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佐藤浩市の妻ってどんな人? 思わず涙した妻からの手紙とは…

By - grape編集部  公開:  更新:

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数々のドラマや映画で活躍している佐藤浩市(さとう・こういち)さん。

高い演技力とクールなルックスで多くのファンを魅了しています。

そんな佐藤浩市さんの妻についてや、明かした夫婦生活を円満にする秘訣、息子とのエピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!

佐藤浩市の妻ってどんな人?

佐藤浩市さんは、20代の頃にモデルの女性と結婚し、1児をもうけますが離婚。

1993年に当時、舞台女優をしていた広田亜矢子(ひろた・あやこ)さんと再婚しています。

広田亜矢子さんは佐藤浩市さんとの結婚後、仕事を辞め、夫の仕事を陰でサポート。

その後、2人の間には1996年に長男が生まれ、現在、『寛一郎』という名前で役者として活躍しています。

そんな妻・広田亜矢子さんが、献身的に尽くしていたのは夫の佐藤浩市さんだけではありません。

2008年に佐藤浩市さんの母親が脳梗塞で倒れた際には、「お義母さんを自宅に引き取り、介護したい」と自ら申し出たとか。

そして、認知症が進行し、息子のことすら判別ままならない状態の姑を付きっきりで介護していたといいます。

優しい妻と出会い、結婚できて佐藤浩市さんは幸せですね。これからも妻のことを大切にし続けてほしいと思います!

佐藤浩市、妻からの手紙に涙

佐藤浩市さんが、2015年6月に映画『愛を積むひと』の初日舞台挨拶に出席。その最中、妻・広田亜矢子さんからの手紙が読み上げられるというサプライズが行われました。

この時、手紙を代読したのは同作で佐藤浩市さん演じる小林篤史の妻・小林良子役を務めた女優の樋口可南子さん。

途中、何度も声を詰まらせながら読む姿に佐藤浩市さんを始め、会場中が涙しています。

佐藤浩市の妻 手紙全文

浩市さん…心臓が飛び出るくらい、ビックリしていることと思います。すみません。

私はこの作品を見るのが、今日で3回目。きっとまた、客席で号泣していると思います。

もし自分が、夫より先に旅立つことになったら。ふと、そんなことを考えてしまいました。

良子さんのように大きな愛を持ったウソを、浩市さんや息子たちに突き通せるでしょうか。最後まで、あんなに強く凜としていられるでしょうか。罪を犯した若者を、大きな愛で許せるでしょうか。そして、自分がいなくなった後を想像し、あんなに優しい手紙を書くことができるでしょうか。私には、とても自信がありません。

結婚した当初、身体があまり丈夫でない私は、「自分が死んだら、保険金で好きな映画を作ってね」と、あなたにいったことがありました。

もちろん当時は、まだ若く、死という存在が遠くにありました。でも、自分が浩市さんよりも、先に逝ってしまうような気がしたのは本当です。

今の私は、違います。篤史さんと似ていて、役者の仕事しかできない浩市さん。あなたを残して旅立つことは、家族はもちろん、事務所のマネージャーさん、映画関係者のみなさまに、とてつもないご迷惑をおかけすることになり、それを思うと、とても先に逝くことなどできません。

この作品を通じて、命には限りがあるということを痛感しました。当たり前の日常が、突然なくなることもあるということも。その時、後悔しないように、健康を大事に、感謝しながら、大切な家族や大切な方たちとの時間を丁寧に過ごしたいと思います。

23年前に浩市さんからいただいたお手紙にあった「僕は一生あなたの味方です」という言葉を、今も忘れません。私の一番の味方は、浩市さんです。だから、どんな困難も乗り越えていけます。これからも、家族でいろんな形の愛を積み上げて、たくさんの笑顔につなげていきましょうね。

『愛を積むひと』は、ご夫婦はもちろん、恋人たち、子供の立場から、そして迷える若者と、幅広い層のお客さまの心に残る作品だと思います。1人でも多くの方に見ていただいて、もう1度、大切な方との人生を見つめ直すひとつのきっかけになるといいなと思います。

浩市さん私は、浩市さんを1人にしないように、浩市さんよりも1日でも長く生きることを約束します。

手紙を読み終えた瞬間、観客席からは温かな拍手が。同時に夫婦の絆に感動するあまり、すすり泣く声もあちらこちらから聞こえていたといいます。

佐藤浩市さんも目を真っ赤に腫らしながら「暑いから汗かいちゃってね」と照れ笑い。愛する妻からの手紙に「文字ってまた違う気持ちの伝わり方がある。ありがたいものですね」と感謝を語っています。

この手紙から、佐藤浩市さんが何よりも妻を大切にしていること、そして妻の広田亜矢子さんも夫のことを心から愛していることが伝わってきます。

まるで恋愛映画に出てくる恋人のように強い絆で結ばれている2人。これからも『おしどり夫婦』として末永く愛を育んでほしいですね。

佐藤浩市 夫婦円満のコツを語る

佐藤浩市さんが、2015年に行われた映画『愛を積むひと』の新婚カップル限定試写会に出席。

同作で佐藤浩市さんは妻に突然先立たれ、路頭に迷う男を演じていることから、その主人公の体験になぞらえ、夫婦がうまくいくコツについて語っています。

当然みなさんもそうでしょうし、僕も含めて、現実は現実で(死ぬということは)必ずあるわけで…わざわざそんな話をしなくてもいい、そう思って生活って日々送れるものなんですよね。

まだ関係ないかもしれないけど、いずれ自分たちが直面しなければならない問題になった時に、なんかそういうことを普段考えていると多分、相手に対する優しさとか思いやりとか、毎日毎日朝起きて、当たり前のように横に寝ている人がある日突然いなくなったら…そう思ったらやっぱり、分かっていても朝起きるたびにそう思うんですよ。多分そうなんじゃないかな…。

隣にいる人が必ずしも当たり前の人じゃないんです。当たり前にいてくれる人じゃないんです。一緒にいれるための努力をやっぱりお互いにしなきゃいけないんだなと…。

一緒に過ごしていくための努力をお互いに惜しまないことが、夫婦生活を安定させるコツだと説いている佐藤浩市さん。

この説得力あるメッセージは、会場に呼ばれていた新婚夫婦たちの心に深く刺さったようです。

佐藤浩市 息子への教育が独特?

佐藤浩市さんの息子で俳優の寛一郎さんが、2020年11月に行われた出演映画『泣く子はいねぇが』の特別上映会で父親とのエピソードを語っています。

すごく好きだったんですよ。あの…おっぱいが。ちっちゃい頃ですよ。今もですけど。

すごい乳離れするかしないかっていう時期ってやっぱ来るじゃないですか、子供って。そういう時に多分乳離れさせなきゃいけないと思ったんでしょうね。

あの、親が。母親の乳にですね、父親がすごい怖い顔を書いて落書きしたんですよ。

佐藤浩市さんは、息子をどうにか乳離れさせるため、妻の乳房に子供が怖がる絵を描いたそう。

そして、まんまとその落書きを目の当たりにした寛一郎さんはトラウマ級のショックを受け、無事に乳離れすることに成功しています。

父親のユニークすぎる子育て法を明かし、会場を盛り上げていた寛一郎さん。一時、親子の不仲がささやかれたこともありましたが、どうやら無用な心配だったようです。

妻を始め、家族のことを誰よりも愛してやまない佐藤浩市さんには、これからも元気な姿で活躍し続けてほしいと思います。


[文・構成/grape編集部]

出典
@aitsumu_movie

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