15歳の犬の安楽死を求めた飼い主 理由に耳を疑う「理解できない」
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人間と同じく、動物も歳をとります。加齢によって健康上の問題が出てくるのは自然なことです。
メス犬のネティは2010年にアメリカのペンシルベニア州にある動物保護シェルターから里親に引き取られました。
それから12年が経った2022年、飼い主が15歳になったネティをシェルターに返してきたのです。
理由を聞いたシェルターのスタッフは耳を疑います。
飼い主は「高齢になったネティが失禁するから」という理由で、愛犬を手放したのです。
海外メディア『Bored Panda』によると、飼い主は「ネティを安楽死させてほしい」といったそうです。
シェルターの獣医がネティを診察し、薬を飲ませたところ、失禁の症状は改善してきたとのこと。
しかし、飼い主はネティの治療費や薬代を払うことを拒否したといいます。
まだまだ元気に生きられるであろうネティ。その命を絶つことに同意できなかったシェルターのスタッフたちは、SNSにネティについて投稿しました。
「この高齢の女の子は、最後の日々をシェルターで過ごすことになる可能性があります。私たちはそれを望んでいません。この子が残された日々を過ごせる家を探しています」と、新しい里親を募りました。
投稿には飼い主への非難とネティに同情する声が多く寄せられました。
・悲しいことだ。失禁は高齢犬にはよくあること。もし人間のパートナーなら、そんな理由で追い出すのか?
・12年間も一緒に暮らした犬を手放すなんて。理解できない。
・かわいそうに。この犬を無条件に愛してくれる人が見つかりますように。
この投稿がきっかけでネティの状況は一転します。
投稿の2日後、ネティに新しい家族が決まったのです!
新しい家には3匹の高齢犬がいて、里親になったエイミーさんは獣医の助手なのだそうです。
ネティにとってこれ以上、ベストな家族はいないでしょう。
ネティはエイミーさんの家にすぐに馴染み、先住犬たちとも仲よくなって幸せに過ごしているそうです。
ペットは命ある生き物であり、人間のおもちゃではありません。
飼うと決めたら、ペットの最期の瞬間まで責任をもって世話をすることが飼い主の務めでしょう。
12年間も一緒に過ごした家族に突然捨てられたネティは、きっと混乱して心が深く傷付いたはずです。
新しい家族からの愛情によってネティの心の傷が癒され、残された日々を穏やかに過ごせるといいですね。
[文・構成/grape編集部]