妻「私のどこが好き?」夫「アホなところ」 そう答えた理由に、涙する人が多数! By - grape編集部 公開:2018-01-26 更新:2018-08-10 夫婦 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 以前は、人とのコミュニケーションがうまく取れず、中学・高校ともに友人はゼロ。孤独な6年間を過ごしていたという木村彩人さん。 そんな木村さんに転機が訪れたのは、大学1年生の時。ある女性との出会いが、木村さんの人生を大きく変えました。 その女性は、現在の木村さんの妻。 木村さんが書いたブログ『僕が妻を好きになった理由』をご紹介します。 ぼくが妻を好きになった理由 木村さんは中学・高校の学生生活でほとんど他人と話す機会がなかったため、大学に入学した時も、ずっとビクビクしていたといいます。 怖いな、いやだな、隠れてしまいたいな。 そんな思いを抱えながら、なんとか大学に通い続けていたそうです。 ※写真はイメージ その中で、木村さんはとあるサークルに入りました。サークルの活動内容は、ボランティアなどさまざまな社会経験をする、というものだったといいます。 そして、花見も兼ねての歓迎会が開かれることになりました。 歓迎会に参加するにあたって「明朗快活な人間を演じなければ」と考えていた木村さんでしたが、現実は甘くありませんでした。 自己紹介では面白いこともいえず、「高校の時、何をしていたの?」と聞かれても答えられない木村さん。 最初は何とかみんなの輪に入ろうとしていましたが、何を話していいか分からず1人になってしまい、次第に「やはり自分なんか…」と、あきらめに似た感情を持つようになっていきました。 まあ、そりゃそうだな。僕、いてもいなくても同じだもん。 そうは思いながらも帰るに帰れず、輪から外れていないフリをし、時間を潰していました。 そんな時、1つ年上の先輩女性が、木村さんに声をかけてきたのです。 「1人?じゃあ、私と話そうよー!」 ※写真はイメージ 先輩女性は快活で笑い声が大きく、「自分とは合わないタイプの人だな」と木村さんは感じたといいます。 その後の会話も、ギクシャクしたものでした。 「私、Aっていいます。よろしくねー!」 「あ、木村彩人です……よろしくお願いします」 「木村くんね!木村くんは、どこ出身なの?関西?」 「いえ、広島県です」 「へー、広島なんだ!」 「はい」 「…」 「…」 少し話しては会話が途切れる…そんなことの繰り返しに、最初は「何なんだ」と思ったという木村さん。 弾まない会話を繰り返しているうちに、木村さんは彼女に対して「すごく優しくて、アホな人なんだろうな」との感想を持ちました。 1人でいた木村さんに気付いて話しかけてくれた優しさと、「相手を1人にさせたくない」という気持ちでやってきたものの、自分が困ってしまう、ちょっとドジな面を持つ先輩女性。 彼女に対し、木村さんはこんな気持ちを抱くのです。 絶対、人生を損して生きるタイプだなあ、と思った。 しなくていい苦労をしまくってしまう人だろうなあ、と思った。 そして、それって、なんて素敵な人なんだろう、と思った。 僕は、Aさんに恋をした。 先輩女性の「優しさ」と「アホ」なところに惹かれた木村さん。 それから木村さんは、約2年半も片思いを続け、先輩女性と交際することになったのは大学3年生の秋だったといいます。 そして、後に結婚。 木村さんはブログの最後を、こんな言葉で締めています。 いまでもときどき、妻には「なんで私のこと好きになったの?」なんて冗談っぽく聞かれるのだが、僕はいつも適当にごまかしている。 「すごく優しいし、すごいアホだから」といったら「すごいアホってなんだよ!」と怒られるだろうから。あと、恥ずかしいし。 妻はいまでも、すごく優しいし、すごいアホだ。 エピソードを知った人の感想は? 木村さんのエピソードを知った人から、多くのコメントが寄せられています。 ・優しい奥さんだ。大切にしてあげてね。 ・とてもいい話。涙が…。 ・とっても素敵な恋愛ですね。奥さんにも読ませてあげてほしい。 ・つらい青春の闇に挿し込んだ光が、奥さんだったんだなぁ。 コミュニケーションが苦手だった木村さんがつかんだ、大きな幸せ。 木村さんが書いた『僕が妻を好きになった理由』は、さらに臨場感のある、気持ちがこもったものです。興味のある人は、ぜひこちらも読んでみてください! 『僕が妻を好きになった理由。』 [文・構成/grape編集部] 出典 ゲムぼく。 Share Post LINE はてな コメント
