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大川透、病気で休業後の現在は? 代表作やピカチュウ役が気になる!

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

声優・ナレーター・舞台俳優として活躍している大川透(おおかわとおる)さん。

名前の通り、透き通るような美声で、大人の男性の役を多数演じています。

大川透さんの代表作や、病気による休業のエピソード、ゲームで演じた意外なキャラクターなどについてご紹介します。

大川透の代表作は?

ロイ・マスタング役で一躍アニメ界で人気に

10年間の舞台俳優としての活動を経て、1994年に声優事務所であるマウスプロモーションに所属した大川透さん。

声優として、多数のアニメ・ゲーム作品や、吹き替えで海外ドラマ・洋画に出演しています。

2002年、士郎正宗氏の漫画が原作のアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』にサイトー役として出演。

2003年には荒川弘氏の漫画が原作のアニメ『鋼の錬金術師』で、人気キャラクターのロイ・マスタング役を演じたことから大きく注目されます。

ロイ・マスタング名義でリリースしたキャラクターソング『月の裏側.』は、オリコンチャートで11位を記録するほどの人気でした。

アニメ『鋼の錬金術師』は2009年に、新作『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』が制作されています。その際、登場キャラクターの声優が一部変更されました。

大川透さんが演じたロイ・マスタング役は、三木眞一郎さんが担当することに。大川透さんの演じるロイ・マスタングは高い人気を得ていたため、ファンからは悲しむ声も上がりました。

名脇役として活躍

ほかに、大川透さんは『ひぐらしのなく頃に』『マクロスF』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』などの話題作に多数出演。

大川透さんが演じるのは青年~中年の男性で、いずれも物語の中で重要な役割を果たす脇役です。名脇役を演じる声優として、大川透さんの存在は欠かせないものとなりました。

大川透が『ピカチュウ』を演じる!

大川透さんが演じたキャラクターの中でも意外なのが、ゲーム『ポケットモンスター』に登場する『ピカチュウ』です。

ピカチュウといえば、アニメで声優の大谷育江さんが演じた可愛らしく高い声が印象的です。

ですが、大川透さんが演じたピカチュウは、なんと「オッサンの声」でした。

大川透出演『名探偵ピカチュウ』紹介映像

NINTENDO 3DS用のゲームソフト『名探偵ピカチュウ』に登場するピカチュウは、探偵風の帽子をかぶり、コーヒーが好き。

おせっかいで偉そうな性格で、自称『名探偵』のまるでオッサンのようなキャラクターです。

『名探偵ピカチュウ』の発売が発表された際は、ネット上がざわつきました。

・ピカチュウの声が大川透さんとは…ウケる。

・声が大川透さんだなんて、神ゲームの予感!

・ピカチュウがイケボイスすぎる!

ちなみに、『名探偵ピカチュウ』は2019年5月に実写のハリウッド映画として公開されました。

映画版『名探偵ピカチュウ』でピカチュウの声を演じるのは、映画『デッドプール』などで知られるライアン・レイノルズ。

日本語吹き替え版の声優は大川透さんなのか、『デッドプール』でライアン・レイノルズの吹き替えを担当した声優になるのか…公開前は、ファンの間で憶測を呼びました。

ピカチュウの相棒・ティムの声の吹き替えは、俳優の竹内涼真さんが担当。ピカチュウの声は、俳優の西島秀俊さんが務めることが分かりました。

映画『名探偵ピカチュウ』Web用プロモーション映像

大川透の声を長時間聴く方法!

大川透さんのファンにとって悩ましいのが、名バイプレイヤーであるがために、アニメ作品などで声を聴けるタイミングが少ないこと。

「もっと長い時間、大川透さんの声を聴いていたい…」

この願いが叶えられるのは、「聴く本」と呼ばれるオーディオブックです。

オーディオブックの老舗である『audiobook.jp』では、大川透さんがナレーターを務める作品が配信されています。

大川透の『指輪物語』

オーディオブック『新版 指輪物語〈1〉/旅の仲間〈上〉』

著者:J.R.R. トールキン・瀬田貞二/訳・田中明子/訳
ナレーター:大川透
出版社:評論社

旧版『指輪物語』の訳にさらに推敲を加え、新たに『追補編』を収録した『新版 指輪物語』の第1巻が、大川透さんの味わい深い朗読で楽しめます。

再生時間はなんと15時間以上!

スマホから聴けるので、寝る前や移動中なども大川透さんの声が響き続けます。

大川透 病気のため休業、現在は復帰!

2017年12月9日、病気療養のため、大川透さんがしばらくの間休業することを所属事務所が発表しました。

病気の詳細などは明らかにされていません。

2018年7月6日には、徐々に仕事を再開したことが発表されています。

復帰した大川透さんの『ジョジョの奇妙な冒険』5部のナレーションを聞いたファンからは、「本調子ではないのかな」と不安げな声がネット上で見られました。復帰を喜びつつも「無理をしないで!」と案ずる声も上がっています。

しかし、回を重ねるごとに調子を取り戻している様子です。

大川透さんと再会した声優の中田譲治さんは、「顔色もよかったし一安心」とツイッターに投稿しています。

以降、大川透さんは完全に復帰したようです。

2019年1月放送のアニメ『ブギーポップは笑わない』(TOKYO MX)では寺月恭一郎役を担当。同年7月放送のアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』(TOKYO MX)ではウラノス役を担当しています。

大川透さんにはこれからも永く、映像に美声をあて続けてほしいですね。

大川透 プロフィール

生年月日:1960年2月28日
出身地:鹿児島県
所属事務所:マウスプロモーション

大川透 主な出演アニメ

・『機動戦士ガンダムSEED』ウズミ・ナラ・アスハ 役
・『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』サイトー 役
・『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』総司令官コンボイ 役
・『鋼の錬金術師』ロイ・マスタング 役
・『BLOOD+』ジェイムズ・アイアンサイド 役
・『ひぐらしのなく頃に』富竹ジロウ 役
・『マクロスF』ジェフリー・ワイルダー 役
・『戦国BASARA』徳川家康 役
・『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ ナレーション
・『ソードアート・オンライン』ヒースクリフ 役
・『アルドノア・ゼロ』ザーツバルム 役
・『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ラスタル・エリオン 役
・『僕だけがいない街』澤田真 役
・『機動戦士Zガンダム(劇場版)』アポリー・ベイ役
・『009 RE:CYBORG』004:アルベルト・ハインリヒ 役


[文・構成/grape編集部]

出典
マウスプロモーション【公式】『名探偵ピカチュウ』 紹介映像【公式】映画「名探偵ピカチュウ」WEB用プロモ映像映画「名探偵ピカチュウ」公式サイト@joujinakata123audiobook.jp

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