あべ静江に「昔と変わらずきれい！」の声　『コーヒーショップで』『みずいろの手紙』などヒット曲多数

１９７３年に歌手デビューし、７０年代を代表するシンガーとして一時代を築いた、あべ静江（あべしずえ）さん。

年末の風物詩である音楽番組『NHK紅白歌合戦』（NHK）にも出場した輝かしい過去を持ち、現在は地元・三重県の観光大使を務めるなど、幅広い活動を精力的に行っています。

そんな、あべ静江さんの活躍ぶりや現在についてなど、さまざまな情報をご紹介します！

あべ静江に「昔と変わらずきれい！」の声　１９７０年代を代表する歌手

あべ静江さんは、歌手として１９７０年代に活躍。1stシングル『コーヒーショップで』で歌手デビューした時は２１歳と、アイドルとしてはかなり遅いスタートでした。

オリコンでベスト１０入りしたデビュー曲に続く2ndシングル『みずいろの手紙』もヒットし、翌年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしました。

そんな、あべ静江さんは、当時から美人だったことでも有名です。

当時、吉永小百合（よしながさゆり）さんや松坂慶子（まつざかけいこ）さんなど、美人の代名詞が多くいる中で、あべ静江さんの美貌は一際輝いていました。

あべ静江さんは、歌手としての才能と、華麗なる美貌を兼ね備えた時代を代表する女性として、現在も多くのファンから支持を得ています。

あべ静江の代表作は『みずいろの手紙』

あべ静江さんの代表作として、『みずいろの手紙』が挙げられます。

『テレ朝POST』のインタビューによると、作品がヒットした当時、あべ静江さんは目まぐるしい毎日を送っていたといいます。

休憩や食事をとる時間は、現場から現場への移動時間のみ。唯一寝ることができたのが車の中だったといい、車の中に住んでいたといっても過言ではない生活を送っていたそう。

また、あまりの忙しさから、もともと４８kgあった体重が３５kgにまで減り、「辞めたい」と考える暇もないほど必死で駆け抜けたあべ静江さん。その後、舞台やドラマなどに活動の場を広げたことで、その生活は緩和されていったそうです。

あべ静江さんは、１９７５年に映画『トラック野郎 爆走一番星』のヒロインに抜擢。劇中では菅原文太（すがわらぶんた）さん演じる主人公・桃次郎に一目惚れされる女子大生役を好演しました。

ドラマでは、１９７４年放送のドラマ『真夜中のあいさつ』（TBS系）を皮切りに、さまざまな作品に出演。

１９７６年のドラマ『三男三女婿一匹』第１シリーズ（TBS系）では、森繁久彌（もりしげひさや）さんの娘役を熱演し、１９７８年にはドラマ『青春ド真ん中！』（日本テレビ系）で、マドンナの女性教師・田坂萌子役を演じて、人気を集めました。

歌手としてだけでなく、俳優としても人気を博したあべ静江さんのマルチな才能に、驚きを隠せないですね。

あべ静江は現在もコンサートを開催

現在も精力的に歌手活動を行っている、あべ静江さん。

２０１９年１０月～２０２０年３月にかけて、時代を彩ってきた歌手である石井明美（いしいあけみ）さんや、あいざき進也（あいざきしんや）さんらとともにコンサート『夢 スター歌謡祭 春組対秋組 歌合戦』に出演します。

北は北海道から南は鹿児島まで、１日２公演で全国を回る同コンサート。１９７０年代に話題となった楽曲を、豪華メンバーが全国各地で披露します。

『夢 スター歌謡祭 春組対秋組 歌合戦』ダイジェスト

いくつになっても歌手として精力的に活動し続ける姿は素敵ですね。

あべ静江のツイッターは？

あべ静江さんはツイッターのアカウントを持っており、近況などをつぶやいています。

定期的に行われているコンサートやラジオ収録、プライベートでの飲み会など、あべ静江さんの近況が分かる内容になっています。

ほかにも、あべ静江さんは公式ブログ『あべ静江のみずいろの手紙』を開設しており、２０１０年３月から現在まで、およそ６０００記事を投稿しているので、気になる人はチェックしてみてください。

あべ静江の現在・これから

あべ静江さんは、前述の『夢 スター歌謡祭 春組対秋組 歌合戦』に出演。

また、ラジオ番組『あべ静江と太田美知彦のYou & Me』（Tokyo Star Radio）でパーソナリティを担当するなど、精力的に活動を続けています。

１０代から歌手として多忙な日々を過ごし、現在も若い頃に負けないくらい忙しく活動しているあべ静江さん。今後の活躍を期待しています。

あべ静江　プロフィール

１９７３年にシングル『コーヒーショップで』で歌手デビュー。同年には、『第１５回日本レコード大賞』新人賞を受賞する。2ndシングル『みずいろの手紙』も大ヒットとなり、自身の代表作となる。１９７４年の『NHK紅白歌合戦』に初出場。映画『トラック野郎 爆走一番星』に出演するなど、俳優としても活躍する。

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[文・構成／grape編集部]