本当に13歳!?世界が注目する天才ジャズピアニスト 再びグラミー賞の候補
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世界で最も権威のある音楽賞のひとつと言われるアメリカのグラミー賞。その2017年のノミネートが発表されました。数々の才能あふれるアーティストたちが名を連ねるなかで、ひときわ注目を集めているミュージシャンがいます。
その人はインドネシア生まれのジャズピアニスト、ジョーイ・アレキサンダー。彼はなんと13歳にして2年連続2度目のグラミー賞にノミネートされたのです。
俳優のジョニー・デップの隣りであどけない笑顔を見せるジョーイ。
インドネシアのバリ島で生まれた彼は、幼い頃から父親の影響でジャズを聞いて育ちました。6歳になった時、父が買ってくれた小さな電子キーボードで独学でピアノを弾き始めます。
そんな息子の類まれなる才能に気が付いた父は、ジョーイをプロのミュージシャンのジャムセッションに連れていくようになりました。
その後、幼い彼のピアニストとしての実力はメキメキと上達。世界的に有名なジャズミュージシャンと一緒に演奏をしたり、大きなジャズフェスティバルで演奏する機会を得るなど、その名は広く知られるようになります。
そしてジョーイは2015年にデビューアルバム『My Favorite Things』をリリース。するとこのアルバムが2016年のグラミー賞の【ベスト・ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム】部門に、またアルバムに収録されている”Giant Steps”という楽曲が【ベスト・インプロバイズド・ソロ】部門にノミネートされたのです。
これによってジョーイはグラミー賞にノミネートされた史上最年少のジャズアーティストとなりました。
残念ながら2016年のグラミー賞では受章は逃したものの、受賞式ではライブパフォーマンスを披露して客席からスタンディングオベーションを受けたジョーイ。その彼のセカンドアルバム『Countdown』に収録の同名曲が、2017年グラミー賞の【ベスト・インプロバイズド・ジャズ・ソロ】部門に再びノミネートされたのです!
2度目のノミネートでますます注目されている若き天才ピアニスト、ジョーイ・アレキサンダー。ジャズアーティストとして最年少でのグラミー賞獲得なるか。2017年グラミー賞の受賞式は2月12日にロサンゼルスで行われます。
[文/grape編集部]