以前は、人とのコミュニケーションがうまく取れず、中学・高校ともに友人はゼロ。孤独な6年間を過ごしていたという木村彩人さん。
そんな木村さんに転機が訪れたのは、大学1年生の時。ある女性との出会いが、木村さんの人生を大きく変えました。
その女性は、現在の木村さんの妻。
木村さんが書いたブログ『僕が妻を好きになった理由』をご紹介します。
ぼくが妻を好きになった理由
木村さんは中学・高校の学生生活でほとんど他人と話す機会がなかったため、大学に入学した時も、ずっとビクビクしていたといいます。
怖いな、いやだな、隠れてしまいたいな。
そんな思いを抱えながら、なんとか大学に通い続けていたそうです。
※写真はイメージ
その中で、木村さんはとあるサークルに入りました。サークルの活動内容は、ボランティアなどさまざまな社会経験をする、というものだったといいます。
そして、花見も兼ねての歓迎会が開かれることになりました。
歓迎会に参加するにあたって「明朗快活な人間を演じなければ」と考えていた木村さんでしたが、現実は甘くありませんでした。
自己紹介では面白いこともいえず、「高校の時、何をしていたの?」と聞かれても答えられない木村さん。
最初は何とかみんなの輪に入ろうとしていましたが、何を話していいか分からず1人になってしまい、次第に「やはり自分なんか…」と、あきらめに似た感情を持つようになっていきました。
まあ、そりゃそうだな。僕、いてもいなくても同じだもん。
そうは思いながらも帰るに帰れず、輪から外れていないフリをし、時間を潰していました。
そんな時、1つ年上の先輩女性が、木村さんに声をかけてきたのです。
「1人?じゃあ、私と話そうよー!」
※写真はイメージ
先輩女性は快活で笑い声が大きく、「自分とは合わないタイプの人だな」と木村さんは感じたといいます。
その後の会話も、ギクシャクしたものでした。
「私、Aっていいます。よろしくねー!」
「あ、木村彩人です……よろしくお願いします」
「木村くんね!木村くんは、どこ出身なの?関西?」
「いえ、広島県です」
「へー、広島なんだ!」
「はい」
「…」
「…」
少し話しては会話が途切れる…そんなことの繰り返しに、最初は「何なんだ」と思ったという木村さん。
弾まない会話を繰り返しているうちに、木村さんは彼女に対して「すごく優しくて、アホな人なんだろうな」との感想を持ちました。
1人でいた木村さんに気付いて話しかけてくれた優しさと、「相手を1人にさせたくない」という気持ちでやってきたものの、自分が困ってしまう、ちょっとドジな面を持つ先輩女性。
彼女に対し、木村さんはこんな気持ちを抱くのです。
絶対、人生を損して生きるタイプだなあ、と思った。
しなくていい苦労をしまくってしまう人だろうなあ、と思った。
そして、それって、なんて素敵な人なんだろう、と思った。
僕は、Aさんに恋をした。
先輩女性の「優しさ」と「アホ」なところに惹かれた木村さん。
それから木村さんは、約2年半も片思いを続け、先輩女性と交際することになったのは大学3年生の秋だったといいます。
そして、後に結婚。
木村さんはブログの最後を、こんな言葉で締めています。
いまでもときどき、妻には「なんで私のこと好きになったの?」なんて冗談っぽく聞かれるのだが、僕はいつも適当にごまかしている。
「すごく優しいし、すごいアホだから」といったら「すごいアホってなんだよ!」と怒られるだろうから。あと、恥ずかしいし。
妻はいまでも、すごく優しいし、すごいアホだ。
エピソードを知った人の感想は?
木村さんのエピソードを知った人から、多くのコメントが寄せられています。
・優しい奥さんだ。大切にしてあげてね。
・とてもいい話。涙が…。
・とっても素敵な恋愛ですね。奥さんにも読ませてあげてほしい。
・つらい青春の闇に挿し込んだ光が、奥さんだったんだなぁ。
コミュニケーションが苦手だった木村さんがつかんだ、大きな幸せ。
木村さんが書いた『僕が妻を好きになった理由』は、さらに臨場感のある、気持ちがこもったものです。興味のある人は、ぜひこちらも読んでみてください!
『僕が妻を好きになった理由。』
[文・構成/grape編集部]