ある赤ちゃんに連帯を示す人たち 片目を隠した写真の理由に胸が張り裂ける By - grape編集部 公開:2017-12-30 更新:2018-03-18 SNSシリア赤ちゃん Share Post LINE はてな コメント 出典:@amer_almohibany 世界中のSNSで、片目を隠した人たちの写真が投稿され始めました。 それらの写真には『#SolidarityWithKarim(カリムへの連帯)』という、シリアに住むカリム・アブドラくんという赤ちゃんへの結びつきの心を示すハッシュタグがつけられています。 カリムくんはシリア政府軍の包囲下で空爆に遭い、左目を失い頭がい骨を損傷するという重傷を負いました。さらに一緒にいた母親は亡くなってしまったのです。 シリアの現状を世界中の人たちに知らせるために そんなカリムくんの姿を見て心を痛めたシリアのフリーランス・ジャーナリスト、アミル・アルモヒバニーさんが、カリムくんの写真と、左手で自分の片目を隠した写真をTwitterに投稿。シリアの子どもたちの現状を世界に知らせるため、自分と同じく片目を隠した写真をSNSに投稿するよう呼びかけました。 こうしてキャンペーン『#SolidarityWithKarim(カリムへの連帯)』は始まったのです。 Hundreds of activists around the world continue to interact with a campaign#SolidarityWithKarim who live under siege in #EasternGhouta – #Syria Join our campaign pic.twitter.com/fvxipAsU16— Amer almohibany (@amer_almohibany) December 19, 2017 Syrian actress @KindaAlloush adds her voice to those standing in #SolidarityWithKarim, the 2-month old Syrian baby who lost his eye and his mom as a result of the Assad regime's brutal strikes on Eastern Ghouta. https://t.co/XEroex20fC pic.twitter.com/nIFznRyuBv— Mai El-Sadany (@maitelsadany) December 29, 2017 Our hearts and thoughts goes to children in refugee camps and those who suffer from war and couldn’t celebrate Christmas this year. with @Carolegholam, Lynn AlJizzani Lea Aljizzani#SolidaritywithKarim pic.twitter.com/VP1Iyjmezt— Maan Jizzani (@maanaljizzani) December 26, 2017 Journalists and staff of the @anadoluagency Agency cover their eyes in solidarity with Syrian child Karim, who lost his eye to the bombing of the regime.#solidaritywithkarim pic.twitter.com/42xjKZ5wAt— Ahmad Alshehab (@Ahmad430Raqqa) December 20, 2017 一般市民や活動家らが参加し始めたこのキャンペーンは瞬く間に世界規模に広まり、国連安全保障理事会に出席中のイギリスのマシュー・ライクロフト国連大使も自分の写真をTwitterに投稿。 「我々は東グータの空爆と包囲戦の終結を見なくてはならない」とつぶやき、カリムくんへの連帯を表明しました。 When we sit around the #UNSC & warn that inaction will mean more people are going to die. More schools bombed. More children scarred. This is what we mean.We must see an end to the bombardment & siege of #EasternGhouta.#SolidarityWithKarim pic.twitter.com/8Io85VlDdF— Matthew Rycroft (@MatthewRycroft1) December 19, 2017 カリムくんの痛々しい写真は、まだ言葉が話せない年齢である彼の声を代弁するかのごとく、多くの人たちの心に響いています。 いまこの瞬間もシリアでは多くの人たちが命の危険にさらされています。このキャンペーンによってシリアの平和を願う人たちの祈りが通じ、シリアに1日も早く平和な生活が戻ることを願います。 [文・構成/grape編集部] 出典 @amer_almohibany/@maitelsadany/@maanaljizzani/@Ahmad430Raqqa/@MatthewRycroft1 Share Post LINE はてな コメント
世界中のSNSで、片目を隠した人たちの写真が投稿され始めました。
それらの写真には『#SolidarityWithKarim(カリムへの連帯)』という、シリアに住むカリム・アブドラくんという赤ちゃんへの結びつきの心を示すハッシュタグがつけられています。
カリムくんはシリア政府軍の包囲下で空爆に遭い、左目を失い頭がい骨を損傷するという重傷を負いました。さらに一緒にいた母親は亡くなってしまったのです。
シリアの現状を世界中の人たちに知らせるために
そんなカリムくんの姿を見て心を痛めたシリアのフリーランス・ジャーナリスト、アミル・アルモヒバニーさんが、カリムくんの写真と、左手で自分の片目を隠した写真をTwitterに投稿。シリアの子どもたちの現状を世界に知らせるため、自分と同じく片目を隠した写真をSNSに投稿するよう呼びかけました。
こうしてキャンペーン『#SolidarityWithKarim(カリムへの連帯)』は始まったのです。
一般市民や活動家らが参加し始めたこのキャンペーンは瞬く間に世界規模に広まり、国連安全保障理事会に出席中のイギリスのマシュー・ライクロフト国連大使も自分の写真をTwitterに投稿。
「我々は東グータの空爆と包囲戦の終結を見なくてはならない」とつぶやき、カリムくんへの連帯を表明しました。
カリムくんの痛々しい写真は、まだ言葉が話せない年齢である彼の声を代弁するかのごとく、多くの人たちの心に響いています。
いまこの瞬間もシリアでは多くの人たちが命の危険にさらされています。このキャンペーンによってシリアの平和を願う人たちの祈りが通じ、シリアに1日も早く平和な生活が戻ることを願います。
[文・構成/grape編集部]