山寺宏一「商業利用はもってのほか」 人気声優らが無断生成AIに意見を述べる
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
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2024年10月15日、26人の声優が無断生成AIを訴えた『NOMORE無断生成AI』啓発動画が、ネット上で話題となりました。
予告編として解禁された映像には、26人の声優が集まって、「NOMORE 無断生成 AI」と唱和しています。
中尾隆聖、山寺宏一ら声優26人が無断生成AIに訴え 「気持ちのいいものではない」
同月21日、本編の第1弾が公開。
山寺宏一さん、坂本千夏さん、かないみかさん、関俊彦さん、くじらさん、中尾隆聖さんが、それぞれ無断生成AIについて感じていることを述べています。
「無断生成AIによって収益を得ている人がいることをどう思いますか」と質問された、山寺さん。
幼少期から声に対して興味のあった山寺さんは、「生成AIでいろいろなことができると分かったら、楽しいと思うんです」と述べた上で、このように訴えました。
ジブリ映画『となりのトトロ』でメイ役を演じた坂本さんは、「そう遠くない未来に理想的なキャラクターを作って、それにぴったりな声を作れるのだろうと思います。そうなった時に、私たちはもうお払い箱ですよね」と声優の仕事がなくなることを危惧していました。
アニメ『それいけ!アンパンマン(以下、アンパンマン)』(日本テレビ系)でメロンパンナ役を演じている、かないさんは自身の無断生成AIの声を聞いて「めっちゃカタコト。私もうちょっと喋れるんですよ」とクオリティを指摘。
そして、「残念ながらAIは心がない」と、人間が演じるからこそ、声に命が吹き込まれることを強調しました。
『アンパンマン』のばいきんまん役や、アニメ『ドラゴンボール』(フジテレビ系)のフリーザ役を演じている、中尾さんは「AIとともに戦っていかないといけない」といいます。
その上で『アンパンマン』の原作者である、やなせたかしさんが「子供たちには本物を見せてあげてください」といっていたことを思い出し、「『本物』、難しいですね。みなさんはどうお考えになりますか」と投げかけました。
今回、無断生成AIに声を上げた、声優有志の会は、動画を作った意図や無断生成AIとは何かについてをまとめた内容を、ウェブサイトに掲載。
SNSアイコンで意思表示に使える『NOMORE無断生成AI』のロゴをデザインした枠も配布するといいます。
啓発動画をきっかけに、改めて無断生成AIについて考えたいですね。
[文・構成/grape編集部]