『Dr.コトー診療所』が映画で復活 16年ぶり続編、吉岡秀隆が主演を続投
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2003年に放送され、最高視聴率22.3%を記録した大ヒットドラマ『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)が、2022年、映画で復活することが発表されました。
原作は山田貴敏さんによる人気漫画
同作は、山田貴敏さんの同名漫画を原作に、東京から離島に赴任してきた外科医『Dr.コトー』こと五島健助と、島の人々との関わり合いを通して命の尊さを描いたヒューマンドラマ。
今回の映画では、青い空と美しい海、雄大な自然に囲まれた志木那(しきな)島の舞台はそのままに、16年経った今も変わらず、島の人々と寄り添いながら生きる五島の新たな物語が描かれています。
『Dr.コトー』主演は吉岡秀隆が続投
16年ぶりの続編ということもあり、ドラマシリーズからのファンの期待もかかる今回の映画化。
主演は、ドラマで主人公の五島を演じた吉岡秀隆さんが続投するほか、監督を中江功さん、脚本を吉田紀子さんがドラマシリーズから引き続き担当することも発表されました。
また、撮影、照明、美術、音楽など制作スタッフも本作のために再集結したといい、ドラマシリーズのファンには嬉しい制作陣となっています。
また、今回の映画化にともない、主演を務める吉岡さんは「信頼しているスタッフ、キャストの皆さんと一緒に上っていきたいと思います」と意気込みを語りました。
吉岡秀隆 コメント
『Dr.コトー診療所』は、それまで20年間、純役を務めた『北の国から』が終わったタイミングで、連続ドラマがはじまりました。
中江監督が純のイメージを変えて、役者として新たな命を吹き込んでくれた作品なので、僕にとってはとても大事な作品であり、役でもあります。最初に今作の脚本を読んだ時は、本当に切なくて涙が溢れました。
この作品を映画にする意味や、16年の月日の流れも含めて、大事なものをスクリーンに映すために、監督、スタッフと一緒に作品を磨いています。
与那国島でのロケは久々でしたが、自転車で少し走ってみたらお母さんと小さいお子さんが「コトー先生!」と呼びかけてくれて…。
もう16年も経ってるのにこんなに幼い子がそう言ってくれるのがすごく嬉しかったです。
「ずっとこの島ではコトー先生はコトー先生なんだ」と思うと、とても嬉しかったですし、頑張らなくちゃいけないと思いました。
いろんなものを背負っていて白衣はまだ重いですが、クランクアップまでの長い長い坂道を、信頼しているスタッフ、キャストの皆さんと一緒に上っていきたいと思います。
映画『Dr.コトー診療所』は、2022年12月16日、全国公開予定。
ほかの出演者やストーリーなど、続報にも期待がかかります。
[文・構成/grape編集部]