「高校って聞くだけで嫌なんです」トレンディエンジェル・斎藤司、どん底の高校時代
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お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司さんが、2016年11月15日に日本テレビ系で放送されたバラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』に出演。「友達が一人もいなかった」高校時代について振り返りました。
斎藤さんといえば、その明るいキャラクターで今大ブレイク中の人気芸人の1人ですが、その高校時代は今とはかなりかけ離れたものだったようです。
本当に友達が一人もいなかった
斎藤さんは高校時代について、「当時、友達って何?って感じで、本当に友達が一人もいなかった」「高校って聞くだけで嫌なんです。誰とも話した記憶がない」とかなり低いテンションで話しています。
高校を卒業して20年ほど経ちますが同窓会に誘われたことがなく、卒業以降、同級生と一切顔を合わせていないそうです。
高校時代のクラス写真も紹介されていましたが、隅っこで非常に暗い表情をしており、ナインティナインの矢部浩之さんからは「心霊写真やん!」とツッコまれてしまうほどでした。
自分から話しかけられず、友達を作れなかった
斎藤さんは人見知りということもあって、高校入学初日に誰とも話しかけずに終わってしまったことで出遅れてしまい、結局高校3年間友達ができずに終わってしまったそうです。
休憩時間は机に顔を伏せて寝たフリをして3年間過ごしていたそうです。でも本当は同級生が話しかけてくれるのを待っていたとのこと。その想いも残念ながら通じることはなかったそうです。
学生生活では2人1組になる場面も多いようですが、それも常に1人だけ余ってしまう状態。終いには友達がいなかったため、学食の場所が分からなかったそうです。
同級生に当時の斎藤について印象を聞くも「記憶にない」
番組では斎藤さんと高校時代に同じクラスだった同級生を集め、斎藤さんについて語ってもらい、その印象を聞くも「あんまり記憶にない」「クラスで一番暗い」「机で寝ているイメージしかない」という残念なものばかり。
この様子を別室で見ていた斎藤さんも落ち込んでいましたが、同級生たちによれば、斎藤さんは1人でいるのが好きだったと思い込み、無理に話しかけなかったそうです。
同級生たちも斎藤さんの活躍を応援している
同級生たちは意図的に斎藤さんを避けていたわけでもなく、話すきっかけがなかったと話していました。現在の斎藤さんの姿をテレビで見て、どう思うか質問するとこのような返答がありました。
と、全員が斎藤さんの頑張りを温かく見守ってくれていたそうです。
同級生たちに自分がどのように思われているのか気になっていたという斎藤さんもこれを知って、「みんなを卑屈に見過ぎていたというか。応援してくれていたんだ、僕の知らないところで…というのがあります」と、思わず涙していました。
また、番組を見ていた視聴者からも感動したという声が多く上がっていました。
勇気を出して同級生と対面
いざ、勇気を出して同級生たちと対面した斎藤さんは、決めゼリフの”斎藤さんだぞ”を忘れて、「斎藤です」と普通に挨拶をしたり、「初めまして」と挨拶してしまったりと、テレビから見ていても緊張しているのが分かるほどでした。
当然、その絡みにはぎこちなさが目立っていましたが、番組収録後にFacebookを通じて、同窓会の誘いを受けるなど繋がりもしっかりできたようです。
もちろん、今回の番組では語られていないものの、斎藤さんにとって当時つらかった出来事などは他にもあったかもしれません。ですが、同級生たちの想いを聞けて、ちゃんと対面して話すことができて斎藤さんのずっと抱えていたモヤモヤも解消できたはず。
当時の暗かった斎藤さんを知る同級生たちだからこそ、斎藤さんが人気芸人になるまで、どれだけ苦労されたのかもより感じられたと思います。今では間違いなく誇れるクラスメイトの1人!
斎藤さんには胸を張って同窓会に出席し、当時話せなかった話など、同級生たちと腹を割って話してほしいものですね。