あれ、ケガ人はそっち? 高齢女性の家に不審者が侵入 救急車が駆け付けると
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アメリカでは留守宅だけでなく、住人が在宅中に不審者が侵入することも珍しくありません。その場合は住人が危害を加えられる恐れがあり大変危険です。
2019年11月、アメリカ・ニューヨーク州で一人暮らしの高齢女性の家に見知らぬ男が押し入るという事件がありました。
海外メディア『13WHAM』によると、自宅にいた82歳のウィリー・マーフィーさんは誰かがドアをノックしているのに気が付きます。
時刻は午後11時過ぎ。家の外には若い男がいて、「具合が悪いんだ。救急車を呼んでくれ」といっていたのだそう。ウィリーさんは救急車を呼んであげましたが、男を家の中に入れることはしませんでした。
すると少しして、彼女は突然大きな物音を聞きます。玄関に行ってみると、なんと先ほどの男がドアを壊して家の中に侵入していたのです。
大抵はこのような状況になった場合、高齢女性なら逃げて助けを呼ぶでしょう。しかしウィリーさんは違いました。
身の危険を感じた彼女はなんと近くにあったテーブルを持ち上げて、男を殴りつけたのです!
テーブルが壊れるまで男を殴り続けるウィリーさん。彼女はその後、倒れた男の上に乗ってジャンプをして踏みつけ、さらにシャンプーを手に取り、男の顔にシャンプーをかけまくったのです!
すると男がほうきを手にとって応戦しようとしたため、ほうきを取り上げてさらに男を殴りました。
なぜ82歳のおばあさんがこんなことができるのか…実はウィリーさんはコンテストで入賞経験を持つボディビルダーなのです!
駆け付けた警察官と救急隊員は、ケガをしているのがウィリーさんじゃなくて男のほうだったことに驚いたそうです。
状況がつかめた警察官たちはウィリーさんを称賛!玄関で一緒に記念写真を撮りました。
ほぼ毎日ジムでのワークアウトを欠かさないというウィリーさんは、102㎏のバーベルを持ち上げられるのだとか。
「私は独り身で、高齢よ。でもね、私はたくましいの!」
そういって自慢の腕の筋肉を見せるウィリーさん。彼女のジム仲間は「ウィリーは怒らせちゃいけない人だよ」と話しています。
『年齢はただの数字』だということを身をもって証明したウィリーさん。これからもその調子でパワフルに長生きしてほしいですね!
[文・構成/grape編集部]