「これからどうなるの?」と不安な時 心の静けさを取り戻す『丁寧な暮らし』

By - 吉元由美  公開:  更新:

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吉元由美

作詞家、作家。作詞家として1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛けた。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。

心がザワザワするときは

不穏なことが起こる。世の中でも、自分の心の中でも。

事件、災害、紛争、人間関係、病気、避けたくても避けられないこともある。

そんなとき、心がザワザワします。(なぜ?どうして?)(これからどうなるの?)(もし…なったらどうしよう)(私はこんなに大変なのに、わかってくれない)いろいろなザワザワした思いが胸の中を飛び交います。

不穏な曇り空の写真

阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件(1995年)が起こった頃、私はドリームセラピーの勉強をしていました。

クライアントの夢解釈をするのですが、多くの人が不穏な夢を見ていたようです。

『地割れの夢』『崖が崩れる』『得体の知れない怖いものに追いかけられる』など、それらを予知夢のように思い、不安になる人もいました。

考えられないようなことがあったのですから無理もありません。

夢解釈からすると、それは予知夢ではなく不安になっているという現状を示しています。

地割れから不安が吹き出している。価値観という崖が崩れる。サリンという得体の知れないものへの恐怖。

不穏な雰囲気の霧のかかった森の写真

不安や恐れに対して抗うことはなく、まず「不安なのだ」「怖いのだ」と自覚するだけでいいのです。

そしてそれを手放すとまではいかなくても、心が静寂であることを意識するのです。

自分の外側が不穏で騒がしいときほど、自分の内側の静寂を保つこと。

そして毎日を丁寧に過ごす。丁寧に過ごすと、心が落ち着きます。

それを意識的に行うことで、心のザワザワの波が引いていくのです。

ドライフラワーの写真

これは、無関心でいるということではないのです。

何が起こっているかということは見ておく。

心の静寂を保つことのほかに為すべきことがあれば、粛々と行う。

胸の痛むようなニュース映像を見れば、悲しみや怒りや絶望感が湧き上がってくる。

そんな自分の感情を一度受け入れ、静寂の奥にそっとしまう。

ニュース映像はリアルですから記憶に刷り込まれます。

そこに埋没しないことがポイントなのです。

草木の写真

占いや予言などを『転ばぬ先の杖』として捉えらえることも大切です。

特にネガティブな要素のある予言を多くの人が信じてしまうと、その大きな意識がそれを引き寄せてしまうかも知れない。

人はなぜかポジティブな予言よりも、負を引き起こす予言を信じてしまう。

そんなときこそ、心の静寂を保つレッスンなのです。

そう、レッスンです。積み重ねるうちに、どんなときもザワザワに巻き込まれない自分になれる。

心の静寂に耳を傾けてみる。そんな時間を大切にしていきましょう。

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※記事中の写真はすべてイメージ


[文/吉元由美 構成/grape編集部]

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