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今陽子は高校に行く時間がないくらい忙しかった? 60歳でFacebookを始めた理由とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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今陽子(こんようこ)さんは、『恋の季節』などの大ヒット曲で知られる歌手です。

すでにデビューから50年以上の月日が経過していますが、現在も現役で、その時代ごとにあった名曲を歌い続けています。

ここでは今陽子さんの『恋の季節』に関するエピソードや西城秀樹さんとの関係、そしてFacebookを始めた理由など、さまざまな情報をご紹介します。

今陽子は『恋の季節』が大ヒット! 高校に行く時間もなかった?

今陽子さんは15歳で歌手デビュー。デビュー当初は売れなかったものの、翌年に作曲家・いずみたくさんの助言を受け、『ピンキーとキラーズ』を結成し、リリースした『恋の季節』が大ヒットしました。

『恋の季節』は270万枚以上を売り上げ、オリコン・チャートでは17週連続1位という記録を打ち立てた名曲です。

しかし当時はあまりの大ヒットぶりに、今陽子さんは学校に行く暇もないほど忙しかったといいます。

また、忙しさのあまり声が当時は出ていないこともあり、現在の方がむしろよく歌えるという逸話も。

今陽子さんの代表曲の1つである『恋の季節』は、時代とともにアレンジなどを行い、現在も歌われています。

2008年には一度『ピンキーとキラーズ』が再結成したこともあります。10代の頃の今陽子さんが歌う『恋の季節』と現在のもの、それぞれ聴き比べてみるのも面白いでしょう。

今陽子は26年ぶりのオリジナル曲を含むアルバム『今の季節』を発売

今陽子さんは、2018年11月にアルバム『今の季節』を発売しました。

同アルバムは『恋の季節』をはじめ、春夏秋冬をそれぞれ感じさせる曲のカバーアルバムとなっています。

例えば、春の歌には山口百恵さんの『いい日旅立ち』、秋の歌には五輪真弓さんの『恋人よ』、また西城秀樹さんの『恋する季節』などの数々の名曲をカバーしています。

しかし『今の季節』のポイントはそれだけではなく、26年ぶりのオリジナル新曲も目玉の1つ。

1992年のシングル曲『グッドバイ』以来、久々の新曲『This is My Season~「今」を生きる!~』が同作品に収録されています。

リリース直後の2018年11月14日には、ニューアルバム発売記念ライブを渋谷で行っており、大盛況のうちに終了しました。

今陽子は西城秀樹と親交が深かった 

今陽子さんと、2018年に亡くなった歌手の西城秀樹さんは、親交がありました。

かつての名ドラマ『寺内貫太郎一家2』(TBS系)で共演したり、それぞれの楽曲『恋の季節』と『恋する季節』の名前が似ていたりと、今陽子さんもご縁を感じた仲。プライベートでも2人で酔っ払うまで飲み明かしたことがあり、その関係はとてもいいものだったようです。

そのため今陽子さんは、西城秀樹さんが亡くなった際や一周忌などには、折に触れ彼を弔っています。今陽子さんにとって西城秀樹さんは、背が高く足も長くて、とてもかっこいいスーパースターだったそうです。

西城秀樹さんが亡くなる前は、昭和のヒットソング歌手などが集結する同窓会コンサートで共演することが多かった今陽子さん。そういった機会もあり、今陽子さんのブログではたびたび生前の西城秀樹さんが登場していました。

今陽子は昔から髪型が変わらず!

今陽子さんの髪型といえば、ショートカットというイメージが強い方も多いのではないでしょうか。今陽子さんはそのショートカットをキープするのに並々ならない努力をしていました。

ショートカットをキープするために今陽子さんは、美容室に2週間に1回のペースで通い、カラーとカットをしています。今陽子さん曰く、とても新陳代謝がよく、最長でも3週間ぐらいで整えにいかなければならないそう。

そういう手間をかけてもいいぐらい、今陽子さんはショートカットという髪型を気に入っています。

そんな今陽子さんの目指すところは、ショートカットが似合うかっこいいお婆さん。現在でも十分ステキなショートヘアですので、このまま行けば間違いなく自身が理想とするお婆さんになってくれるのでしょう。

実は、今陽子さんは一時期違う髪型をしていた時期があります。それは40代の頃で、当時ミディアムヘアでブランドスーツを着こなすスタイルでした。

現在とは少し印象も変わりますが、それはそれでお似合いでした。

今陽子は60歳からFacebookを始める

今陽子さんは、2012年に『60歳からのフェイスブック ~今からはじめるソーシャルライフ~』という著書を出版。著書では、自分の経験をもとに大人のFacebookの使い方などを紹介しています。

本の題目通り、2012年春頃からFacebookを始めた時、今陽子さんは60歳でした。

2012年8月末には、Facebookで友達となった人限定で募集した『Facebookライブ』を行っており、SNSを利用して音楽活動をしたこともありました。

そんな今陽子さんがFacebookを始めたきっかけは、親交のあった歌手の故・桑名正博(くわなまさひろ)さんがFacebookを使いこなす姿に影響を受けたからでした。

今陽子さんは実際にFacebookを始めると、さまざまな人と繋がれたことにその魅力があると感じているといいます。

また、今陽子さんはFacebookを始めた直後にスマートフォンを購入・使用するようになり、出先でも気軽にSNSをチェックできることに手軽さを覚えています。

それ以外にも、カメラ機能や万歩計、電卓、おサイフケータイ、ニュースを見るなど、今陽子さんはスマートフォンを使いこなしています。

今陽子の現在・これから

今陽子さんは現在も歌手として活動していますが、近年は実の母親の介護問題に直面しています。

『東京すくすく』のインタビューによると、今陽子さんの母親は90歳をすぎたあたりから『老人性うつ』を発症し、介護が必要に。現在はデイサービスやショートステイなどを利用し、うまく介護問題をやりくりしているといいますが、当初は仕事に介護にと、ストレスがたまる状態だったようです。

また2019年9月には、以前からの胸の痛みのため心臓カテーテル検査を受け、その後バルーンで冠動脈を広げる手術を行っています。

手術入院自体は1泊2日で済み、そのまま地方でのコンサートにおもむいたということで、術後の経過は良好だったようです。

以上のように介護問題や体調的な面での心配が続いた今陽子さんですが、現在はそれぞれいい方向に向かっています。

今陽子さんは、若い頃からあまり変わらない若々しさを現在も持ちますが、今後も無理のない程度に歌い続ける姿を見せてほしいですね。

今陽子 プロフィール

生年月日:1951年11月1日
出身地:愛知県
所属事務所:ホリプロ
所属レーベル:Warner Music Japan

15歳でソロデビューし、16歳で『ピンキーとキラーズ』を結成。その後に大ヒット曲となる『恋の季節』を発表した。解散後は渡米し、歌・ダンス・語学などを学び、帰国後はその経験を活かし、音楽活動だけではなくミュージカルやテレビなどでも活躍する。


[文・構成/grape編集部]

出典
ホリプロ

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