『東京タワー』は「赤」じゃないって知ってた？　正解を聞いて妙に納得

By - grape編集部　公開：2018-02-28 　更新：2018-02-28

東京タワー（日本電波塔）は、特別展望台のリニューアルにあたり、２０～６０代の男女５００名を対象に、『東京タワー』に関する認識調査を実施しました。

その結果がこちらです。

いまも東京のシンボル

「あなたにとって『東京タワー』は、東京のシンボルだと思いますか」という質問に対して、９３．６％の人が「思う」と回答し、９割以上の人が「東京のシンボル」と思っていることが分かりました。

その一方で、「あなたは東京タワーが何色だと思いますか」という質問には、約８割の人が赤や朱色と回答し、『東京タワー』の色を正しくオレンジと答えたのは１割未満という結果に。

また、『東京タワー』がオレンジ色と知っていたのは、２０～４０代は１０人に１人に対し、５０代は４人に１人、６０代は３人に１人となり、若年層より年配層が『東京タワー』について知識があることが分かりました。

『東京タワー』に関するユニークな豆知識は、ほかにもたくさんあります。ここからは担当者による解説とあわせて、知らない度の高い順番にご紹介。

知らない度９２.６％

担当者コメント

「１日数十万円くらいすると思った」という話もよく耳にしますので、１日２万円程度と聞くと驚かれるかたも多いようですが、オレンジ色のライトアップ『ランドマークライト』を日没から真夜中まで点灯した場合、このくらいの金額になります。※ただし現在は工事のため、ライトアップは翌明け方まで継続点灯しています。

これでたくさんの方々の目を楽しませることができると考えれば、かなりのコストパフォーマンスではないでしょうか。

知らない度８８％

担当者コメント

当時の明確な事実が残っているわけではありませんが、特に東京タワーの塔体上部については特段に頑丈な鉄骨が必要であったため、鋼材としての品質が高い戦車のスクラップを材料として使用した可能性はおおいに考えられる、と当時の関係者からも語られています。

知らない度８５.２％

担当者コメント

開業を間近に控えたころ、この新たな電波塔の名称を公募することとなりましたが、わずかな期間で８万６千通もの応募があり、審査にあたっては大変な苦労があったと聞いています。

数量的に見ると「昭和塔」「日本塔」「平和塔」などが主たる候補でしたが、世界的に親しまれるにあたって、もっともふさわしいだろうということで、最終的には満場一致で『東京タワー』と決まりました。

ちなみに『東京タワー』は１２３通の応募で、ほかの候補に比べると数量としては微々たるものでした。

『東京タワー』にまつわるトリビア、いかがでしたか。

裏話を聞くにつれ、実際に行ってみたくなりますよね。

２０１６年１０月から、リニューアル工事のため営業を休止していた高さ２５０ｍの特別展望台が、体験型展望ツアー『トップデッキツアー』として、２０１８年３月３日にグランドオープン。

開業６０周年を迎える東京タワーが世界に発信する新アトラクションとなっています。

また、リニューアルにあたり、実際の『東京タワー』に用いる塗料「インターナショナルオレンジ」を使用した広告を恵比寿駅および新宿駅において期間限定で掲示中。

この機会に改めて『東京タワー』の魅力を再発見してみてください。

[文・構成／grape編集部]

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