火災が起きた動物保護施設で犬猫を救出した男性 その後、人生が変わる展開に
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すき家で注文した『税込2190円』のメニュー 見た目に「高嶺の花」「これはたまらん」2024年12月18日、「すき家に1900日以上通ってるワイが、最近おいしかった料理を紹介します」というコメントとともにXに1枚の写真を公開したのは、『すき家』に足繁く通っているマナリス(@manarisu9475)さん。同日、マナリスさんが注文したのは、ご飯の上に牛肉ではない食材がのっているメニューでした!
- 出典
- W-Underdogs/CNN
クリスマスが近付く2020年12月18日、アメリカ・ジョージア州の動物保護シェルター『W-Underdogs』で火災が発生しました。
火災が起きたのは午後で、『W-Underdogs』の創設者であるグレイシー・ハムリンさんはちょうど外出していて不在だったのです。
シェルターには16匹の犬と猫が収容されていて、彼らは自力で逃げ出すことができません。
しかしある人物のおかげで動物たちは助かりました。
その人物とは、路上生活をしているキース・ウォーカーさん。
海外メディア『CNN』によると、キースさんはグレイシーさんと知り合いで、愛犬の『ブラボー』を毎晩『W-Underdogs』のシェルターに預かってもらっているのだそう。
この日、キースさんはブラボーを散歩に連れて行くためにシェルターへ向かっていたところ、建物が燃えているのに気付きます。
キースさんが着いた時には建物はすでに煙に包まれていましたが、彼は意を決して中に入り、ブラボーだけでなく収容されている動物たちも救出。
その素早い行動のおかげで、6匹の犬と10匹の猫全員が無事でした。
キースさんは『CNN』の取材でその時のことを振り返っています。
現場に到着した消防隊員は、動物たちを避難させるため動物管理局に助けを要請しました。
しかしその時にはすでにキースさんが建物に入り、すべての動物たちを救出していたということです。
グレイシーさんは「私の動物たちを救ってくれたキースさんには感謝してもしきれません。彼はヒーローです」と感謝を述べています。
出火原因は電気機器によるもので、火は建物が全焼する前に消し止められたものの、住める状態ではなくなりました。
しかし幸いなことに『W-Underdogs』のシェルターは火災が起きた日から1週間後に引っ越しする予定だったのです。
新しい施設が引っ越し可能な状態になるまでは、ボランティアの協力によって動物たちは安全な場所で過ごせることになりました。
またこの出来事によってキースさんへの称賛の声が上がり、彼のために寄付金サイトが立ち上げられました。
開設から約10日間で目標金額の5千ドルを大幅に上回る8万2千ドル(約836万円)以上が集まっています。
現在53歳のキースさんは13歳の頃から路上生活をしているのだそう。
自らの危険を顧みずに動物たちを助けた心優しいキースさん
この寄付金によって彼とブラボーは安心して暮らせる家に移り住み、よりよい生活を送れることでしょう。
[文・構成/grape編集部]