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妻「私のどこが好き?」夫「アホなところ」 そう答えた理由に、涙する人が多数!

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

以前は、人とのコミュニケーションがうまく取れず、中学・高校ともに友人はゼロ。孤独な6年間を過ごしていたという木村彩人さん。

そんな木村さんに転機が訪れたのは、大学1年生の時。ある女性との出会いが、木村さんの人生を大きく変えました。

その女性は、現在の木村さんの妻。

木村さんが書いたブログ『僕が妻を好きになった理由』をご紹介します。

ぼくが妻を好きになった理由

木村さんは中学・高校の学生生活でほとんど他人と話す機会がなかったため、大学に入学した時も、ずっとビクビクしていたといいます。

怖いな、いやだな、隠れてしまいたいな。

そんな思いを抱えながら、なんとか大学に通い続けていたそうです。

※写真はイメージ

その中で、木村さんはとあるサークルに入りました。サークルの活動内容は、ボランティアなどさまざまな社会経験をする、というものだったといいます。

そして、花見も兼ねての歓迎会が開かれることになりました。

歓迎会に参加するにあたって「明朗快活な人間を演じなければ」と考えていた木村さんでしたが、現実は甘くありませんでした。

自己紹介では面白いこともいえず、「高校の時、何をしていたの?」と聞かれても答えられない木村さん。

最初は何とかみんなの輪に入ろうとしていましたが、何を話していいか分からず1人になってしまい、次第に「やはり自分なんか…」と、あきらめに似た感情を持つようになっていきました。

まあ、そりゃそうだな。僕、いてもいなくても同じだもん。

そうは思いながらも帰るに帰れず、輪から外れていないフリをし、時間を潰していました。

そんな時、1つ年上の先輩女性が、木村さんに声をかけてきたのです。

「1人?じゃあ、私と話そうよー!」

※写真はイメージ

先輩女性は快活で笑い声が大きく、「自分とは合わないタイプの人だな」と木村さんは感じたといいます。

その後の会話も、ギクシャクしたものでした。

「私、Aっていいます。よろしくねー!」

「あ、木村彩人です……よろしくお願いします」

「木村くんね!木村くんは、どこ出身なの?関西?」

「いえ、広島県です」

「へー、広島なんだ!」

「はい」

「…」

「…」

少し話しては会話が途切れる…そんなことの繰り返しに、最初は「何なんだ」と思ったという木村さん。

弾まない会話を繰り返しているうちに、木村さんは彼女に対して「すごく優しくて、アホな人なんだろうな」との感想を持ちました。

1人でいた木村さんに気付いて話しかけてくれた優しさと、「相手を1人にさせたくない」という気持ちでやってきたものの、自分が困ってしまう、ちょっとドジな面を持つ先輩女性。

彼女に対し、木村さんはこんな気持ちを抱くのです。

絶対、人生を損して生きるタイプだなあ、と思った。

しなくていい苦労をしまくってしまう人だろうなあ、と思った。

そして、それって、なんて素敵な人なんだろう、と思った。

僕は、Aさんに恋をした。

先輩女性の「優しさ」と「アホ」なところに惹かれた木村さん。

それから木村さんは、約2年半も片思いを続け、先輩女性と交際することになったのは大学3年生の秋だったといいます。

そして、後に結婚。

木村さんはブログの最後を、こんな言葉で締めています。

いまでもときどき、妻には「なんで私のこと好きになったの?」なんて冗談っぽく聞かれるのだが、僕はいつも適当にごまかしている。

 

「すごく優しいし、すごいアホだから」といったら「すごいアホってなんだよ!」と怒られるだろうから。あと、恥ずかしいし。

妻はいまでも、すごく優しいし、すごいアホだ。

エピソードを知った人の感想は?

木村さんのエピソードを知った人から、多くのコメントが寄せられています。

・優しい奥さんだ。大切にしてあげてね。

・とてもいい話。涙が…。

・とっても素敵な恋愛ですね。奥さんにも読ませてあげてほしい。

・つらい青春の闇に挿し込んだ光が、奥さんだったんだなぁ。

コミュニケーションが苦手だった木村さんがつかんだ、大きな幸せ。

木村さんが書いた『僕が妻を好きになった理由』は、さらに臨場感のある、気持ちがこもったものです。興味のある人は、ぜひこちらも読んでみてください!


[文・構成/grape編集部]

出典
ゲムぼく。

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