『サマソニ、もうすぐ!』関係者に、今年の注目アーティストを聞いてみた By - grape編集部 公開:2017-08-09 更新:2018-05-28 ニッポン放送フェス Share Post LINE はてな コメント 2000年からスタートし、夏の4大フェスともいわれるまでに成長した『SUMMER SONIC』。2日間で多彩なアーティストを思いっきり楽しめるイベントとして絶大な人気を誇っています。 2017年8月19日・20日の開催に先立ち、フェス宣伝担当の平山善成さんを直撃。今年のコンセプトや注目アーティストなどについて伺いました。 ーー今年のSUMMER SONICのコンセプトやテーマなどがあったら教えてください。 初日はカルビン・ハリスを予定していまして、どちらかというとダンスやポップ系統のアーティストがそろっています。 一方で2日目はFOO FIGHTERSをヘッドラインに、BABYMETALやMAN WITH A MISSIONなど、ロック色の強いラインナップにしています。1日目と2日目で『ポップス×ロック』の色分けができているところが特徴の1つです。 いずれの日も、いろんなジャンルのアーティストをブッキングして、どんな人が来ても楽しめるようにをコンセプトに選んでいます。ロックやポップスはもちろん、ヒップホップやJ-POP、さらにはアイドルまでが出演していて、どこを切り取っても楽しめるようにしています。 ーー全く聞かなかったジャンルやアーティストに触れる機会にもなりますね。 それはフェスをやっている側としては狙いたいところです。いままで知らなかった音楽を聴くきっかけ・知るきっかけとなる機能を、サマソニが持っていてればいいなと思っています。 曲のプレイリストだけだと分からないものってあるじゃないですか。偶然ちょっと寄ってみたステージでハマるとか、チラ見の気持ちで入ったパフォーマンスで盛り上がる…これは生でないと体験できないことですから。 ーーSUMMER SONICは、音楽はもちろんですが、テーマパークのように全体的な体験というのも作っているという印象を受けています。 まさにその通りで、サマソニ自体がテーマパークとしてとらえています。もちろんライブが軸ですけれども、お笑いのステージがあったり大道芸があったりと、いろんな要素が含まれています。 一方で『ソニメシ』という世界各国のおいしい料理が食べられるフードのエリアも充実しています。メッセの中にはカジノ・エリアもあります。どこへ行っても楽しめて、満足してもらえるようなモノを提供すべく、がんばっています。 ーー楽しみ方は人それぞれ。フェスは『アゲアゲ』みたいなイメージを持っている人もいるようですが。 全然そんなことないと思います。1人でも楽しくなるように作っていますし、騒がなければいけないというルールはありません。来る人それぞれの楽しみ方があるので、気にしすぎないほうがいい気がします。 ごはんを食べて、見たいアーティストを見るだけでもいいですし。中にはカジノエリアで一日中麻雀を打っている人もいるくらいです。(音楽聴いているのかなと思いますが、楽しんでいるようなので。) ーー今年のラインナップの中から、個人的に「もっと知ってほしい!」というアーティストを教えてください。 まずは初日。ガーデンステージに出るMR.JUKESというアーティスト。あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、昔BOMBAY BICYCLE CLUBというUKロックのバンド(現在は活動休止)のフロントマンが新しく始めたソロプロジェクトです。 バンド時代のUKロックとはだいぶ方向性を変えて、ジャズとかソウル、ファンクなどに寄っています。編成は7人くらいで、ノリのよいステージになると思うので、どんなパフォーマンスが観られるのか楽しみです。 20日のステージだったら、マリンステージに出る2人組のロックバンドROYAL BLOODですね。ドラムとベースだけなのに、とんでもない音を出すんです。ベースもギターの音も出せるように改造しています。FOO FIGHTERSと一緒にツアーをしているようなバンドで、見た目の衝撃がスゴい。後ろに誰か隠れて演奏しているんじゃないかと思うほどです。 そんなテクニカルな部分はもちろん、彼らが持っているロックサウンドのダイナミズムは、最近の音楽シーンでは数少ないものだと思います。そんな彼らが、マリンステージという会場でどんな音を鳴らしてくれるのか…とても興味深いです。 ーー最後に、まだ行こうか決めかねている人たちにメッセージをお願いします。 東京会場なら、行こうと思えば都心から30〜40分ほどですし、気になるアーティストが1、2ついれば、普段のライブを2回観るのと変わらない金額なので、元が取れてしまいます。 そしてサマソニは、敷居の低さを目指しているフェスです。防寒や雨対策などはしていかなければなりませんが、キャンプの道具などをそろえる必要はなく、身軽にパッと行ける場所です。準備万端で待っていますので、ぜひ来てください。 SUMMER SONIC 2017 2017年8月19日(土)・20日(日)の2日間開催 東京会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ 大阪会場:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド) [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
