「今日中に帰るの無理っぽいな…」 漫画で描く『トラック業界の問題』に反響
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元トラックドライバーの経験を生かした、さまざまな漫画をXで公開している、ぞうむしプロ(@zoumushi_pro)さん。
2026年5月5日、トラックドライバーが荷物の積み下ろしを待っている『待機時間』に関する漫画を描き、話題になりました。
主人公のアベミツオは物流施設に到着するものの、順番待ちを余儀なくされ…。
25台待ち? トラック業界の『待機時間』について描いた漫画
車内にあらかじめ、電気ポットやドリップコーヒーを用意していた、トラックドライバーのアベ。
コーヒーで一息つく時間を作っていました。
待機時間によって、日を跨ぐことになってしまうとは、驚きですね。
車内でカフェスタンド気分 待機中のドライバー描いた漫画に反響
元トラックドライバーのぞうむしプロさんならではの漫画には、物流業界で働く人を中心に、さまざまなコメントが寄せられました。
・待機する場所の環境によって天国と地獄に分かれますよね。トイレができるかなど。
・待機時間の長さにキレて、荷物を積み下ろさずに帰った人もいたなあ。
・カフェスタンドのアイディアはめっちゃいいですね!それでも、待機時間は疲れるし「トラックドライバーさん、お疲れ様です」と言いたい。
トラックドライバーを悩ませる『待機時間』とは? 作者にインタビュー
そもそも待機時間は、物流施設の人手不足などさまざまな要因から発生しており、トラックドライバーの拘束時間を伸ばしてしまうものです。
待機時間について「ドライバー不足になる原因の1つだと思います」と語る、ぞうむしプロさん。
grapeマンガ編集部が『待機時間でしんどい点』について取材すると、以下のように答えてくれました。
・待っている間も気が抜けない。
・構内でエンジンがかけられない配送先では、夏や冬がつらい。
・スムーズに卸せる配送先も待機がある配送先も給料が同じで反映されないこと。
・ルートが固定だと毎日2.5時間待機があり、年間にすると約600時間になる。
中でも、『待機時間が年間600時間になる』という点についてぞうむしプロさんは「ドライバーを続けるべきか、真剣に悩みました」と振り返っています。
一方で、漫画のように「構内がいっぱいで待機できない時、どこかで待ってくれたら連絡するよ」とドライバーを気にかけてくれる配送先はありがたかったそうです。
待機時間の削減に向けて法律改正も
なお、2026年4月1日から、トラックドライバーの待機時間は『1運行合計2時間以内』が義務化され、守られない場合、商品の発送や受け取りを行う荷主と物流事業者は指導・公表の対象となりました。
ぞうむしプロさんは以上の法律改正に「期待しています」とのこと。
トラックドライバーの労働環境が改善されることを願います。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grapeマンガ編集部]