オードリー・ヘップバーンの名言【13選】その美しさの理由は生き方にあった?
公開: 更新:
三上博史って結婚してる? プロポーズし続けた相手が気になる!俳優として活躍している三上博史(みかみ・ひろし)さんが結婚しているのかや、現在の活躍ぶりなどさまざまな情報をご紹介します!
森昌子の現在に、黒柳徹子がドン引き!? 引退を惜しむ声 森昌子(もりまさこ)さんは、日本を代表する女性歌手の一人で、女優としても活躍しています。60歳となった森昌子さんは2019年3月に、2019年末で芸能生活から引退することを発表。そんな森昌子さんのこれまでの活躍や、ネット上で話題となった黒柳徹子さんとの共演について詳しく見ていきましょう。
『永遠の妖精』とさえいわれた名優、オードリー・ヘップバーン(享年63歳)。軽やかな美しさとスタイル、そして数々の名映画での演技は歴史に残り続けることでしょう。
晩年は人道支援活動に力を尽くし、ユニセフ親善大使として、子供たちのために働きました。オードリー・ヘップバーンの外見だけでない美しさに、亡くなった後も多くの人々が憧れ、尊敬しています。
そんなオードリー・ヘップバーンのキャリア、名言についてなど、さまざまな情報をご紹介します。
オードリー・ヘップバーンはどんな人?
オードリー・ヘップバーンは、世界大恐慌真っただ中の1929年、ベルギーに生まれます。6歳の時に両親が離婚し、母親に引き取られました。バレエを始めたのもこのころです。
1939年、第2次世界大戦が始まり、オランダへ移住します。間もなくオランダはナチス・ドイツに占領され、オードリー・ヘップバーンはナチスへのレジスタンス活動に参加しました。
戦争が終わり、20歳になったオードリー・ヘップバーンは、身長が高くなりすぎてバレリーナの道を断念。舞台女優としての道を歩み始めます。
1952年に公開された映画『モンテカルロへ行こう』の撮影ロケで見いだされ、ブロードウェイ・ミュージカル『ジジ』の主役に選ばれました。
立て続けにチャンスをつかみ、映画『ローマの休日』で主演。1953年、オードリー・ヘップバーンが24歳の時のことです。『ローマの休日』で、オードリー・ヘップバーンはアカデミー賞主演女優賞に輝きました。
1954年には映画『麗しのサブリナ』に出演、同時に12歳年上の俳優で演出家のメル・ファーラーと結婚しています。
その後も1956年の『戦争と平和』や、翌年には『昼下がりの情事』などの映画に立て続けに出演。1959年には『尼僧物語』に主演し、高い演技力を評価されました。
オードリー・ヘップバーン主演『尼僧物語』プレビュー
翌1960年には、長男ショーンを出産します。続いて、1961年に公開された、オードリー・ヘップバーン主演映画が『ティファニーで朝食を』でした。
オードリー・ヘップバーン出演『ティファニーで朝食を』予告編
オードリー・ヘップバーンが出演した作品でもひときわ有名な作品が、1964年のミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』です。第37回アカデミー賞・作品賞を受賞しました。
人気絶頂にあったオードリー・ヘップバーンですが、1968年に離婚します。再婚したのは翌年の1969年、相手はアンドレア・マリオ・ドッティという精神科医でした。1970年には第2子を授かっています。
女優としてのキャリアも再開し、1976年に映画『ロビンとマリアン』に出演しました。ショーン・コネリーとの共演です。
1980年にはアンドレア・マリオ・ドッティと離婚し、俳優のロバート・ウォルターズと交際を始めました。ロバート・ウォルターズと結婚はしませんでしたが、2人は終生のパートナーであり続けています。
オードリー・ヘップバーンの人生を一変させたのが、ユニセフ(国連児童基金)の活動です。彼女自身も、10代の時に第2次世界大戦を経験しました。自身の経験と重ねて、困っている子供たちを見過ごせなかったのではないかといわれています。
1988年に58歳でユニセフ親善大使に任命され、世界各地を飛び回ったオードリー・ヘップバーンは、1993年に末期のがんで亡くなりました。
オードリー・ヘップバーンの名言13選 愛、美、そして…
女優として頂点を極め、晩年は福祉に生涯をささげたオードリー・ヘップバーン。
彼女の素晴らしい精神がこめられた名言を『オードリー・ヘップバーンの言葉』(山口路子著・だいわ文庫)からご紹介します。
オードリー・ヘップバーンの言葉 (だいわ文庫)
Amazon楽天市場Yahoo
美について
ハリウッドで主演作を何本も務め、世界中の女性たちのファッションや髪型に影響を与えたオードリー・ヘップバーンでも、コンプレックスはありました。ただ、劣等感に向き合い、目をそらすことはありません。
仕事について
ハリウッド女優として頂点に登りつめた女優としての一面が伝わってくる言葉です。
戦争について
オードリー・ヘップバーン自身も、第2次世界大戦を経験しています。戦争中の飢えで栄養失調になっていたとも。戦争経験が、人道支援活動へ向かう原動力だといわれています。
人を助けることについて
オードリー・ヘップバーン /日本ユニセフ協会
危険なソマリアの紛争地帯に行くことさえ、ひるまなかったオードリー・ヘップバーン。アメリカは彼女に大統領自由勲章を贈り、人道支援への功績を称えました。
恋愛について
没後、年月が過ぎ去っても、オードリー・ヘップバーンを敬愛する人は絶えません。人を愛するオードリー・ヘップバーンの言葉も永遠に残っていくでしょう。
オードリー・ヘップバーン 現在の評価
オードリー・ヘップバーンは、2019年に生誕90周年を迎えました。スターチャンネルでは、オードリー・ヘップバーンの特集が組まれ、彼女の出演した映画が放送されています。
【生誕90年特別企画】麗しのオードリー
また、孫娘のエマ・ファーラーは、モデルとしてデビューしたのち、ユニセフの活動も行っています。
オードリー・ヘップバーンの孫娘 エマ・ファーラー 2010年
2017年から2019年1月にかけて、オードリー・ヘップバーンの写真展が開かれました。京都から始まり、日本各地を巡って行われ、オードリー・ヘップバーンの衰えない人気が分かります。
それからも、写真展や『ティファニーで朝食を』のシネマ・コンサートなど、オードリー・ヘップバーンに関連するイベントは定期的に開催されています。
永遠の名女優として、そしてユニセフの親善大使として人々のために尽くしたオードリー・ヘップバーン。オードリー・ヘップバーンの作品と人生は、忘れられることはないでしょう。
オードリー・ヘップバーン プロフィール
生年月日:1929年5月4日
没年:1993年1月20日
出身地:ベルギー・ブリュッセル
身長:170㎝
[文・構成/grape編集部]