2000年からスタートし、夏の4大フェスともいわれるまでに成長した『SUMMER SONIC』。2日間で多彩なアーティストを思いっきり楽しめるイベントとして絶大な人気を誇っています。
2017年8月19日・20日の開催に先立ち、フェス宣伝担当の平山善成さんを直撃。今年のコンセプトや注目アーティストなどについて伺いました。
ーー今年のSUMMER SONICのコンセプトやテーマなどがあったら教えてください。
初日はカルビン・ハリスを予定していまして、どちらかというとダンスやポップ系統のアーティストがそろっています。
一方で2日目はFOO FIGHTERSをヘッドラインに、BABYMETALやMAN WITH A MISSIONなど、ロック色の強いラインナップにしています。1日目と2日目で『ポップス×ロック』の色分けができているところが特徴の1つです。
いずれの日も、いろんなジャンルのアーティストをブッキングして、どんな人が来ても楽しめるようにをコンセプトに選んでいます。ロックやポップスはもちろん、ヒップホップやJ-POP、さらにはアイドルまでが出演していて、どこを切り取っても楽しめるようにしています。
ーー全く聞かなかったジャンルやアーティストに触れる機会にもなりますね。
それはフェスをやっている側としては狙いたいところです。いままで知らなかった音楽を聴くきっかけ・知るきっかけとなる機能を、サマソニが持っていてればいいなと思っています。
曲のプレイリストだけだと分からないものってあるじゃないですか。偶然ちょっと寄ってみたステージでハマるとか、チラ見の気持ちで入ったパフォーマンスで盛り上がる…これは生でないと体験できないことですから。
ーーSUMMER SONICは、音楽はもちろんですが、テーマパークのように全体的な体験というのも作っているという印象を受けています。
まさにその通りで、サマソニ自体がテーマパークとしてとらえています。もちろんライブが軸ですけれども、お笑いのステージがあったり大道芸があったりと、いろんな要素が含まれています。
一方で『ソニメシ』という世界各国のおいしい料理が食べられるフードのエリアも充実しています。メッセの中にはカジノ・エリアもあります。どこへ行っても楽しめて、満足してもらえるようなモノを提供すべく、がんばっています。
ーー楽しみ方は人それぞれ。フェスは『アゲアゲ』みたいなイメージを持っている人もいるようですが。
全然そんなことないと思います。1人でも楽しくなるように作っていますし、騒がなければいけないというルールはありません。来る人それぞれの楽しみ方があるので、気にしすぎないほうがいい気がします。
ごはんを食べて、見たいアーティストを見るだけでもいいですし。中にはカジノエリアで一日中麻雀を打っている人もいるくらいです。(音楽聴いているのかなと思いますが、楽しんでいるようなので。)
ーー今年のラインナップの中から、個人的に「もっと知ってほしい!」というアーティストを教えてください。
まずは初日。ガーデンステージに出るMR.JUKESというアーティスト。あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、昔BOMBAY BICYCLE CLUBというUKロックのバンド(現在は活動休止)のフロントマンが新しく始めたソロプロジェクトです。
バンド時代のUKロックとはだいぶ方向性を変えて、ジャズとかソウル、ファンクなどに寄っています。編成は7人くらいで、ノリのよいステージになると思うので、どんなパフォーマンスが観られるのか楽しみです。
20日のステージだったら、マリンステージに出る2人組のロックバンドROYAL BLOODですね。ドラムとベースだけなのに、とんでもない音を出すんです。ベースもギターの音も出せるように改造しています。FOO FIGHTERSと一緒にツアーをしているようなバンドで、見た目の衝撃がスゴい。後ろに誰か隠れて演奏しているんじゃないかと思うほどです。
そんなテクニカルな部分はもちろん、彼らが持っているロックサウンドのダイナミズムは、最近の音楽シーンでは数少ないものだと思います。そんな彼らが、マリンステージという会場でどんな音を鳴らしてくれるのか…とても興味深いです。
ーー最後に、まだ行こうか決めかねている人たちにメッセージをお願いします。
東京会場なら、行こうと思えば都心から30〜40分ほどですし、気になるアーティストが1、2ついれば、普段のライブを2回観るのと変わらない金額なので、元が取れてしまいます。
そしてサマソニは、敷居の低さを目指しているフェスです。防寒や雨対策などはしていかなければなりませんが、キャンプの道具などをそろえる必要はなく、身軽にパッと行ける場所です。準備万端で待っていますので、ぜひ来てください。
SUMMER SONIC 2017
2017年8月19日(土)・20日(日)の2日間開催
東京会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
大阪会場:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
[文・構成/grape編集部]