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【日曜劇場『DCU』第6話感想・考察】横浜流星は何を信じる?吉川晃司の正体とは・ネタバレあり

By - grape編集部  公開:  更新:

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ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。

2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。

ついに成合(吉川晃司)が瀬能(横浜流星)に接触。肝となる今作最大のミステリーが本格的に動き始め、どんどん目が離せない展開になってきました!

第6話の見どころと、動き出した成合の行動について考察していきたいと思います。

今回の舞台は水族館

DCUは水に関わる事件・事故を解決する組織ということでしたが、水=海、川、湖とは限らないのです。今回はなんと水族館!

溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見され、調べていくうちに殺害現場は、ある水族館であることが判明しました。

そこで働く、魚サプライヤーの木見一郎(加藤雅也)と水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)はいかにも不審な動きを見せますが、事件の証拠はどこにもなく頭を抱えるDCU。

しかし、水族館のアクリル板に入っていた傷が、被害者の身に付けていた婚約指輪によってできた傷だと判明し、被害者の婚約者であった木見が犯人が逮捕となりました。

指輪のダイヤが外れ、水槽の中のエイが食べてしまっていたというのは水族館ならではのトリックでしたね。

水族館プロデューサー・根岸那由は何者?

宝塚歌劇団の元花組トップスター・明日海りお演じる、水族館プロデューサーの根岸。

凛としていながらも裏があり、ミステリアスな雰囲気を醸し出す彼女の演技は、劇中においても並々ならぬ存在感を発揮していました。

根岸は新名(阿部寛)が去った後、とある人物と電話をします。その相手はなんと成合だったのです。第6話のみのゲストかと思いきや、まさかの展開!

その後もバーですれ違いに成合と情報交換をしていたり、どうやら密に連絡を取り合っているようでした。

瀬能の自宅に手紙が届いていたのも、成合本人がやったとは考えにくいので、彼の指示で根岸が動いていた可能性も考えられます。

水族館プロデューサーとは表の顔にすぎず、姿を現せない成合に代わって活動しているのかもしれません。

次回も彼女がキーパーソンとなり、ストーリーが展開されそうです。

成合は悪じゃない?瀬能の信じる道とは

新名(阿部寛)への不信感が拭えないまま、副隊長の西野(高橋光臣)が新名に協力し始めたこともあり、瀬能は一人モヤモヤを抱えていました。

そんな彼に、ついに成合が接近します。瀬能は動揺しながらも、成合にさまざまな疑問を問いかけますが、詳細は何も答えてくれません。

成合は自分を死んだことにし、15年間生きていました。そこにはきっと何か理由があります。ドラマ上、こういった場合に考えられるのは「何者かに命を狙われていた」ということです。

成合は何者かに命を狙われていたため、自分を死んだことにし、身を隠していた。そう考えると成合もまた事件の黒幕を追っているのではないでしょうか。

「私を信じられないのはもっともだ。だが、多くの人の命の関わることだ。今はそれしか言えない」

成合が瀬能に伝えたこの言葉。多くの人の命を救うため、彼もまたテロリストと戦っている…?

15年経った今、彼が動き出したのは何かまた大きな事件が起こる予兆なのかもしれません。

新名が身に付けている鍵のありかに、多くの人の命に関わる重要な何かが隠されているのは確かです。

瀬能は成合の言葉を信じるのか?彼の今後の行動にも要注目です!

笑いが止まらない!まるでコントのようなワンシーン

緊迫したシーンの多い『DCU』ですが、今回はコントのようなワンシーンが見られました。

それは水中でのアクリル板での実験シーンです。

証拠再現のため、交代でアクリル板に傷を入れていくのですが、水しぶきが飛んで、盛大に横浜流星の顔にかかったり、終いには指輪からダイヤモンドが無くなり、焦ってみんなで探すというもの。

高額なダイヤだっただけにヒヤヒヤしていた阿部寛の表情も見ものでしたね。

いつもの真面目な雰囲気とのギャップも相まって、出演者らの楽しそうな様子が伝わる、お茶目なワンシーンにほっこり。

そんな意外な一面も見せてくれた『DCU』。しかし、来週はさらに大きな事件が待ち受けていそうです。今後の展開から目が離せません!

DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送

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[文・構成/grape編集部]

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