「涙腺が崩壊した」「きっと見守ってる」 市川海老蔵が襲名披露会見で語ったこと
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歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、２０１９年１月１４日に襲名会見を披露。
２０２０年の５月より、江戸時代から続く名跡（みょうせき）『十三代目 市川團十郎白猿（はくえん）』を襲名することを発表しました。
市川海老蔵「伝えたいのは父と麻央」
市川團十郎という名を受け継ぐにあたって、海老蔵さんは会見でこのように話されました。
この度、わたくし十三代目市川團十郎白猿を襲名させていただく運びとあいなりましてございます。
歌舞伎界にとりまして、大変大きな名跡でございます。このうえは、おのれの命の限り懸命に歌舞伎に生きていきたいと思う所存でございます。
父・十二代目市川團十郎さんの姿を間近で見てきたこともあり、海老蔵さんは市川團十郎という名に「計り知れない重みがある」と感じているそうです。
また、海老蔵さんの長男・勘玄（かんげん）くんも同時に襲名することを発表。
海老蔵さんも以前襲名していた『市川新之助』を八代目として襲名する運びとなりました。
まだ５歳ながら勘玄くんは元気な声で、次のようにしっかりと挨拶しました。
この度、父も名乗っておりました、市川新之助の名跡を八代目として相続いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
その後、質疑応答で「襲名が決まったことを亡き父にどのように伝えたのか」を聞かれた海老蔵さんは、このように答えています。
やはり、一番伝えたい人物は２人いまして、父と麻央です。
この伝えたい人物に、直に伝えられないということはやはり、とても大きなことであります。
ですけどお墓参り、そして今日も出かける前に妻に手を合わせて「そういう日が来たよ」と。
２０１７年６月にこの世を旅立った妻の小林麻央さんに、手を合わせて報告したという海老蔵さん。きっと天国で会見の様子を見守っていてくれたことでしょう。
海老蔵さんのブログには、襲名会見を見た多くの人たちから祝福の声が寄せられました。
・襲名おめでとうございます。来年が楽しみです！
・本当に麻央さんには近くで見ていてもらいたかったですね。
・お父様や麻央さんもきっと近くで見守っていらっしゃったと思います。おめでとうございます。
・勘玄くんの立派な挨拶に涙が出ました。頼もしい限りですね。
・会見を見ていて涙腺が崩壊しました。先代の團十郎さんと麻央さんも喜んでいますね。
團十郎襲名まで、約１年ほどの時間がある海老蔵さん。それまでの間に「やりたいことをやり、歌舞伎の勉強なども改めて行っていきたい」と意気込みを語っていました。
襲名を同時に発表した勘玄くんと共に、さらなる活躍に期待が高まりますね！
[文・構成／grape編集部]