めようとする時に、本当にあまりにも暑すぎて、汗がだくだく音尾さんにかかっちゃうんですよ。

でも、手を添えてないといけないし、汗を拭けないし。音尾さんが芝居をやりづらいだろうなと思ったんですけど、汗が止まらないから、もうどうしようもなくて。すいません。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

夏の暑さによって、汗が止まらなくなってしまった坂口さん。

横たわる音尾さんの上に坂口さんが馬乗りのような形になって撮影するシーンで、音尾さんの顔に、自分の汗がかかってしまったことを謝っていました。

そんな音尾さんには、坂口さんについてしっかり言っておきたいことがあるそうで…。

いやいや、全然。ちゃんとここでしっかり言っておきたいのは、坂口くんの汗はしょっぱいです。

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

会場が笑いに包まれる中、坂口さんと渡辺さんさんからはツッコミ!

坂口:そりゃ、人間ですから!
音尾:しっかり伝えておかないといけないですよね。
渡辺:そのシーン見て笑われたら困っちゃうじゃん!

『盤上の向日葵』ジャパンプレミア(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

そんな撮影の裏側を聞いても、きっと本編を観る時には作品に没入してしまうことでしょう。

小日向さんが演じる唐沢光一朗は、桂介が小学生時代に将棋をしていた時の、恩人という役どころ。

僕はこの出演者の中で、一番坂口くんとの絡みが少ない。

だから桂介の少年時代を演じた子と、妻役の木村多江さんの3人のシーンがずっとあったんですよ。

桂介の少年時代、冬の早い朝には薄着で新聞配達をしているっていうところから始まるんですけど、もうそれがとってもいたいけで、もう本当にもう切なくて。

監督が、とっても心に刺さるような演出をして、僕は2人の顔を見ながら、穏やかに演じることができました。

坂口さんは、小日向さんとのシーンをこのように振り返ります。

小日向さんとは、本当に少しのシーンだけしかご一緒できなかった。

ストーリーの中で、小日向さんの役から、幼少期に教わっていた時に、将棋の癖が1つあるんですけど、その癖を桂介が将棋を指す時に、ちょっと継承してるじゃないですけど、その仕草をしたりするんですね。

だから、同じシーンはそんなに多くはなかったけど、その時にちゃんと唐沢さんを感じるという、桂介の中に残ってるんだなっていう感覚でお芝居をしてましたね。

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