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山口百恵がキルトの本を出版  旦那は三浦友和、息子は!?

By - grape編集部  公開:  更新:

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山口百恵

かつてアイドルとして活躍した山口百恵(やまぐちももえ)さん。ずば抜けた歌唱力と、美しい容姿や引退してからの潔さで男女問わず多くの人から支持されています。

そんな山口百恵さんの出演作や家族、手掛けているキルトについてといった、さまざまな情報をご紹介します!

山口百恵の出演作は

山口百恵さんは、神奈川県横須賀市で育ちました。不入斗(いりやまず)中学2年生の時にオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)でデビューします。

翌年に『人にめざめる14才』のキャッチフレーズで楽曲『としごろ』をリリースしました。同名の映画も制作され、山口百恵さんは俳優としても一歩を踏み出しています。

歌手の桜田淳子さん、森昌子さんとともに『花の中3トリオ』としてスターダムを駆け上がっていきました。

山口百恵さんは、映画『伊豆の踊子』で初主演。同作の共演者が三浦友和さんでした。三浦友和さんによると、「映画で一緒になって、TVでも一緒で、みたいなことがあって。CMも一緒で、年間10か月くらいずっと一緒でした」といいます。

山口百恵 1974年

山口百恵 1974年

三浦友和さんがいう「TVでも一緒で」のTV番組は、TBS系列で放映された『赤いシリーズ』と呼ばれたドラマのことです。『赤い疑惑』や『赤い死線』などが挙げられるでしょう。

歌手としても、『横須賀ストーリー』や『イミテイション・ゴールド』といったヒット曲を連発しました。中でも、作曲に宇崎竜童さん、作詩に阿木耀子さんの夫婦を迎えて作られた曲は人気となります。

代表といえる曲が『プレイバックPart2』です。「馬鹿にしないでよ」という歌詞は人々が口にするほど知られるようになりました。

『プレイバックPart2』は迫力がある曲ですが、うって変わって叙情的な曲が『秋桜(コスモス)』や『いい日旅立ち』といわれます。

『秋桜(コスモス)』の作詞作曲はさだまさしさんです。縁側のコスモスが咲く中で、明日結婚する娘と母親の情景を描く山口百恵さんの歌声は『プレイバックPart2』とは全く違い、歌唱力の高さを伺わせました。

同曲では『第19回日本レコード大賞』歌唱賞を受賞しています。

また『いい日旅立ち』は谷村新司さんが作詞作曲を手掛けました。時代を超えて愛される名曲で、文化庁が選ぶ『日本の歌百選』の1つとなりました

山口百恵、引退…ステージにマイクを残して

ヒット曲にドラマや映画と山口百恵さんを見ない日はないほどの人気でした。人気絶頂期の年、山口百恵さんは三浦友和さんとの結婚、そして引退を発表しています。

「結婚したら引退する」と決めたのは山口百恵さんでした。三浦友和さんは迷いましたが、山口百恵さんの意思を尊重しています。

1980年10月5日に行われた武道館での引退コンサートでは、山口百恵さんが最後にステージへ置いて行ったマイクが長く話題となりました。『伝説の武道館引退コンサート』と呼ばれています。

ファイナルコンサートの山口百恵 1980年

ファイナルコンサートの山口百恵 1980年

最後に出演した歌番組『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)で山口百恵さんが歌った曲は『さよならの向こう側』でした。『夜のヒットスタジオ』が終わり、山口百恵さんの芸能生活も終わる時、次のようなテロップが流れています。

一つの神話がここに消え
今一つの伝説が生まれた
さよなら山口百恵
21歳の秋

夜のヒットスタジオ ーより引用

息子が語る母・山口百恵

2019年7月19日に放映されたバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に、歌手の三浦祐太朗さんが出演して両親や生い立ちについて語りました。

三浦祐太朗さんは1984年に三浦友和さんと山口百恵さんというスーパースターの息子として生まれました。生まれたばかりのころは、母である山口百恵さんの子守歌を聴くと寝付く子供でした。

取材攻勢がひっきりなしで、両親は苦労したといいます。取材が殺到するため、1987年には東京都港区高輪から国立市に引っ越しました。

三浦友和さんと山口百恵さんの気づかいの中育った三浦祐太朗さんと弟の三浦貴大さんは、『ごく当たり前の子供』として成長していきます。

三浦祐太朗さんは、歌手になりたいと思うようになりました。なかなか両親にいい出せずに困っていましたが、いざ話してみると、両親からは次のような答えが返ってきたそう。

(父親の友和さんから)そんな甘い世界じゃないけど「頑張れよ」っていってくれて。自分のやりたいことをそうやってやらせてくれるのはうれしいなと思って。で、たぶん父が母に伝えて母も「頑張ってね」。あんまり多くは語らなかったんですけど、「(頑張っての後に続けて)やりたいようにやりなさい」でしたね。

中居正広の金曜日のスマイルたちへ ーより引用

息子に対する愛情が伝わってくる言葉に、ネットでは「ベストな励まし」「素敵」という意見が上がっていました。

山口百恵の現在・これから

山口百恵のキルトがすごい

山口百恵さんが、洋裁の1つであるキルトを始めたのは1987年でした。キルトは布を縫い合わせて作る手の込んだ手芸で、根気と技術が必要とされます。

息子である三浦祐太朗さんの20歳の誕生日には、2m四方のキルトをプレゼント。三浦友和さんによると、ベッドカバーほどの大きさでも1年かかって作るそうです。

山口百恵さんはキルトのイベント『東京国際キルトフェスティバル』にも数回作品を出展したことがあり、高い評価を受けています。

山口百恵さんは本名の『三浦百惠』で2019年7月26日に書籍『時間(とき)の花束~Bouquet du temps』を出版しました。キルトの写真集ともいえる本で、引退以来、初となる公的な動きに大きな話題となっています。

同書籍には山口百恵さんの近影も掲載されました。引退以来の最新画像とあって、山口百恵さんのファンたちがこぞって購入しています。

山口百恵さんが書籍を発表した理由はあとがきに書かれています。夫の三浦友和さんに、30年という長い間キルトを続けていて、かつ還暦の記念になるという2点の理由から「やってみたらどうか」と勧められたことでした。

山口百恵さんは書籍発売記念として、10月に行われる手芸イベント『東京キルト&ステッチショー2019』に出版記念特別展示を行うことになっています。

また、書籍『時間の花束~Bouquet du temps』の印税は日本国内の被災地復興のために寄付されることとなりました。

山口百恵さんは、昭和の芸能界において輝ける伝説となりました。温かい家族に恵まれ、これからも素晴らしいキルト作品を発表していくことでしょう。これからの山口百恵さんに期待が集まっています。

山口百恵 プロフィール

本名:三浦百惠(旧姓・山口)
生年月日:1959年1月17日
血液型:A型
出身地:神奈川県横須賀市

1972年、中学在学中にデビュー。高い歌唱力でさだまさし、谷村新司らから楽曲提供を受けた。特に宇崎竜童・阿木燿子の夫婦が手がけた『横須賀ストーリー』『プレイバックPart2』といった名高い曲で有名。人気絶頂の1980年、俳優の三浦友和と結婚し引退。結婚後はほとんど公の場に出ず、『伝説』とまでいわれた。息子は歌手の三浦祐太朗と俳優の三浦大貴。


[文・構成/grape編集部]

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出典
山口百恵 | ソニーミュージック オフィシャルサイト夜のヒットスタジオ中居正広の金曜日のスマイルたちへ三浦百惠『時間(とき)の花束 Bouquet du temps 幸せな出逢いに包まれて』

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