「これぞ無償の愛」 病気のホームレスの男性を心配する『友達』の姿に感動
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
ブラジルの病院で看護師をしているクリスさんは、ある日の深夜に勤務していました。すると午前3時にセザールさんというホームレスの男性が病院を訪れます。
ウェブメディア『The Dodo』によると、セザールさんは持病があり、治療と薬が必要な状態だったといいます。
体調が悪いセザールさんに付き添いはおらず、1人で病院にやってきたのだそう。ところが病院のスタッフたちは間もなく、セザールさんの『友達』がお見舞いに来ていることに気が付きます。
その姿を見て感動したクリスさんは写真を撮り、Facebookに投稿しました。
セザールさんを心配してやってきた『友達』とは4匹の犬。犬たちは病院内には入らず、入り口で心配そうにじっとセザールさんのことを待っていたのだそう。
クリスさんいわく、犬たちはみんなよく太っていて、きちんと世話をされているのが分かる状態だったといいます。
セザールさんの治療が終わると、看護師たちは犬たちを中に入れてあげたそうです。そしてセザールさんに食事を提供したのだとか。
すると彼はお腹が空いているはずなのに食事を残し、「後で犬たちにあげます」といったのだそう。
そしてセザールさんは犬たちと一緒に病院を後にしたということです。
クリスさんの投稿は4万回以上シェアされ、たくさんの温かいコメントが寄せられています。
・誰もが友達と愛情を必要としているんだよ。
・これこそが無償の愛よね。
・素晴らしい男性だわ。早く回復して神のご加護がありますように。
路上での生活は経験したことがない人には想像し難いほど困難なこともあるでしょう。
しかしセザールさんにはいつも寄り添ってくれる4匹の犬がいます。きっとこの犬たちは彼にとって家族同然なのだと思います。
どんな時でもお互いを思いあえる家族がいる。それはお金では買えない宝物といえるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]