倍賞千恵子の現在は? 『ハウルの動く城』では主題歌も
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ベテラン女優として数々の作品に出演してきた倍賞千恵子(ばいしょうちえこ)さん。1961年に芸能界デビューしました。
そんな倍賞千恵子さんについて、これまでの活動を中心に紹介していきます。
倍賞千恵子は映画『下町の太陽』の主演を務めた!主題歌も大ヒット
倍賞千恵子さんは1960年に松竹歌劇団に入団。翌年、松竹にスカウトされてデビューします。デビュー作品は映画『班女』です。
1963年に出演した映画『下町の太陽』では主演を務め、主題歌を自ら歌います。主題歌は大ヒットし、『第4回日本レコード大賞』新人賞を受賞しました。
その後、映画『男はつらいよ』シリーズで主人公の妹役(さくら)を演じ、世間の注目を浴びます。
『下町ロケット』に出演していたのは実の妹・倍賞美津子
2015年10月から放送されたTVドラマ『下町ロケット』(TBS系)。人気作家の池井戸潤さんの直木賞受賞作品をドラマ化したものです。
主演は阿部寛さん。ライバル役には吉川晃司さんが配役されました。そのほかにも立川談春さん、真矢ミキさん、恵俊彰さん、土屋太鳳さんなど豪華なキャスト陣も魅力的なドラマでした。
それらの出演陣に、倍賞美津子さんも加わっています。倍賞美津子さんは倍賞千恵子さんの実の妹。
倍賞美津子さんが演じた役柄は、阿部寛さんが演じる佃航平(佃製作所社長)の母親。専務として佃製作所に関わっていた時期もありますが、航平が社長となってからは役職を退きます。
航平が真矢ミキさん演じる前妻と別れた後、孫にあたる利菜(土屋太鳳)を母親がわりに育てることに。利菜の一番の理解者として役を演じています。
ちなみに、『下町ロケット』はTBS版の前にWOWOWでも放送されました。出演陣はまったく違いますが、たびたびドラマになるほどの注目作品といえます。
TBS版のキャストではドラマの放送終了後、2019年1月2日に特別編が放送されました。今後も特別編などが企画されたら、倍賞美津子さんの登場も考えられるでしょう。
倍賞千恵子と高倉健に熱愛報道が!?
倍賞千恵子さんはかつて、高倉健さんとの熱愛報道がありました。倍賞千恵子さんと高倉健さんは1977年に公開された映画『幸福の黄色いハンカチ』で共演。山田洋次さんが監督し、当時の国内映画タイトルを総ナメにした話題作です。
2人はその後も、映画『遥かなる山の叫び声』や映画『駅 STATION』で立て続けに共演しました。
話題作や人気作にいつも共演していることから2人は『ゴールデンコンビ』といえる関係。そんな2人に熱愛報道が出たのは1981年8月11日発売号の週刊誌『週刊女性』でした。
当時、高倉健さんは江利チエミさんと離婚してからちょうど10年が経過した時。週刊誌の記者は「高倉さんは映画撮影のため、北海道に向かう。その前に倍賞さんの家に行く」と関係者から聞きつけて張り込みます。
案の定、高倉健さんが倍賞千恵子さんのマンションに登場。車で現れた高倉健さんは映画『駅 STATION』のワッペン付きの帽子を着用していたとのこと。
マンションの管理人さんも慣れた感じで、倍賞千恵子さんが車に乗りやすいようにエントランスをすぐ開けて誘導。そのまま、2人は車で立ち去っていったことがスクープされました。
一連の熱愛報道を受けて、高倉健さんは撮影先の北海道で会見を開きます。倍賞さんとの関係について記者に聞かれると「自分が決意する前にマスコミに先取りされたのが心外。今後、どのように進んでいくのか分かりません。2人は仲のよい友達なんです」と答えました。
報道や会見の後、高倉健さんは倍賞千恵子さんのマンションにいくことができなくなったとのこと。しかし、倍賞さんが所有する箱根の別荘で密会したり、高倉さんは三菱パジェロをデート車にしたり…と工夫して会うことになります。
ところが、熱愛発覚から3年ほどで終焉。仮に熱愛報道がなかったら、関係は変わったかもしれません。倍賞千恵子さんは高倉さんとの関係を終えて1993年に8歳年下の作曲家・小六禮次郎さんと再婚しています。
倍賞千恵子は『ハウルの動く城』の主題歌『世界の約束』を担当
2004年11月20日に公開された、スタジオジブリ作品の映画『ハウルの動く城』。主人公ソフィー役の声優として、倍賞千恵子さんが出演しました。
倍賞千恵子さんは当時、63歳でしたがソフィーの若いころから年老いるまで1人で演じています。
そのほかの出演陣は木村拓哉さん、美輪明宏さん、が神木隆之介さん、大泉洋さんなど充実した顔ぶれ。
倍賞千恵子さんは主人公の声だけではなく、主題歌『世界の約束』も担当しました。『世界の約束』は映画公開前の2004年10月27日にリリース。
リリース直後のオリコン・デイリーチャートでは49位に初登場。週間チャートでも100位以内に入る人気曲となりました。
倍賞千恵子さんの楽曲がトップ100入りしたのは、1971年に発売した『忘れな草をあなたに』以来、33年ぶり2度め。
宮崎駿さんの作品では木村弓さんが歌った『いつも何度でも』、米良美一さんの『もののけ姫』が50万枚以上を売り上げています。『世界の約束』も好調な売り上げから注目されました。
倍賞千恵子の現在・これから
さまざまな分野で活動している倍賞千恵子さん。これからの活動を見ると、コンサートの予定があります。
2019年7月6日にサントリーホールでは『バースデーコンサート2019with小六禮次郎』が開催されました。
また、2019年9月21日には神戸国際会館こくさいホールでもコンサートを予定。ともに夫婦での共演です。
コンサートは「深呼吸したら思い出した」というテーマで全国各地で行われる予定。
倍賞千恵子さんの映画やドラマへの出演は少なくなりましたが、今後も幅広い分野での活躍が期待されます。
倍賞千恵子 プロフィール
生年月日:1941年6月29日
出身地:東京都
1960年に松竹歌劇団に入団、翌年、映画『班女』で芸能界デビュー。1963年の映画『下町の太陽』では主演。さらに主題歌で歌手デビューも果たす。同曲で『日本レコード大賞』新人賞を受賞。1969年に映画部門では4人目の芸術選奨文部大臣賞受賞。映画『男はつらいよ』シリーズではさくら役を演じ、庶民派女優として親しまれる。2004年からコンサート企画『深呼吸したら、思い出した』を公演中。そのほか、『歌うこと、演じること、そして生きること』と題した講演活動も全国各地で展開。
[文・構成/grape編集部]