川平慈英は『楽天カードマン』! 「いいんです!」に苦悩も…
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TVドラマ・舞台・映画で演じ、サッカーキャスターなど多岐にわたって活躍をしている、俳優・川平慈英(かびらじえい)さん。
高校生の時はサッカーのユースチームに所属し、その実績が認められ、全額奨学金を出してもらい、サッカー留学をするほどの実力もあったそう。
そんな川平慈英さんのいままでや現在の活躍、兄のジョン・カビラさんについてなど、さまざまな情報をご紹介します!
タップミュージカル『Shoes On!』PR会見 2014年
川平慈英の人気出演作
川平慈英さんはTVドラマ、映画に俳優として多く出演しています。
TVドラマでは、2001年に連続ドラマ小説『ちゅらさん』(NHK)、2007年に連続ドラマ小説『ちりとてちん』(NHK)2015年『ドナルド・キーン 文豪との70年』(NHK)、2016年7月『表参道高校合唱部!』(TBS系)などに出演。
映画は、1989年『ガンヘッド』、2005年『いぬのえいが』、2006年『THE有頂天ホテル』など。2016年の映画『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』では主人公を演じています。
そして、川平慈英さんの名前を一躍有名にしたのは、報道番組『ニュースステーション』(テレビ朝日系)です。1993年~2004年まで、Jリーグ・サッカー担当として出演しました。
川平慈英さんは『ニュースステーション』への出演の経緯を、2019年4月19日に出演したトーク番組で『A-Studio』(TBS系)で語っています。
『ニュースステーション』で川平慈英さんは、自身の日米でのサッカー体験を活かして活躍しました。
CM『楽天カードマン』の正体は川平慈英
川平慈英さんはCMにも出演。代表的なCMが、『楽天カード』です。
『楽天カード』のCMに登場する『楽天カードマン』は印象的なキャラクター。「楽天カードマンは誰がやっているの?」とウワサになることもありました。
演じているのは、もちろん川平慈英さん。2013年から出演中です。
「『楽天カードマン』はジョン・カビラなのでは?」と間違われることもそうです。
ジョン・カビラさんは、川平慈英さんの兄。兄弟の2ショットを見てみましょう。
確かに2人ともよく似ています!
兄のジョン・カビラさんは、キャスターやラジオのDJ、TV番組のナレーションなどで活躍しています。
川平慈英さんは、3人兄弟。1番上が、ジョン・カビラさん、次に実業家の川平謙慈さん、そして川平慈英さんとのことです。
川平慈英出演 NHK『コレナンデ商会』とは?
『コレナンデ商会』とは、2016年4月からEテレ(NHK)で放送されている子供向けの音楽パペットバラエティ番組。
川平慈英さんは、『コレナンデ商会』の店主・ジェイ役として出演中です。
番組は『人間と人形による「音楽パペットバラエティー」』がテーマ。パペットとのやりとりはもちろん、歌うことがとても多い番組です。
川平慈英さんはミュージカルや舞台での演技を活かし、軽快なトークと歌で番組を盛り上げています。
川平慈英は舞台で活躍
川平慈英さんは高校生のころ、サッカーのユースチームに所属をしていました。高校2年生の時にチームが優勝し、川平慈英さんの実力も認められ、全額奨学金でアメリカの大学へ留学をします。
アメリカの大学では、最初はスタメンで2年目には全米ベストイレブンに選ばれる実力でした。その後、監督が代わり、川平慈英さんは次第に試合に出してもらえなくなります。試合に出られない理由を監督に聞きに行くと、「もう君は必要ない」とはっきり断られます。
川平慈英さんは挫折を味わうことに。
日本に帰国した川平慈英さんは、大学に編入し、本格的にダンスを始めました。
もともと、演劇への興味は、中学生の時にサッカー部でありながら、英語劇クラブにも所属していたことからだと話しています。 そして、中学3年生の時に英語劇『ゴッドスペル』を演じ、スタンディングオベーションを体験。
劇を観にきていたキャロライン洋子さんからも「あなたはプロになるべきだ」といわれたのも俳優になるきっかけだと語っています。
1986年、大学在学中にスーパーロックミュージカル『MONKEY』に出演し、俳優としてデビュー。1997年に『雨に唄えば』の演技では、第4回読売演劇大賞男優賞受賞をします。
以降、舞台に多数出演し、1986年『ロミオとジュリエット』、1996年『雨に唄えば』、2000年『オケピ!』、2005年『レ・ミゼラブル』、2013年『趣味の部屋』、2015年舞台『フロッグとトード』、2018年舞台『ショーガール』、2018年『日本の歴史』、2019年『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』など数多くの作品に出演しています。
川平慈英の名言!?「いいんです!」「むむむ」
川平慈英さんといえば、「いいんです!」「むむむ」というフレーズが有名です。
2019年4月19日に出演したトーク番組で『A-Studio』(TBS系)で、このフレーズについて語っています。
また、お笑い芸人の博多華丸・大吉の博多華丸さんが川平慈英さんのものまねをしたことから、さらに認知度が上がったとのこと。川平慈英さんもものまねを公認しています。
川平慈英「いいんです!」の苦悩とは?
川平慈英さんは、2014年12月7日に出演したトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)で悩みを打ち明けています。
また、前述のとおり『ニュースステーション』に出演するようになってから、「サッカーの人だ!」といわれることに悩んでいたそう。また、「いいんです!」はバラエティ番組『ASAYAN』(テレビ東京)での決まり文句。
心の中では「自分は役者なんですよ」と思い、もんもんとしたことが4~5年ぐらいあったとのことです。
川平慈英の現在・これから
川平慈英さんのこれからの出演作は、2019年9月に上映される映画『記憶にございません!』、舞台は、2019年9月に『tomoni県民ミュージカル 心の翼』 、2019年11月『ビッグ・フィッシュ』と多岐にわたっています。
今後の川平慈英さんの活躍から目が離せませんね。
川平慈英 プロフィール
生年月日:1962年9月23日生まれ
出身地:沖縄県
血液型:A型
身長:170㎝
所属事務所:ケイファクトリー
1986年、大学在学中にスーパーロックミュージカル『MONKEY』に出演し、俳優デビュー。1993年~2004年報道番組『ニュースステーション』でJリーグ・サッカーコーナーを担当したことから、認知度が上がる。それ以降、俳優での活躍も目覚ましく、舞台は1986年『ロミオとジュリエット』、1996年『雨に唄えば』、2000年『オケピ!』、2005年『レ・ミゼラブル』、2013年『趣味の部屋』、2015年舞台『フロッグとトード』、2018年舞台『ショーガール』、2018年『日本の歴史』、2019年『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』など数多数。2016年からはバラエティ番組『コレナンデ商会』(NHK)にも出演中。
[文・構成/grape編集部]