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「目の前を一瞬で通り過ぎる」最高速度150キロのレースに度肝を抜かれる

By - grape編集部  公開:  更新:

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空飛ぶF1のごとし

ドローンレースは、1周約500メートルのコースを1対戦あたり3名で競い合うもので、地上15メートル以上を飛行することは禁止となっている。

コース内には、ドローンがくぐるための枠組みやトンネルがあり、難易度を大幅に上げている。しかし、驚くのはそれだけではない。

なんと操縦者は、ドローンに付けたカメラの映像を見ながら操縦するというのだ!(これをFPV《First Person View》という)

おまけにドローンは、最高速度150キロというとんでもないスピードで飛ぶという。本当にゴールすることができるのだろうか? 固唾を飲んで見守っていると…開始の合図!

は、はえー!

F1さながらのモーター音を響かせながら、一瞬で目の前を通り過ぎるドローンたち。カメラのピントを合わせている余裕がない!

ドローンがこんなにも自由自在に、目にも止まらぬ速さで飛ぶことができるとは…。操縦者の視点になると、凄まじすぎて何をしているのかすらわからなかった。

それにしても、なぜ園内の一角を使いドローンレースを行うことができたのか。それはHTBとKDDIが、ドローンなどの新技術を活用した、パートナーシップを結んだことが大きく関係している。

今後HTBのアトラクションは、KDDIの4G・5Gネットワークを活用して、レース以外にも来場者向けにドローンを使って空撮するサービスなども行うようだ。

今回のレースは、その第一弾の取り組みということだ。

高速・大容量・低遅延となる5Gを使えば、FPVの映像もさらに鮮明になり、本当にドローンに乗って操縦しているかのような体験が、できる日がくるかもしれない。

さらなる技術向上を願いつつ、チャンスがあればぜひ自分の目で、迫力のレースを観戦しに行ってもらいたい。


[文・構成/grape編集部]

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