乳がん「検査したから安心」ではない… 月1回のセルフチェックを By - grape編集部 公開:2016-09-29 更新:2016-09-29 乳がん Share Post LINE はてな コメント 有名人の「乳がんになった」というニュースに衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。乳がんは、女性にとっては無視できない恐ろしい病気。 ですが、早期発見して適切な治療を受ければ、治る可能性があるがんでもあります。 検診が重要なのはもちろんのこと、セルフチェックで自分自身が発見することができるのも特徴的。 「乳がんは早期発見が大事。セルフチェックをしましょう」 良く目にするフレーズです。ですが、きちんと定期的にセルフチェックができている方はまだ少ないのではないでしょうか。また、セルフチェックをしている人でも、本当に正しいやり方ができているでしょうか。 乳がんのセルフチェック方法の基本 生理が終わって2~3日後に行うのが好ましいとされています。閉経後の方は、月に一回、日にちを決めて行うとよいでしょう。 1.鏡の前で見た目をチェック 鏡の前で両手を上げて、見た目をチェック。左右の形や大きさの変化、へこみやひきつれなどがないかどうかを見ます。乳首をつまんで、分泌物がないかも確認します。 2.入浴時に石けんをつけてチェック 入浴時、手に石けんなどを付けてスムーズに動くようにした状態で、指の腹でくるくると触ります。片手を上げ、反対側の手で上げたほうの乳房をチェックします。この際につまんではいけません。 乳房だけでなく、鎖骨や、わきの下まで丁寧に行います。 3.あおむけに寝てチェック あおむけに横になった状態で、片手を上げてチェックします。4本の指で「の」の字を描くように触ります。 セルフチェック、触り方にコツがある 触ってしこりがないか確認する際、ぐるりと大きく手を動かしていないでしょうか? セルフチェックで見つけたいのは、まだごく小さい状態のしこり。小さいしこりを探すのに、大きく指を動かしたのでは見つけることが難しくなります。 セルフチェックを「やっているつもり」でも、触り方が望ましい方法でない可能性があるのかも…。 「では、どうしたらいいの?」 専門家が、丁寧に説明している動画をご紹介します。 繊細な女性の体。知っているつもりでも、まだ誤解があった…。 自分のことを一番知っていなければならない自分が、ちゃんと「知ることができて」いないのかもしれません。 この動画を制作したのは、女性向けの雑誌「Kiite!(きいて!)」の編集部。 2016年9月23日発行の10・11月号では「知っておきたい女性の病気」が特集されています。 乳がんのほかにも、子宮頸がん、卵巣がん、更年期障害などなど…女性特有の「知っておきたい」病気はいくつもあります。 この特集で印象的なのは、検査の結果で「異常なし」とされても病気が隠れている可能性について触れている点です。例えば、マンモグラフィ(乳房X線検査)で「異常なし」と結果が出ても、その人の乳房が乳腺が多いタイプだと、乳腺もしこりも白く写ってしまい、がんがあっても見えないこともあるそうです。 検査をしたから安心…ではなく、検査を受けるにあたっても必要な知識があるのですね。 自分の体のことを改めて知りたい方には、ぜひ目を通していただきたい特集記事です。 「Kiite!」は郵便局に 「Kiite!」は、郵便局でだけ販売されている雑誌です。書店での取り扱いはありませんのでご注意ください。 郵便局ではラックに並んでいる場合もありますし、もし見当たらない際は、窓口で申し出ればよいそうです。 郵便を送ったり、金融の窓口を利用したりと何かと訪れる機会の多い郵便局。立ち寄った際には、「Kiite!」を手に取ってみてはいかがでしょうか。 出典 Kiite! Share Post LINE はてな コメント
有名人の「乳がんになった」というニュースに衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。乳がんは、女性にとっては無視できない恐ろしい病気。
ですが、早期発見して適切な治療を受ければ、治る可能性があるがんでもあります。
検診が重要なのはもちろんのこと、セルフチェックで自分自身が発見することができるのも特徴的。
「乳がんは早期発見が大事。セルフチェックをしましょう」
良く目にするフレーズです。ですが、きちんと定期的にセルフチェックができている方はまだ少ないのではないでしょうか。また、セルフチェックをしている人でも、本当に正しいやり方ができているでしょうか。
乳がんのセルフチェック方法の基本
生理が終わって2~3日後に行うのが好ましいとされています。閉経後の方は、月に一回、日にちを決めて行うとよいでしょう。
1.鏡の前で見た目をチェック
鏡の前で両手を上げて、見た目をチェック。左右の形や大きさの変化、へこみやひきつれなどがないかどうかを見ます。乳首をつまんで、分泌物がないかも確認します。
2.入浴時に石けんをつけてチェック
入浴時、手に石けんなどを付けてスムーズに動くようにした状態で、指の腹でくるくると触ります。片手を上げ、反対側の手で上げたほうの乳房をチェックします。この際につまんではいけません。
乳房だけでなく、鎖骨や、わきの下まで丁寧に行います。
3.あおむけに寝てチェック
あおむけに横になった状態で、片手を上げてチェックします。4本の指で「の」の字を描くように触ります。
セルフチェック、触り方にコツがある
触ってしこりがないか確認する際、ぐるりと大きく手を動かしていないでしょうか?
セルフチェックで見つけたいのは、まだごく小さい状態のしこり。小さいしこりを探すのに、大きく指を動かしたのでは見つけることが難しくなります。
セルフチェックを「やっているつもり」でも、触り方が望ましい方法でない可能性があるのかも…。
「では、どうしたらいいの?」
専門家が、丁寧に説明している動画をご紹介します。
繊細な女性の体。知っているつもりでも、まだ誤解があった…。
自分のことを一番知っていなければならない自分が、ちゃんと「知ることができて」いないのかもしれません。
この動画を制作したのは、女性向けの雑誌「Kiite!(きいて!)」の編集部。
2016年9月23日発行の10・11月号では「知っておきたい女性の病気」が特集されています。
乳がんのほかにも、子宮頸がん、卵巣がん、更年期障害などなど…女性特有の「知っておきたい」病気はいくつもあります。
この特集で印象的なのは、検査の結果で「異常なし」とされても病気が隠れている可能性について触れている点です。例えば、マンモグラフィ(乳房X線検査)で「異常なし」と結果が出ても、その人の乳房が乳腺が多いタイプだと、乳腺もしこりも白く写ってしまい、がんがあっても見えないこともあるそうです。
検査をしたから安心…ではなく、検査を受けるにあたっても必要な知識があるのですね。
自分の体のことを改めて知りたい方には、ぜひ目を通していただきたい特集記事です。
「Kiite!」は郵便局に
「Kiite!」は、郵便局でだけ販売されている雑誌です。書店での取り扱いはありませんのでご注意ください。
郵便局ではラックに並んでいる場合もありますし、もし見当たらない際は、窓口で申し出ればよいそうです。
郵便を送ったり、金融の窓口を利用したりと何かと訪れる機会の多い郵便局。立ち寄った際には、「Kiite!」を手に取ってみてはいかがでしょうか。