里見浩太朗は80代になっても見事な殺陣を見せる!歌手としても活動していた
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60年以上の芸歴をもち、現在80代になった里見浩太朗(さとみこうたろう)さんは、日本を代表する俳優です。
数多くの時代劇に出演しそのたびに素晴らしい殺陣を披露しています。また、俳優としてだけではなく歌手としても活動。
ここでは、里見浩太朗さんのこれまでの活躍、歌手としての姿、趣味、息子について詳しくご紹介します。
里見浩太朗は時代劇で活躍
里見浩太朗さんは1956年『東映第三期ニューフェイス』として芸能界入りした俳優です。翌年の1957年には映画『天狗街道』で役者としてデビューし、1958年の映画『金獅子紋ゆくところ』で初主演に抜擢されています。芸歴が60年以上ある里見浩太朗さんはデビューから現在まで数多くの作品に出演。
1971年には『水戸黄門』(TBS系)で『助さん』とみんなから親しまれた佐々木助三郎役を15年間演じ続けました。さらに、2002年からは水戸光圀役を9年間演じるなど、『水戸黄門』は里見浩太朗さんの代表作となっています。
1985年から1992年に放送された年末時代劇スペシャル『忠臣蔵』(日本テレビ系)から『風林火山』(日本テレビ系)までの6作品すべてで主演を務めています。里見浩太朗さんはこの実績により時代劇のトップスターとしての地位を確立したのです。
出演した時代劇で主演を務めることが多かった里見浩太朗さんですが、2013年には東山紀之さん主演のドラマ『必殺仕事人2013』(テレビ朝日系)で初の悪役として登場したことが話題に。「このドラマで時代劇を一から見直すきっかけになった」とインタビューに答えるなど時代劇に対する向上心の高さを見ています。
さらに「どんな長い殺陣でもできる自信はある」と答えた里見浩太朗さん。長い芸歴の中で培った殺陣の技術は時代劇ファンにとって見所の1つです。
里見浩太朗は歌手としても活動
俳優として知名度が高い里見浩太朗さんですが、歌手としても活動しています。初主演となった1958年の映画『金獅子紋ゆくところ』で主題歌『金獅子紋道中唄』を担当し、歌う時代劇スターとして活動を始めました。
それ以降もさまざまな楽曲に参加し、1995年に発売したシングル『花冷え』がヒット。のちに発売する『花氷』『花しぐれ』と共に『花シリーズ三部作』として話題になりました。近年では2018年8月29日にシングル『秘話』を発売。里見浩太朗さんの甘く艶のある声で歌われる『秘話』は絶品のバラードに仕上がっています。
里見浩太朗は80代になっても舞台に出演!
2019年7月現在、里見浩太朗さんは82歳ですが、俳優として精力的に舞台に出演しています。2019年5月から6月にかけて公演された舞台『赤と黒 サムライ・魂』では82歳で魅せる立ち回りに注目が集まりました。
舞台『赤と黒 サムライ・魂』は戦国から天下太平の時代に移り変わり、侍から庶民として生きていた人々が主人公。国の都合や暗躍によって庶民の町がなくなるトラブルが発生し、侍だった人たちが武士道精神に賭けて国に立ち向かう物語です。
共演者には京本政樹さん、アイドルグループ『ふぉ~ゆ~』の越岡裕貴さんらが共演し、時代劇スターとして活躍している里見浩太朗さんとともに白紙の状態から本格的な時代劇を作り上げました。里見浩太朗さん自身も「無名の時代劇だが内容は絶対に面白い!」と自信をもって公開した作品です。
里見浩太朗はゴルフ好き!
里見浩太朗さんは所属事務所のプロフィールに趣味・ゴルフと記載するくらいゴルフ好きです。77歳の誕生日には神奈川県のゴルフ場で『77歳バースデー&喜寿記念』のゴルフコンペを開催しました。
ゴルフコンペには柴田恭兵さんなど俳優仲間や知人を含めた100人が参加。大人数でのゴルフでしたが里見浩太朗さんはそのなかで優勝するほどの腕前です。ゴルフ好きとしてこんなコメントも残しています。
ゴルフの腕前も素晴らしいですが、自身の誕生日に100人もの友人・知人が集まった事実に、里見浩太朗さんの人柄の良さも伺えますね。
里見浩太朗の息子は俳優・佐野圭亮
里見浩太朗さんには、佐野圭亮(さのけいすけ)さんという俳優として活動している息子がいます。佐野圭亮さんは1967年生まれで桐朋学園芸術短期大学演劇科を卒業したあと1989年に俳優座へ入団。
翌年1990年に放送した時代劇スペシャル『樅の木は残った』(日本テレビ系)で役者としてデビューしました。1991年には俳優座が公演した舞台『波-わが愛』で舞台デビューも果たすなど、俳優として着実に道を進んでいきます。
同じく1991年に公開された映画『戦争と青春』での演技が評価され『オリーブ映画祭』最優秀新人俳優賞や『日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞。翌年1992年にはドラマ『HOTEL』(TBS系)にも抜擢されるなど、舞台からドラマまで幅広く活躍する俳優です。
時代劇に出演することも多く、里見浩太朗さんが水戸光圀役を務めた『水戸黄門』でも何度か共演しています。時代劇やドラマで活躍する父親の姿を見ている佐野圭亮にとって、俳優になることは自然の流れだったように思えますね。
里見浩太朗の現在・これから
里見浩太朗さんは2019年4月から放送がスタートしたドラマ『執事 西園寺の名推理2』(テレビ東京系)に伊集院光弥役として特別出演。
また、新感覚時代劇ドラマ『スローな武士にしてくれ〜京都撮影所ラプソディー〜』(NHK)が、BSプレミアムにおいて2019年5月21日に再放送されました。
この作品は『第56回ギャラクシー賞』テレビ部門フロンティア賞を受賞した話題作です。さらに、寝心地を改善するマットレスでおなじみ『トゥルースリーパー』のインフォマーシャル(尺の長いCM)にもイメージキャラクターとして出演しています。
80代になってもドラマや舞台で精力的に活動し続ける里見浩太朗さん。これからの活躍も期待したいですね!
里見浩太朗 プロフィール
生年月日:1936年11月28日
出身地:静岡県富士宮市
血液型:A型
身長:173㎝
所属事務所:里見プロモーション
所属レーベル:日本クラウン
1956年『東映第三期ニューフェイス』として芸能界入りし、翌年映画『天狗街道』で俳優デビュー。1958年の映画『金獅子紋ゆくところ』で初主演に抜擢され、さらに主題歌『金獅子紋道中唄』で歌手としても活動をスタート。1995年に発売した『花冷え』はヒット曲となった。時代劇ドラマ『水戸黄門』では佐々木助三郎役を15年、水戸光圀役を9年間演じる。80代になった現在も時代劇への熱い想いは変わらずに精力的に舞台に出演し、見事な殺陣を披露。時代劇以外のドラマにも出演するなどベテランの演技力で視聴者を魅了し、現在では舞台・映画・ドラマなどで幅広く活躍中。
[文・構成/grape編集部]